水仙の写真いっぱい駆け足旅

2008年のウィーン学友協会黄金の間大ホールでのコーラスの演奏旅行でヨーロッパが大好きに! 駆け足の旅中心に綴ります

写真を「撮る」ことが好き^o^
主にスマホで、時々ミラーレスで
旅行では動くバスの窓から撮るのが腕の見せ所(笑)。
四角の枠に自分なりに考えて構えるのが楽しみ
思い出の昔の写真から日々の写真までアップしています

お相撲の話 秋場所

お相撲?! 懐かしい、という感じ(^.^)大学の頃は魁傑のファンで、時間割の裏には野球の高田繁、お相撲の魁傑の写真を入れていた程だ(笑)。

ただすっかりそんなことは忘れていたら、女声のメンバーがご主人の仕事の関係で椅子席だけど秋場所、国技館の観戦チケットがあるのだけどどう?と声をかけてくれた。
19日なら母も施設に入って生徒さんのレッスンも無いので、チケットを貰ってい行くことにした。私がまだ高校の頃、鹿児島の母方の祖父がお相撲の大ファンで、九州場所を見にうちに泊まったことがあった。横綱同士の一戦で座布団の舞う大一番で、ごひいきが勝って升席に居た祖父がニコニコして立ち上がった所が、TVニュースで大写しになった。懐かしいな…もっと昔、生まれてまだハイハイの頃から白黒TVはあって、近所の人達が夕方には寄っていたのを覚えている。「若秩父」という名に聞き覚えがある(笑) 月刊「相撲」と「ベースボール」は時々買っていて、表紙が高田と魁傑の時は忘れず購入していたものだ。

日大柔道の出身で、勝ちそうで勝たない魁傑は好きで、当時の力士の決まりて等も結構詳しかった。後年、よもや角界がもめている所を潔白人生の放駒親方が引き締めることになろうとは思わなかった。

30年近く前、場所間に両親が東京に来た時に国技館近くも観光し、お相撲さん達が行き来するところを見た事はあるが、実は国技館の中で見るのは初めて(^.^)ワクワクドキドキだ。
両国駅を降りると、もうお相撲の香りがする

因みに早くに亡くなった千代の富士は、筋肉質の綺麗な好きなお相撲さんだったが、奥さんは高校の後輩だ。研究家で、努力でいい取り組みをしていた、明るくて素晴らしい横綱だったと思う。

お相撲のTVは夕方からだが、序の口~幕下の取り組みはずっと早くからやっている。入場は8時半からで、何度でも出入りできる。当日は生憎の雨模様だったが、11時頃には着くように行く。

午前中は閑散としている

三段目位迄は未だ観戦する人も少ない。

周りのショップを見たり、ちゃんこやお弁当を買ったり、扉からまだ曲げも結えない力士たちの取り組みを見たり…。

特別展は鶴竜の展示だった

ファンへのサービスもやっていた

展示も色々あって結構楽しめる

双葉山、大鵬等はやはり綺麗な体をしていたなー なぜか一番最近の横綱達が撮れていなかった😿

お相撲と言うと、嫁のお父さんが大の相撲好きで、娘にも子供相撲で実際に相撲をさせていたらしい。当然嫁は相撲の番付や手にも詳しく、誰それは腰が高いからね~とか、誰々は立ち合いが悪すぎるとか、話が合うので楽しい。嫁はお相撲がある時期の夕方は落ち着かない(笑) 
そして主人の祖父は兵庫の「宝殿」という地方力士で、下駄がまな板ほどあったと義母が話していた。7人の男兄弟のいる主人は私より小柄な位(笑)、直ぐ上の兄だけが190㎝近くの背丈があるので、血を引いていたのかもしれない。


私は今時のお相撲とはちょっと遠ざかっていたので詳しくないが、炎鵬や翔猿等の小兵のお相撲さんが結構頑張っているとか、

遠藤はこの頃精彩が無いけど永谷園のお茶漬け(TVCMを担当している)からは懸賞がでるんだ~とか、

貴景勝や若貴影や高安は続いて勝てるかな、位は知っている。いや~、やはり生で見る取り組みは迫力がある(^^)v 

十両からは土俵入りのお披露目があるので体格等しっかれ比べられる。化粧まわしも色々なものがあるのね(^.^)

幕内になると重量感が半端ない

誰が贔屓という事は無いけれど、真剣勝負は面白い。一番取るのに上がってからしこを踏み力水を受け、塩をまき、柏手を打ち、ちりを切り、再度拍手・四股・蹲踞の一連の動作を経てやっと仕切りに入り、顔を拭いて立ち合いになる。これが塩の投げ方1つでも違うので、結構見ていると夫々の個性が出て楽しい

取り組みの勝ち負けだけを考えると時間が掛かって、せっかちな現代人には始まる迄の待ち時間が長く、敬遠され気味なのかも…元々が神事なのでただのスポーツの試合ではないのだが、今や相撲が国技だと知っている若者は少ないのかもしれない^^;

横綱の土俵入りの頃には随分観客が増える 照ノ富士も満身創痍…体を維持していくのは大変なんだろうな~

取り組み表を見ながら次の力士は誰?とわくわくする。しこ名で大体部屋の察しがつくが、出身地も言われると改めてそうかぁと思ったりする。今は取り組み前に顔を拭くのはカラーのタオルになっているのだが、まわしの色と同じ色のタオルが続いたのでへ~そんな所も考えているのかと思ったら、ただの偶然が続いただけと分って苦笑い。
土俵下控えでの座布団が、十両、幕内と豪勢になって上位の力士はしこ名が入ったふかふかの物になり、付け人が担いで運ぶのも面白い。力士だけでなく、審判員も入れ替わりがあって、元の琴欧州や高見盛が懐かしかった。
長い取り組みでは体が真っ赤になっていたり、張り手の音が響いたり、本当にぶつかりが強くて飛んで行ったり…物言いがあって5人の審判が土俵に上がって結構長く評議したり…

時々行司が、力士の動きが早くてついて行けずに転びそうになったり(笑)、


相撲取り組み(9月場所)

生は面白い。売店でお寿司と🍺を買って席でつまみみながら観戦して、じっくり楽しんだ。


締めは弓取り式。最後に披露するのは大変だろうなといつも感心する。祖母が弓取りをする力士は出世しないと行っていたが、どうなんだろう?


楽しい1日だった(^.^)

もう外は真っ暗…主人に名物「焼き鳥」とお相撲パンのセットを買って帰った

お付き合いいただきありがとうございました。

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