水仙の写真いっぱい駆け足旅

2008年のウィーン学友協会黄金の間大ホールでのコーラスの演奏旅行でヨーロッパが大好きに! 駆け足の旅中心に綴ります

写真を「撮る」ことが好き^o^
主にスマホで、時々ミラーレスで
旅行では動くバスの窓から撮るのが腕の見せ所(笑)。
四角の枠に自分なりに考えて構えるのが楽しみ
思い出の昔の写真から日々の写真までアップしています

母の施設の話など… お散歩自由になって2か月(^.^)

母の施設がコロナ緩和で部屋に入れるようになったのは5月から。昨年の母の大腿骨骨折の時、施設が中々会わせてくれず歩けないのに、病院で検査する迄に2週間も掛かった。特に息子が激怒して直ぐに手術してくれる病院を探し手術し、リハビリ病院を経て退院痔には新しい今の施設に変わった。主人と10件近くの施設を検討して、金額・環境・ポリシーなど色々考えて、周りの公園など緑の多い環境が気に入って決断

入った時の部屋はこんな…母は普通の人のように見える(笑)

前施設での余りにひどい口内環境に驚き(部分入れ歯以外の3本の歯が折れていたのに放置)、治療なら半日で連れて行くのはOKだたので、歯医者行きで月に2回は迎えに行き、自宅近くの掛かりつけの歯医者迄連れて行ってこの半年を過ごした。時々主人も一緒に歩いてとにかく刺激を与える(笑)

部屋に入れるようになっても、中々コロナ緩和後の施設のスタッフとのコンタクトは難しいが、少しずつ慣れるしかない。エントランスで外出の用意をする母

施設の周りは住宅地だが、お花も沢山ある見晴らしの良い所だ

私も年とともに、母について転ばない様見守りながら回るのが大変になって来たけど、母に動いて貰うには私がついて散歩する位しかないので仕方ない。板橋区は高低差の大きな街で、丘や池を利用した公園が多い。ここは高層と中低層のマンションが8棟程集まっている

少し歩いたらベンチに座り水を補給して飴舐めて(笑)、10分~15分の道のりを2時間近くかかって行き来する。母の鹿児島の実家の裏に孟宗竹の林がありこの景色は好きで、必ず「栗野を思い出すね~」と言う(笑) これも施設を決めたポイントの1つだ。

目標は途中の遊歩道や大きな公園を抜けたダイエー前の広場で、appleパイと野菜ジュースで休憩。

学校もあり、花々の花壇もあって変化に富んでいる。

花が好きな母なので、疲れをそらしながら歩ける。

結構上り下りがあるから帰りは相当へとへとになっていた^^;施設ではスタッフも見守るより手伝う方が楽なので、母は動かないからね~(笑)

テニスコートや面白い遊具の遊び場もあり、緑の中を歩けるようになっている

最後のベンチの横にはプールがあって、鴨が遊んでいた

この日は暑かったが、陰が多いので有難い。着いたらやはり2時間は有に掛かっていたが、3時のおやつまでに戻れたらと思っていたのでこんなもの。よく頑張りました(^.^)
ただ、着いてすぐスタッフさんに「今日は内科健診の日ですが、先生はもう3階を終えているのでここで診ますね」と玄関横のスペースへ。まだ母はハアハア言っていたが血圧と心拍数を測り「帰って直ぐだから上が80ですけど、特に問題ないですね」と。スタッフはつかないので、これでは認知症の母には何か問題があっても言えないな…これが月2回で6000円以上程掛かる。


歯科健診に至っては、部分入れ歯をしているにもかかわらず「入れ歯を薦めたが本人がまだ良いとの事でそのまま」等というトンチンカンな報告書(私の所にキタナイ書きなぐりの文字で書かれたものが届く)が来たことがある。ケアマネさんに問い合わせると訪問診療は先生に任せているので直接聞いてくれとのこと。聞いたら、スタッフはつかないので分からなかったそうだ。ここでも認知症の利用者にスタッフが付かないでは意味がない。これも月2回で8000円以上程掛かる。
尤も直接の係の方に、通っている歯医者からの歯磨きと歯間ブラシの仕方を伝え、洗面所には何枚も「食べたら歯間ブラシをする」「夜は入れ歯をポリデントする」等メモを貼っている。その後気を付けて貰って、随分口内環境は改善されたようだ。ちゃんと指導してらもって有難い。


この日はお昼前について母が食堂に行っている間に掃除し、持って来た紙パンツやパット、夏の半そでシャツとおやつととフルーツなどを整えた。週2回の掃除日の前だったからにしてもかなり埃だらけ。タオルはびしょぬれ、シーツには失禁の跡が残って黄色になったまま(ーー;)。配置が悪いなと、重い介護ベッドを直角に移動し、配置を変えた。これだと真ん中にまとまって場所が取れるので、着替えやすいし掃除もしやすいだろう。母がベッドに座ったままTVを見なくなるし、2mとはいえ一々立って椅子迄移動しなきゃだから、少しでも体を動かすだろう(後から、動線の考慮があるので移動は相談してからにして欲しい、とクレームを貰った(笑))。
脱ぎ着はできるが、自分では何を着たら良いか分からないのでアドバイスをして貰う事になっている。でもエアコンが25℃設定で長袖を着せられていた。多分動かないから「寒い」と言うんだと思うが、足踏みするだけで変わる。27℃設定にして半袖に夏カーディガンにして欲しいと伝える。また日中は布パンツに薄いパット、寝る時は紙パンツにして貰っているはずが、お昼ご飯の前にトイレに行った時チェックしたら紙パンツだった。それも助言のお願いをする。また動かないのでむくみが酷くソックスの跡がスゴイ事になっていた。靴は夏用が今週生協から届くが、ソックスは履かなくてもいいんじゃないかと相談。


スタッフさんの仕事は大変だが、最初の契約時に何をして貰えるか、してほしいかの確認は取っているので、そのつもりでお願いしている。母の部屋に出入りできる様になってからそれがどうなのか少しずつ確認…施設の費用はほぼ母の年金で賄い、足りない部分は主人が出してくれている。大事なお金なので、きちんとしないとね。因みに髪は私が切ってあげている(笑)
施設での仕事は大変だ。親しい友達の娘さんも施設に勤めていたが、真面目過ぎるので嫌な事迄色々とお仕着せられ、体をこわして転職。主人も介護免許を取っているので、その大変さは分かる。ただ認知症と体が不自由な者にとっては施設も必須な事も多い。自分達もいずれ施設のお世話になるかもしれない。色々と勉強ばかり…あれこれあり、母はある意味施設ジプシーだけど、今度こそ落ち着きたい。うちに泊まって時は洗濯物畳実など、自分でさっさとしてくれる。時間が掛かったり、希望の方法ではなくても(笑)できる事はして貰う。

私は母が好きではない。母には強い子に育てたい思いがあったのかもしれないが「こげなバカは見た事んなか」と、何をしても認めて貰えず食事も足りずかなり歪んだ躾だったと思う。でも私しか子供がいないので仕方ない。まあ、私も歩くので自分の為にもなっているかな^^;行き道の途中のコンビニは各地のお菓子をよく販売していて、この日も「げたんは」という鹿児島の黒砂糖の駄菓子が出ていた。買っていったら「懐かしかね、何処でこうたね」と嬉しそうだった。普段は余りコンビニも使わない私の刺激にもなっている(笑)。どこかに楽しみを見つけながら過ごしたいと思う。
私達が助けが必要になる頃、子供には頼れない時代になっていると思う。なるべく自立できる時間を長く維持できるよう心掛けたい。
何だか訳の分からない話になったが、現時点の母の話を記しておこうと思う

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