水仙の写真いっぱい駆け足旅

2008年のウィーン学友協会黄金の間大ホールでのコーラスの演奏旅行でヨーロッパが大好きに! 駆け足の旅中心に綴ります

写真を「撮る」ことが好き^o^
主にスマホで、時々ミラーレスで
旅行では動くバスの窓から撮るのが腕の見せ所(笑)。
四角の枠に自分なりに考えて構えるのが楽しみ
思い出の昔の写真から日々の写真までアップしています

有料老人ホームサニーライフ王子との闘い始まる

旅行の写真アップではありません。どうしても怒りが収まらないので、愚痴を吐き出します。気持ちの良い話ではないので、?という方はスルーしてください。


母は最初は病院で寝たきりの父を看ながら福岡で一人で暮らしていたが、6年ほど前に認知症を発症してそれも無理になった。14年ほど前父の認知症が発覚して以来、私は1か月半に1度の福岡への行き来をしていたが、福岡・東京の介護の方たちが環境変化は良くないと止めるのを無視して私の所に引き取った。父も祖母も認知症だったので、症状はそれぞれ違うけれど大体わかっている。立つこともおぼつかない程だった母は、私たち家族の中でデイケアに通ううち随分回復して、知らなければ普通に見える程度で過ごしていた。


ただやはり、高血圧の薬の二度飲みや見当識障害など認知症の度合いが濃くなり色々危ないことも出て来て、2年前朝霞の施設に入って行き来するようになった。私が、母の薬飲んだったけ?攻撃で夜中眠れなかったり、医者に通うにも散歩するにも途中の道すがら草花を手折るのを見張ったりするのに疲れたのもある。医者からこのまま母を見続けると、私自身の認知症発症が早まる、といわれたのも大きな決心の原因だった。


たったこの2年ほどで私も歳をとってしまった。ニトロやリリカ、眠剤など薬も増えた。一人で行き来するならまだしも、母を連れてとなると荷物を持ち、勝手に左通行なのに逆向きに突進する母と一緒だと大変になってきた。それに加えて、施設の歯医者検診の介護士さんが、母と私が並んで歩いているときにいきなり母の部分入れ歯を「これですが」と、口から引っ張って取り出したのがとてもショックだった。物扱い…そんなものだと自分に言い聞かせても、施設自体に行きたくなくなってきた。乗換2回で、池袋を通るので母を保護しながら人混みを分けて(波に乗ろうとしない(=_=))歩くのも怖くて結構なストレスになる。私の方が先に逝くことだってあるかもしれない。思い切って近い施設に変わろうと思った。


それで色々検討し見学した中で、一番近い王子のサニーライフに決めた。今年の4月にできたばかりで綺麗なマックス204人入れる大規模施設だ。ただ、関連施設は全国に116施設を展開しているが、良いばかりではなく関連施設がTVやネットでたたかれたこともある。家から30分程度になり、今まで月に最低2回の行き来がもっと何度も行けるのは大きな利点。10月20日に移転した。


入所に先立ち、10月2日に朝霞の施設の解約手続きを何事もなくスムーズに済ませ、3日に正式にサニーライフの色々な説明を受け契約書を交わした。
その母の新しい施設「サニーライフ王子」に疑問と怒りを感じている。


30日は都立駒込病院での大腸癌術後検査で、29日に迎えに行くと、注文していなかった6000円もする靴に名前がマジックで書かれておいてあった。なんじゃこれは? 聞きに行くが「私は書類の指示通りの葉中をしただけですから」とらちがあかない。翌日も来るのでそのままにして30日に送っていった。持って行った長袖の衣料に入れ替えようとタンスを開けたら、新しいラクダ色のマジックテープ着脱の肌着が6着、派手な花柄のピンクの寝間着が3着、タオルが5枚、ソックスが4枚入っていた。これは一体なに? 聞きにいったところ「緊急用衣料で、救急で運ばれるようなことがある時の為に購入してもらっているものでしょう。私は施設長からの書類の通りにしているだけです」といわれた。

このグループ施設では「新入居グッズ・衣料品」として、色々な物を販売している。「入居の皆さまに購入していただいています」と言って…
靴6160円、電気シェーバー4,685円、空気清浄機23,100円、マッサージ器39,600円、緊急用食料5,080円、体温計2,200円、整髪ブラシ550円、プラ収納3段box 6,360円、デジタル温湿計3,500円、洗濯ネット700円、プラコップ880円等々…全部買ったら97,090円になる。

契約の時「うちは他の施設からの転居なので、ほぼ全て持っていて必要ないけれど…」と言うと施設長が「これは不要ということですね」と言ったので「そうして下さい持ってますから。ただ、感染症防御の為に皆に買って貰っていますと言われるなら、空気清浄機だけ購入します」という契約にした。高いと思ったけれど、皆さんに買ってもらっているという最初のグッズを全て要らないことにしたので、施設全員の体に関わることだからこれくらいはと思ったのだ。ただ緊急用衣料の話は聞いていない。


帰り際に窓口のケアマネさんにも「緊急用下着と寝間着なるものが、購入グッズとしてあることも聞いていないのに、母の名前をマジックで書いてタンスに入れてあるのはどういうことでしょう? 施設長さんが、契約の時グッズは不要ですねと言ったのに」と聞くと「私たちは書類に沿って業者に発注しているので、施設長がどうハンコを押したのか、要らないといわれる物をどうするのかは施設長が決めますので」との返事。施設長に直接言ってくれと言うことだが、私たちはこの施設の代表者と契約したのだから、施設の人は同じ対応をしてくれないと、と思うが、言っても仕方ないことに参る。


実は母は高血圧で、24日「血圧の上が180を越えているので担当医院に連絡して経過観察しています」と医療チームから連絡があった。多分甘いものを一度に食べたのが大きいと思う。前の施設でも、お饅頭を数個一度に食べた時と飴を1袋一度に食べた時に200越えた時があった。
普通の3時のヨーグルト等の他に、係に誘われて食堂での有料のお茶とケーキ制度がある。「うちはいらない」と言っていたのに「ご本人が何故自分にはないのかと何度も聞かれるので今日は出しました」と23日に生活部から連絡があった。29日に行った時に母の机の上に施設内をワゴンで希望者に販売するシステムで売っているお菓子の袋があった。「私が行く時に随時おやつは持って行きますから利用しません、と言ったのに…」それらは生活預り金から引かれるのだろうか、請求がある迄わからない金額になるのは困る。施設には生活預り金として10万円分を先渡しして、トイレットペーパーが切れたとか何か入用品があればそこから出して月10万を維持する制度があるのだ。


一体何なんだ? 近いことを最優先にしてこの施設に決めた自分に一番怒っている。
これはどういうことか、改めて31日、注文していない衣料セットの事中心に、午後主人と話しをしに行った。「緊急というのはどういうことか」というと「施設内で失禁などの緊急事態の時」と言うので「緊急用というなら替えは10枚以上準備しているし、近くなったので1時間以内に足りないなら購入して持っていける」「もともと注文していない品なので要らない」と話すが「替えは必要ですからこちらで預かっておきましょう」等聞く気がないようで、話にならない。
あとはもう書面で出すしかないと考え、出直すことにする。ただ、何を頼んだことになっているか怖いので「新入居グッズ申し込み書があるのならコピーをください」と言うと、次回用意するとのこと。
よごしてはいけないし紛らわしいので、注文していない衣料一式と靴を大きな袋に入れて180㎝ほどのロッカーの上に乗せて帰った。

2日、一度様子を見に行くとコピーをくれたが、何と母の靴のサイズはMなのにLを頼んだことになっており、その6,048円と空気清浄機22,680円、緊急用食糧5,080円に〇がついていて(つけた覚えなし)合計が63,380円になっていた。合わせてもその価格にならない不思議な書類だ。これはもう対決しかない。


サニーライフ全体の苦情相談所に電話で、新入居グッズの購入義務はないことの確認を取り、主人と考えた。不要だから要らないことの確認、注文していない衣料品の回収、日常の事としてお茶と称した有料のお菓子・ワゴン販売のお菓子は高血圧の為一切購入しない旨などを、嫌だけど「どなたかが気を利かせて注文してくださったのかもしれませんが」との柔らかい言い回しにして、でもこれまでの経緯を踏まえて「緊急用食糧」以外全ては「不要で購入致しません」と作成。4日母を散歩に連れ出しに行った時に渡した。


部屋に行くと、母のソックスが母の物でないことに気づき、もしやと肌着を見ると、注文していない例の「緊急用に使う」と言っていた肌着を着せられていた。やられた!! 敵もさるもの、わざわざ手が届きにくいロッカーに乗せたのに、下ろして着せてまた袋は戻したのだ。これには頭に来た。母の物に着替えてもらい、注文していない全ての衣料品と既に着せられていたもの(ナイロン袋に入れて)をまとめて事務室に持って行く。


支配人は他の入居予定者の説明だというので、よっぽど「気を付けないと不当に注文していない物を売りつけられますよ!!」と叫びたいところだったが我慢。事務室に入ろうとしたら「困ります出てください!」と押し戻された。私としては、今から入るかもしれない人に苦情を言うのを聞かせたら悪いのではないか、と要らない気を遣ってしまっていたのだ。


ケアマネさんに「何故注文していないものをタンスに入れ、わざわざ汚すといけないと袋に入れて手の届きにくいロッカーの上に別にしていたものを、緊急時のものだと言いながら替えはいくらでもあるのにそれから着せているのですか?これは引き取ってもらいます」と押し付けた。「私ではわからないので」と、もごもご言っていたが知ったこっちゃない。


散歩の後、部屋に戻って「自分の服だけしか着ちゃだめだよ。付箋を貼ってる引き出しだからね」と開けたところ、一度洗濯された下着がもう1枚入っていた。今日午前中お風呂だったので既に昨日着せたのを洗濯して入れたのだろう。流石に頭にきた。帰り際支配人に「一体どういうことか、さっき注文していない衣料品と着せられていた肌着を回収してもらいましたが、これもタンスに入っていましたよ」と突っ返した。流石に怒り心頭で怒鳴ってしまったが…彼は私たちが出した書類を持っていたので「話をきいていただけないので書面にしました。対処していただけますね?」とつい声を荒げてしまった。支配人は「お菓子の件は対処させていただきます」といった。他の件はどうなのか問うと「調査して対応させていただきます」と言う。


驚いたように見えたが、そんなふりをしていたのかもしれない。蛇みたいな人だ。これはもう区か都に言わなきゃならないかもしれないなと思ったが、とにかく書面は渡したし、衣料も返した。「信頼してここに決めたのだから(とは思っていないが)ちゃんとしてもらわないと!!」と声高に念押ししてイライラしながら帰った。しかし途中の道で「衣料を回収してもらった確認を取らないと、なかったものとされるかもしれない!」と思って引き返した。受付の事務の女性に「衣料品を返した証明のサインを欲しい」というと「〇〇さんの衣料を預かりました」と書いてあるものを持ってきたので「これは違う。これでは母のものを預かったことになるが、母の物ではない。注文してないのに置かれていた衣料」ですから、と言うと「未購入の衣料」と書き直した預かり書を持ってきたので、それを貰って帰った。


くたびれ果てた。でも私としては精いっぱいの対応だった。
いかに普段、のほほんと普通に幸せに暮らしていたかである。オカシイ事に対してすぐにはっきり「違う」とその時にいわなければならないのだ。当たり前だけど…。これからどうなっていくかわからないが、また6・7日は母の大学病院の検診なので迎えに行く。あんな支配人など見たくもないし、紋切り型に「私たちではわかりません」という人達など見たくもないが…


母のトイレ待ちしていた時、扉の前で茫然としていたらしい私に、入所の時に紹介があった医療部の女性が「大丈夫ですか?顔色が悪いですよ。休息室がありますから、休まれますか?」と言ってきた。「注文していない品がタンスに入れられていて、頼んでいないといっても聞いてもらえず困っているのです。何が何だか、納得できないことばかりで」というと「それは変な事ですね、戸惑われて当然です。何かあれば私たちは相談員ですから話してくださいね」と親切に言ってくれた。


多分本当に彼女たちはそれぞれ自分達の持ち分に誇りを持って頑張っているのだろう。いやこれもお芝居で、こんなことはしょっちゅうなのでは?と勘ぐってしまう。書類についても書いた覚えのない申し込みのコピーに自分のサインがあると、本当に私が書いたのかなと不安になってしまう。本当にどうしてこんなことになっているのか…とにかく話の通じない人に怒っても仕方ない。ただおかしいことにはおかしいと言い続けるだけだ。
支払いが不当と思っても、結局6万から10万位は取られてしまうかもしれないけれど、すぐ行ける場所になったことだけは確かだ。


とはいえ認知症はよくはならないし、体も衰える。母に散歩を強いたり何かやらせることが正しいのかわからなくなる時もある。眉間に皺を寄せて「私はボケたんだろうか? 何が何だか分からないのよ。ここにはいつからいるの?いつまでいるの?」とすぐ前の事を忘れる。少し歩くだけで「もう足が動かない、歩けない」と訴える。そして私も、多かれ少なかれ生きていたら25年もすれば母のようなことになるのだと思うととても怖い。
人はなんで自分がボケることを知っちゃったかなぁ…


主人はジャズフェスティバルに出ているので、帰っても一人だ。帰りがけに天やで天ぷらを買い、出来合いの焼きそばを買い、チーズを買って全て食べた。普段あまり食べないショートケーキとサンドイッチも買ってきて食べた。美味しくもなんともなく、ただの喉まで埋まった感じがするだけだ。食べることでイライラが解消するのかイライラするので食べるのかほとほと自分が嫌になる。
いつも問題が起きるとそれから逃げるように、大学に編入して勉強に逃げたり、実力以上のコーラスに入って四苦八苦したり、力も技術もないのに上級講師の試験を受けたり…


でもとにかく今は何かに吐き出さないと私が壊れる。書くことで少しでも楽になるかもしれない。眠っても、母が人の庭の花を摘んでいるのを追いかけて止めさせたり、亡くなった父がどこかにふらふら行ってしまって追いかけたり、ちっとも休まる夢を見ないのだもの。


もう少ししたら(笑)話にできると思います。できたらいいなぁ…
そういう言い訳で、超「私」ごとをぶちまけさせていただきすみません。皆さん、サニーライフには注意しましょう(笑)

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