目黒雅叙園、百段階段の見学とその界隈
3月29日、SNSの知り合いが和歌山から来られるので、案内方々雅叙園の100段階段を見にいった。
私が初めて雅叙園に行ったのは娘が高校の時の保護者のお茶会。広尾に学校があったので、保護者会の後に皆で出かけた。おのぼりさんの私は、もうどこを見ても😲でキョロキョロ…結婚式場、イベントホールの会場、一流の会食のお店が揃っているだけでなく、昔からの建物は昭和初期の木造で、日本画・象嵌・浮彫など大正ロマン漂う設えが素晴らしい。
目黒駅から行人坂を下っていくと、途中坂の左手に大円寺があるので寄る。大円寺石仏群 520躯(釈迦三尊像 3躯、十大弟子像 10躯、十六羅漢像 16躯、五百羅漢像491躯)が壮観。大きな門をくぐって入る 結構大きい
先ずはお参りして…
生き生きした動きの龍の彫が素晴らしい
手水舎でふと見てはっとする(笑)
余りにも壮観な眺めに、一体幾つあるの?とびっくりし
そして思わず写真を撮る
金箔が張られた薬師如来があった
天気も上々、更に坂を下り雅叙園に着く
ここはかなりリッチなホテルでもある
広い通路に絵や置物など多くの芸術品が並ぶ
絵画や彫刻が並ぶ廊下に門があるってすごいよね…
白石の上に神輿が立派
庭園の方では丁度指揮を上げた方の写真を撮っていた。ここで御式を上げる方達ってどんなリッチなご両家なんだろう…
この右の階段を上がると滝の飛沫の向こう側からこちらを覗けるようになっている
行くたびに変わっていくけれど…まるでドーム。左の民家は和食のお店
右には各階に大きなホールが幾つもあって、友達のお花のアレンジの全国規模の展示を見に来た事もあるし、トークショーを聞きに入った事もある。
食事処も洋風、和風、中華とカフェなど色々あるが、私なんぞは落ち着いてコーヒーなんて飲めない気がする(笑) でもちゃんと1000円台のメニューもありました^^;。
一度こんなお部屋(奥の中華)で食べてみたいなぁ~ 落ち着かないかしら^^;
エレベーターも象嵌細工の重厚な物
Mさんを「ここは行ってみる価値があるから」とトイレへ案内 ここが入り口で左が女性用
右がパウダールーム
個室迄は悪趣味だったかな^^;…失礼
つい横道に反れてホテル案内になったけれど、今日は100段階段の見学です(笑)
東京都指定有形文化財「百段階段」が完成したのは1935年。当時の画壇を代表する画家たちによって階段廊下を繋ぐ7部屋の装飾がなされ、昭和の竜宮城とも呼ばれる絢爛豪華な建物
参考☞https://www.hotelgajoen-tokyo.com/100dan
こちらも立派なエレベーターに乗って…
そこそこのお客さんが訪れているようだ何段か毎の階段を撮ってみた
普段はHPにあるように大正文化の粋を集めた木造建築だが、今回は「文豪が誘うノスタルジックの世界」として、文豪の名作に現代の人気イラストレーターがイラストを添える『乙女の本棚』の作中に登場するアイテムが立体作品とのコラボ
私は普通に建物の内装が見られる方が好きだが、興味深いものではあった
十畝の間 猫が可愛かった
絢爛豪華すぎて悪趣味と言われる事もあるそうだが、当時の最高峰の技術が窺われる
漁夫の間
草丘の間
こんな所も
星光の間
今会は企画でカーテンが閉められているが、本来はこんな外観が見られる
あじろ編みの天井も斬新 清方の間
頂上の間 座って写真を撮る人も多かった(^.^)
企画毎に色々な雰囲気になる。假屋崎さんのフラワーアレンジとのコラボの時はとても感動した。雅叙園を堪能して、目黒川の太鼓橋を越えて歩く
途中にレトロな看板などを集めたお店があった。横に町会長とあったので、町興しの一環?
進んで龍源寺へ ここでも桜が満開(^.^)
結構広く、沢山の仏像が安置されている。
御朱印を頂いて更に探索 白い像が印象的だった
境内に作曲家本居長世(本居宣長の6代目)の碑を見つけた ご一緒したMさんは音楽に詳しい方なので、直ぐ分かったようだ。私は曲は知っていても作曲家の名前はよく知らなかった。
『七つの子』『青い眼の人形』『赤い靴』『十五夜お月さん』『めえめえ児山羊』などの有名な動揺を送りだした事で知られる。
ここからやはり有名な五百羅漢寺へ。直ぐなのに少し迷った^^;
五百羅漢の一人一人の表情が違ってかなり見応えがある。ただし中の写真撮影はNG。
HPからの写真の五百羅漢さん 右から入って左に抜け、本堂にも安置されている
お腹も空いたので、ここの食堂でランチ。五百羅漢定食は売り切れていた。雅叙園ではリッチ過ぎて落ち着かないけれど、980円の豚カツ定食で充分美味しかった。
ここから目黒川を通って駅に出て、門前仲町の大横河の桜クルーズへ続く