演奏会のチケットを渡しがてら、コロナで久しく会えなかった友達とンチする事が多い6月だった。
〇既にアップしたが、去年の10月に一緒にフルートの演奏会にも行ったS木さん。息子の幼稚園からの繋がりで、今度も一緒にフルート20人以上のアンサンブルコンサートに行く前にランチ。特にチーズの揚げ物が美味しかった♬

〇次は4年ぶりの横浜の友達Tちゃん。コロナ前迄は年に4.5回はランチして、美術館や花見など楽しんでいた。向上心の強い努力家で、いつも果敢に前に進むタイプ。一緒に高揚して意見を交わしたり考えられるけれど、私とは根本的な所で少し違う所もあるが、自分と違うから排除するタイプではない所が一致しているのだと思う。1学年上とは思えないパワフルな人で、圧倒される。今もフラの講師をしてお弟子さんも30人近くいるようだ。実際の指導だけでなく、衣装を決めたら自分で作ったり、音楽なども整えるかなりハードな仕事をこなす。普段の着る物も「人とバッティングしたくないの」と大量生産の既製品より、安価でも一品ものを選んでアレンジして、それがまたお洒落。娘さん達とお化粧品やファッションの話などできるので時代の先端を行っている、素敵な人だ。

久しぶりの横浜で美味しいランチして

二人とも小物が大好きで、小物や素材の大型店などを冷かして楽しかった。
相変わらず色々な問題を抱えた40歳前後の子供達と夫婦5人家族。B型の御主人はどう思っているのか一度聞いてみたい気がする。好い悪いではなく、本当に夫婦・家族って夫々…

〇そして6.7年ぶりに会う中学の同窓生Iさん。東京グループ同窓会が始まってから友達再構築で二人でよく銀座で話したし、クラフトの展示会にも来てくれて、どうして中学時代それ程親しくなかったんだろうね～と話したものだ。しかし程なくご主人が亡くなり、それから同窓会にも来なくなってしまった。そのままコロナに突入したので交流が途絶えていた。私とは一線を引きたいのかなと遠慮していたが、今回のコロナ後最初の同窓会にはアクセスしてくれていたのでお茶に誘ってみた。快い返事が来て会う事になる。変わらず明るくウイットに富んだ感じで元気に暮らしているみたいでホッとした。さばさばした男前の人だ。「何だか男子の自分アピールの雰囲気が鼻について面倒になってさ」と言う話に、頷ける部分もある(笑)。私は多少馴染めないと思っても平気な部分で付き合ってしまう所があるけれど、彼女はそこ迄合わせないでいいやと言う感じみたい。それもありだろう。

彼女は結構リッチなのでお茶に3000円のパフェは平気の様だが、私にはかなり高い(笑)　銀座の高級なお店もよく知っている。でも数年ぶりの再開を祝して普段食べないものもたまにはあり💖　思い切ってとってもきれいで美味しそうなサクランボパフェを食べた(^^)v　彼女はメロンパフェ。新宿の真ん中で女子に人気のお店だとそんなものなのかも…

メロンも美味しそう💖

そして色々会わなかった間の話をして、お互いの家族の事やあれこれ報告したり愚痴ったり。どうも私は昔から相手の様子が分からない電話は苦手。リアルに会って話をすると楽しく、やっぱり実際に目を見ながら話さないと伝わらない事もある(^.^)
彼女も写真が好きで、今はインスタによくあげているそうだ。クラフトの生徒さんもインスタに自分の作品を上げているらしい。一考の余地ありだけど、まだそこ迄ついて行けなーい(笑)

彼女が好きなので、美味しいコービーとクリーフランスのセットをぱくつきながら話は続く。彼女もまた地元に母親を残しているので、時々福岡に帰って母親の話し相手をしているらしい。老齢でも認知症になっていないのは、お母さん本人も娘も偉い。月末から3週間程福岡に帰っている…自分の気分転換でもあるとはいうものの、やはり大変。彼女とは価値観が似ていて少し頭が固い所が同じ(笑)　自分よりリッチな友達もまた好し、帰って来たらまたランチしようね、と別れた(^^)v。

〇6月末は東京に来て最初に知り合った友達S岡さんとランチ。彼女はアンケートの仕事をしていて、人気のお店にも詳しい。今回は新宿のO店。鳥の巣から直ぐの、緑も多い綺麗なお店だった。彼女が予約してくれたのだが、2800円にしちゃ普通でショボいよねぇ、と主婦歴の長いオバサンは文句を言いながら久しぶりの話に花が咲く。一番マシだったのはエビフライ(笑)　デザートのプリンは美味しかった。3時間も話していたので良しとする。

彼女は子供達が幼稚園の時からの付き合いで、数少ない自然体で話せる友達…自分のおバカな事や知らない事などを気にしないで話せるのは、とても楽で有難い。そして彼女の視点はちょっと面白いのでそれも楽しい。

何せ彼女は裏表が無い。高校の英語教師をしていた賢い人なのだが、父親が校長で色々なクレーム対応に翻弄される教師なんて最低だと言いながら、やはり高校の英語教師をしていた律義さが彼女らしい。アメリカに主人の転勤で数年過ごした後帰国した子供達が高校の頃、ご主人が仕事を辞めて自分の勉強に専念したいと言い出した。大分の実家での家族会議で子供達が学校を出る迄は仕事を辞めないように言い渡されたのに、ご主人は勝手に会社を辞めてしまった。
収入が途絶えたので彼女が働いて子供達を育てたと言っても過言ではない。ご主人をも養っていた訳で大変だったと思う。大分のお姉さんが心配して、食材やお菓子を送っても彼女は昼間仕事で出ていて「送ったお菓子はどうだった?」と連絡があって初めて分かる事がよくあったらしい…昼間家に居るご主人が勝手に開けて食べて缶は捨てていたという落ち。「石つぶしさーん」「はーい」という会話は笑えない。

友人たちは声を揃えてサッサと離婚しなさいと言ったのだが、当時は仕事をこなすのにいっぱいいっぱいで、離婚を考える余裕さえなかったと言っていた。離婚ってエネルギーが要るらしい。そして母親同士が親友で、お姑さんが素敵な人だったから結婚を決めたという彼女は、お姑さんの悲しむ事は出来なかったのだと思う。S岡さんらしい。ご主人に何故自分と結婚したか聞いた時「放っておいても何とかしそうだから」と言われて「全く失礼極まるわよね」で済むところがS岡さんなのだ。そしてB型の御主人、只者ではない。

折角来たからと、新しくできた歌舞伎町タワーに行ってみる

向かいはゴジラ

上に上がると裏側から新宿駅から出る沢山の線路が見える。3本が一緒に行き来したりするのが見えると、二人で子供みたいにワーワー(^.^)

まだまだ話が尽きず、昭和的な喫茶店で安価なプリンアラモードを食べながら更に話す。懐かしく、そこそこ美味しかった(^.^)

S岡さんと会って色々話をすると、評価して貰って納得したりそれはオカシイんじゃないかと言われて反省したり…真っ当な道徳観を持った人と話すと、安心できる。きっとこれからもお世話になるんだろうな(笑)

〇帰り道、東新宿の新宿文化会館に寄ってこないだの合唱祭で忘れてきた傘を回収。ここの建物も面白い　去年・一昨年はベルディのレクイエムの練習でよく来ていた。

植木も多くて、珍しい木もあり、花壇も綺麗

暫し花を見ながら帰る

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色々な友達…東京に来てから35年以上かぁ…年を取るはずだ。もう子供達は立派な大人になって、色々な事が過ぎて行った。友達も少しずつ変わるけれど、それぞれに色々な歴史を紡いでいる。皆誠実で前向きだ…私はいつもふらふらしてはっきりしないまま…年ばかり取ってどこに向っているのやら。でもいいのだ、流されている自覚があればそれはそれ＾＾；。

今月は2人の友達と会う予定。結局皆偉いなと感心しながら、キリッとした真似も出来ず…それでも友達の話を聞いて頑張ってるんだね、良かったねと思えるのは嬉しい。自分に多くは望むまい、素敵な友達がいる自分を誇りに思いつつ、平凡に過ごしたいと思う(^.^)　
コロナ以降はSNS仲間も多くなった。その日記やブログを通じての付き合いも色々…勿論よく分からない人も理解できない人もいる。やはり良識のある人達との交流はほっとでき、新しい事を知り学ぶところも多い。多くの周りの仲間がしっかりしている事は有難いと思う。
友達に感謝して細やかな楽しみを追い、小さな喜びを見つけて行きたい。