インターラーケンからユングフラウヨッホへ
このコースにはスイスでユングフラウ鉄道でユングフラウヨッホ・スフィンクス展望台に行って世界の屋根を見る観光が組み込まれていた。本当は夏のシーズンならハイキングなども楽しめるらしいが、やはり「雪」を見たい。でも吹雪く季節は外に出られないので丁度3月末は値段も景色も私たちにとっては美味しい時期だった。
例によって朝8時過ぎには駅に到着。ここでしか飲めないという炭酸飲料を買って乗り込む。丁度春スキー遠足の学生たちも一緒になった。子供達を見るとなぜかこっちもにっこりしてしまうのは不思議だ。何せ彼らは元気でいい。
本当に突然のそびおたっ山々、ふもとですでに(@_@;)
この黄色い電車で出発。荷物エリアが広く、スキーの道具だけでなく自転車もOK
社内はすっきりしていてとても綺麗だ
盆地というか、とがった山々のふもとが街になっている。春が進むと緑が濃くなって花が咲くんだろうなー
途中、列車を乗り換えて雪の残り方が深い、もっと高い地域へ進む
除雪車の倉庫。そろそろ除雪車の出番も減って、本格的な春が近い
スキーの怪我も多いようで、駅には簡易病院が設置されている
紫外線がきつい聖?インディアンのテントみたいなのが駅のホームに沢山設置されていて不思議だった
救助犬は写真撮影と寄付に大活躍 もふもふの毛に小さな気付けの為のお酒入りの樽を首に下げて可愛い。
広い窓から見える、突然そびえる岩山が圧巻。よくこんなところを鉄道が走っていると思う。初めに開発した人たちに拍手あるのみ。
一瞬に雲がそこまでおりてきては走って行く。山の天気が変わりやすいというのがよくわかる
ヨーロッパで一番標高の高い駅「ユングフラウヨッホ」に到着。
搭乗員さんから、「嬉しいとは思いますが①大きな声を出さない②走らない、を守ってください。高山病は怖いですよー」と重々注意される。そのくらいの標高迄来たのだ
万年雪のエリアを掘って作られている部分もあり、こおりのトンネルになっている道がある。そこを奥まで行くと、展望台へのエレベーターがある。その発想がすごい。
展望台にはエレベーターまで行く間に氷の通路が続く。展望台の真下には売店があり、外気の温度やあらしの様子をモニターTVで刻々変わる様子を映している。エレベーターで上がるとまずガラス張りのエリアがあり吹雪を防いでいる。扉の外は本当に山の上。風が強くスカーフで帽子などは留めないと吹き飛ばされる。空気は冷たく、雲がどんどん流れてあっという間に変わっていく。
やはり外は格別だ、感動!!
一瞬雲が切れた時には青空に世界一級の雄大な山々の姿が拝める。本当に、よくこんな場所に展望台を作ったものだ。
初体験ばかりで感動したけれど、やはり標高が高いせいかとても怠くなる。山の中をくりぬいた駅、さようなら。