水仙の写真いっぱい駆け足旅

2008年のウィーン学友協会黄金の間大ホールでのコーラスの演奏旅行でヨーロッパが大好きに! 駆け足の旅中心に綴ります

写真を「撮る」ことが好き^o^
主にスマホで、時々ミラーレスで
旅行では動くバスの窓から撮るのが腕の見せ所(笑)。
四角の枠に自分なりに考えて構えるのが楽しみ
思い出の昔の写真から日々の写真までアップしています

押し花の話 続き

7月に押し花の体験教室に行って、お花が綺麗で気持ちがほぐれたので、初心者コース3日間にも参加する事にした。
◎1回目 自分で持って来た生花を使って押し花を作る
最初の日は前日までにA4の大きさを覆える位の生の花を用意して持って行く。しかし全く忘れていて、夜11時頃に気づく。生協は23時で閉まったし朝10時半に新宿なので、朝どこかのお店で買うには未だ開いていない。いつもはマンションの1階のマーケットが25時迄開いているのに今日に限ってお休み。どうしよう…急いで自転車で行ける範囲でまだ開いている店を探し自転車で移動。
しかし最初は一重や薄い花を持ってくるように言われているのに、花屋さんの花は大きすぎで肉厚な花が多くて不向き…どうしよう。


近所の花事情に詳しいので、何処のおたくに今何々の花が綺麗等は分かる。とはいえ、よそのお家の庭の花は勝手に手折るのは犯罪…仕方なく帰り道の歩道脇の雑草などを物色しながら、誰も歩いちゃいないが周りを気にしながら、野の草を物色するアヤシイオバサンの出没となった。何とか日日草

松葉牡丹

ヒメジョオン

カタバミ

ハゼラン

サルビア

ルリマツリ

等をゲット。タッパーにシートを敷き水分を含ませてそこに花を入れ、12時過ぎてやっと寝ることができた ホッ(>_<)
翌朝は送られていた用具を持って出かける。


先ずは、押し花の作り方の基本を色々と教えて貰う
始めは花びらが一重で薄めの物が取り扱いしやすいとの事。花の先だけにして杉野先生考案の「乾燥マットマルチ」セットの上に押し花和紙を挟んで乗せる。それを重ねて、これも先生考案のベルト付き押し板に挟むと3日~1週間で乾燥するらしい。


今日は、事前に配られた乾燥させて出来上がった「押し花pack」を使って、粘着性の薄紙がセットされている「まごころはがき」にアレンジする。最初に色々とアレンジをどうするか考えて花を置き、ピンと引っ張って圧着。きちんと色を出したい花の上にグルーレジンを塗って発色と撥水を上げて仕上げる。お花はピンセットで掴んで配置するのだが、これが結構難しい^^;。花を1つ使っても、花びらにして使っても好いと言われるけれど、それもまた…それでも何とか先生の見本等を参考に明るい感じで作ってみた。初めてなので、ところどころ皺ができたりしている(笑) 初作品でーす(^.^)

ネットには先生のレクチャーの動画もある。今回の一部をネットにもアップされていて結構太っ腹だと思う(笑) 大抵高いお金を払取って期限付きでアップするところが多いところ、技術を広めたい感じが伝わって好感を持った。なるべく簡単に楽しんでもらえるように色々と広めている所とのことだが、受け手の方からすると有難い。

押し花はがきの作り方 杉野宣雄の押し花レッスン


◎2回目
前回に引き続き自分で押し花を作ってみて、疑問等を皆で出して解決策を教えてもらう
今回は、作った押し花を使って前回より更に変色しにくいカードを作る。防湿密封効果が高いように、アレンジしたカード自体の裏に小さな乾燥材と酸素吸収材を入れて密封する。
いつもとてもお世話になっているお友達の誕生日だったので、彼女のイメージに合わせてアレンジしてみた。周りは紙製なので、ちょっと色鉛筆で淡い色を塗ってみた。これもまだ慣れていないので今一つの仕上がりだけど、気持ちだけは…もっと上手になったらまた新しいものを送らせて貰おう^^;

実際に自分で押し花を作ってみると、どんな色が変色しにくいかとか、向きはどの方がいいとか色々と分って来る。数をこなして分かる事が沢山あるんだろうな…
今回のもう1つは、押し花を使ってドーム型のペンダントを作る。
私は近所の公園の雑草の中に混ざって咲いていたスミレを使ってみた。今の時期には珍しい花だし、スミレ系は大好きなのだ♬
これはアルミ箔を使って空気を遮断して仕上げる。上のドームはガラスなので、空気は通しにくい。写真はちょっとボケてるけど…これは遊びに来た幼稚園児の孫がスミレが好きなの!とても欲しがったのでプレゼントした。

先生の見本作品

出来た押し花は、専用の保管袋があってそこに入れていく。ただ、野の花を中心に色々作ってみるけれど、薄すぎて乾いても剥がせなかったり途中で破れたり中々綺麗な押し花を作るのは難しい。ちゃんとした花を花屋さんで買うと随分高くつくので、私向きの物じゃなかったかも、と悩みが出て来る(笑) 広い庭でもあれば随分違うだろうな~と思いつつ、花屋さんも気になってよく覗くようになった。今はパンジーの苗等を少しずつ買う事にしている。


杉野先生はネットに全国の教えている教室での作品や、ご自分の展示会等色々な押し花の作品をかなりの数アップしておられる様だ。動画で作品を見られるのは楽しい。しかしこんなに沢山の所でレクチャーするって相当なエネルギーが要るだろうね…押し花だけでなく花を丸ごと感想させる技術も会得して広げているらしい…大したものだ。
今年はNHKの朝ドラで押し花が人気になったらしいので、良い機会ではあるけど、クラフトで高価な用具を買わされる(笑)ので余りお金が掛かるのは大変だなと少し不安でもある。いやその前に色々な種類の花を綺麗に押し花にする事も大変だ。そんなに作れるだろうか…


それでも、ネットで色々な可愛い作品やロマンのある作品を見ると、いつか上手になったら夢のある作品ができるようになれるなと嬉しいなとも思う。

押し花アートギャラリー イラストと押し花 癒しのアート


◎3回目 額絵作り
自分で作った押し花を使ってメッセージを込めた額に飾る作品に仕上げる。
皆色々と案を巡らせて考えてきていたようで、説明を聞いたらすぐに作業に掛かっていた。私ときたら前日が久々のクラフトの本部レクチャーだったので、それでバタバタとして復習するので精一杯。押し花の方迄気が回っていなかった。
なので、これをどこに使ってと色々な構想がきちんとできておらず、あたふたするばかり…風景みたいにしたいとは思っていたが、全然上手く行かなかった。やはり準備は大切だなと改めて反省。
作った作品の裏に粘着剤のついたアルミ箔を裏に敷いて空気を遮断して仕上げる。仕上げの前に配置を先生にチェックして貰って完成するが、結構直しを入れて貰う結果になった。クラフトの時もそうなのだが、沢山の人達と制作すると「私ってなんでこんなに不器用なんだろう」「芸術的なセンスの欠片もない無い」と、とても凹んでしまう。今回も準備不足なのだから仕方ないとはいえ、ここまで何も浮かばないかな~と悲しくなった。でも先生を始め生徒さん達の作品も見られて楽しいのも確か。先生も多くの作品を見る事も大切ですと仰っていたからまあ好いか…と思うしかない(笑)
私の初めての額作品

今回の新宿教室の全員の作品を先生が自分で写真を撮っておられたが、編集してネットで流してくれるとの事…そういうのも好きな方なんだろうか…記念になって嬉しいけれど、とにんく皆さん素敵な作品ばかりで感心する。

ハルメク押し花アートビギナー講座 新宿教室の皆さんの作品


ということで、3回のセミナー終了。
11月から6回のベーシック講座が始まるらしい。続けようか、クラフトもままならないのに無理だろうかと悩みつつ…やっぱり楽しそうなのでチャレンジする事にした=^_^=
分厚い花等押し花にしにくい花の扱い等次のステップを学んでいくとの事。押し花の世界が広がるといいな。何たってお花は見るだけで癒される。いつか絵と押し花で素敵な作品が作れるのを夢見て…



杉野宣雄の押し花アートデザイン Dream1

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