水仙の写真いっぱい駆け足旅

2008年のウィーン学友協会黄金の間大ホールでのコーラスの演奏旅行でヨーロッパが大好きに! 駆け足の旅中心に綴ります

写真を「撮る」ことが好き^o^
主にスマホで、時々ミラーレスで
旅行では動くバスの窓から撮るのが腕の見せ所(笑)。
四角の枠に自分なりに考えて構えるのが楽しみ
思い出の昔の写真から日々の写真までアップしています

スペイン旅行7日目 トレド4 カテドラル・サントトメ教会

ホテルを出てから、午前中は皆で市内観光。ホテルから昨日帰ってきた逆を辿るような道順だった(笑)
先ずは路地を通ってカテドラルへ向かう。

シンボルの高い鐘楼が見えてきた

昨日夕焼けを見たカテドラルと市庁舎の間を入っていく

カテドラルの横にはアユンタミエント広場があり、この広場に面して建っているのがトレド市庁舎。トレド市庁舎は、画家エル・グレコの息子であるホルヘ・マヌエル・テオトコプリが設計したルネサンス様式の建物

ガイドさんから説明を聞く

この広場のの絵に水場があるが池ではなく、底には銅板の彫刻が施されている

建物が映るのを見越した建築になっている

広場には絵葉書を売る人などがいる。その前を通ってカテドラルの入り口の方に進む 人がこんなに小さい

正面ファサードには繊細な彫刻が施された3つの扉があり、左から「地獄の扉」「免罪の扉」「裁きの扉」と呼ばれる。中央の上には最後の晩餐がモチーフの彫刻が施されている

13.1210.9の側から降りてきたことになる 矢印の場所が正面の入り口
1:主祭壇 2:聖歌隊席 3:聖具室 4:新王の礼拝堂 7:聖職者の間 8:トランスパレンテ 9:モサラベ礼拝堂 10:宝物室 12:修道院の回廊

巨大なスケールのカテドラルは、13世紀に着工し約270年もの歳月をかけて15世紀に完成したゴシック様式の大聖堂。バチカンのサンピエトロ大聖堂、イギリスのセントポール大聖堂、スペインのセビリア大聖堂に次ぐ大きさで、何とカテドラル内には22もの礼拝堂があるそうだ。左のフランボワイヤン・ゴシック様式の鐘楼と、右のゴシック・ルネサンス様式のドーム型の塔が際立つ。


実はここは外側を見るだけの予定だったのだが、中に入りたいという希望が多かったので入れることに!! ラッキー(^^♪。昨日のトレドについた時間ではもう閉まっていてに入れなかったので嬉しい。


入るとまず、高い天井がその広さを物語る。

750枚のステンドグラスがあるとのこと

トレドの守護神である白いマリア像

主祭壇柵の中

素晴らしい細かく美しい彫刻がびっしりだ! 天井付近のキリストとマリア、誕生の像…高さが約30mもある主祭壇から見守る。ほかにもキリストの生涯を綴った「新約聖書」の20場面がびっしりと描かれている

その豪華絢爛な下の祭壇でミサが行われる

天蓋にもステンドグラスから光が差し込む

この対面には聖歌隊の席が並んでいて、椅子の一つ一つにはそれぞれ異なったキリスト教の再征服運動(レコンキスタ)、終結したグラナダ戦争がモチーフの彫刻が為されている。椅子もそうだが、その上の像たちも皆違うのには驚く。

パイプオルガンの作りも凝っていて曲線に飛び出ているのがまた美しい。この中心にも白いマリアの像がある

両面にパイプオルガン…この広い教会にどんな響をするのか聞いてみたいものだ

主祭壇の裏側には、トランスパレンテと呼ばれる透かしが施された祭壇衝立がある

聖母マリア

天蓋からさす自然光が照らす天使のフレスコ画と周りを囲む彫刻、そしてまた人々のフレスコ画と、ちょっとシツコイ位の^^;飾り方だ

こてこての飾りは迫力があって、あちこちの場所から撮ってしまう(笑)

彩色もほのかでそれぞれは派手ではないのだが、こう集まるとスゴイ

壁面の、天使の輪がキンキラの衝立も素晴らしい

どの彫刻も細密で美しい

新国王の礼拝堂。入口にはカスティーリャ王国とレオン王国の紋章が描かれている

進む出入り口のアーチも重厚だ

こんな風に個別に沢山の礼拝堂がある

迷いそうな規模に圧倒される

どこまでも続く…ように思われる(笑)

これでもか、というほど素晴らしい設えの物が続くのだが、その大きさに、緻密さに、数に圧倒される

宝物室には様々なお宝が展示されているが、これは純金と純銀製で本物の宝石があしらわれた聖体顕示台。高さ約3m、重さ約200kgと巨大で、年に一度外に運び出されて聖体行列を練り歩くそうだ。

地下に入ったり中段になっていたり立体的でもある

奥にあるのが、聖杯や聖衣などを保管するための部屋である聖具室(香部屋)で、著名な画家による宗教画がたくさん展示されている。

聖具室に入ってすぐの部屋の正面に飾られているエル・グレコ作「聖衣剥奪」は特に有名

部屋の天井いっぱいに描かれた「聖イルデフォンソの昇天」ルカ・ジョルダーノ作は、フレスコ画と浮彫の彩色された像で構成されていて、素晴らしかった

モサラベ礼拝堂

広いとは思っていたが、その内部の展示物も内容が濃くて、思った以上に見るものが多かった。しかしイスラムの飾りとはまた違う細かさと緻密な飾りには圧倒された。


カテドラルから5分ほど歩き、

サント・トメ教会に到着。開いた窓の形はイスラムそのもので、壁もかなり古い雰囲気を醸し出している。サント・トメ教会は、14世紀に建てられたムデハル様式(イスラムとキリストが融合した建築様式)の建物で、入口の三連アーチが特徴的。小さな教会だが、エル・グレコの大作「オルガス伯爵の埋葬」が有名。ただし撮影は禁止だった。

変な建物だなぁと思ったら、鐘楼と一体になっているサント・トメの建物だった(笑)

路地を通って街歩きが続く 昨日あちこち迷いながら進んだ逆さまのルートだ(笑)

通ったよ、この道ぃ~。1本道が違うと、意外ににこの辺りにはお土産屋さんも多いらしい

皆で、紹介のあった彫金のお店へ 作業が見学できる

ここも通ったぞー

マジパンの有名なお店があり、その中にある人形が有名というか、ちょっと不気味?(笑)


工事中の家などがあると興味津々、どういう作り方なのか面白い。やはり寒暖の差は大きい場所の壁だ(笑)

坂が多い

ここから先はまた崖になっている

わんこは人気者

はいはい、ここねー(笑)

ここまでくるとまた違う方向の崖に近くなってくる そうです、これ! エスカレーター ガイドさんが案内をしてくれている「下に参りまーす」

すごいもんだ、何段かに別れてい
カクカクに見えているのがエレベーターるとはいえ、外でこの高さをエスカレーターが通っているなんて!!

昨日の道より下の出入り口に出ることになった

建物が大きいので距離感がつかみにくいが、カクカクに見えているのがエスカレーター

13世紀ころからの城壁で、確かに時代を感じる

ちょっとした広場になっている 昨日は真下過ぎてわからなかった

ここからバスに乗り、新門付近の案内所のロータリーを回ってトレドをあとにする

ありがとう、トレド! 路地だらけの要塞都市を存分に回った(迷った)

ここからが大したもので、このトレドの街を川の向こうから見るという企画が!!
朝通ったアルカンタラ橋から見た蛇行している場所の横を通った

ファネロ通りからジュアネロロンダ橋を渡ってアルト自動車道へ向かう。朝通ったアルカンタラ橋や、中に入れなかったサン・セルバンド城が見える

高台からトレドの街全体を見渡せるのだそうだ

すごい~、遠くから見ると丘に地要塞都市が築かれたんだと、改めてわかる。 
右のアルカサルと、左のトレド大聖堂が一番目立つ、美しい

さよなら、素敵なトレド! よく歩いた(笑)

そしてスペイン旅行最後の地、マドリッドへ続く


とめどなく続く写真にお付き合いいただき感謝です_(._.)_

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