水仙の写真いっぱい駆け足旅

2008年のウィーン学友協会黄金の間大ホールでのコーラスの演奏旅行でヨーロッパが大好きに! 駆け足の旅中心に綴ります

写真を「撮る」ことが好き^o^
主にスマホで、時々ミラーレスで
旅行では動くバスの窓から撮るのが腕の見せ所(笑)。
四角の枠に自分なりに考えて構えるのが楽しみ
思い出の昔の写真から日々の写真までアップしています

母のその後 無事施設入所

今年も後3ヵ月足らずになった。5月末に母の施設から「歩行困難になっています」と連絡が来てこの方、何ともあっという間に過ぎて行った。
6月26日に母の大腿骨骨折の事で大愚痴りをアップし、それからまた3ヵ月以上が経った
https://dogenshiyorune.muragon.com/entry/332.html
胡瓜もトマトも育って、時を感じる

母は思いの外リハビリを頑張り、手術後1ケ月の7月13日に板橋のリハビリ専門病院に転院した。4カ所程リハビリ病院を検討したが、ネット面会が週に1度できて割と通いやすいのでここに決めた。偶々クラフトの生徒さんが勤めている病院で、リハビリの担当スタッフと患者さんのマッチングを担当しているとのこと。「最善を尽くします」と有難い言葉(笑)
病院でお世話になった介助スタッフさんが下迄送ってくれた

転院時には、車椅子がメインだが、何とか杖で介助があれば一緒に歩くことができる状態にまで改善した。介護タクシーではなく普通のタクシーで大丈夫でだろうとのこと…母の顔もしっかりしてきて良かった

この転院のタクシーで1ケ月ぶりに会うことができたが、病院もまだ面会は禁止。週に1度病院1階に来て、画面での面会になる。気になっていた入れ歯の状態を聞くが「ほら大丈夫」としか言わない。しかしどう見ても部分入れ歯を支えるはずの歯が欠けているように見えた。写真を撮って行きつけの歯医者に聞こう…

その後の週一の面会もいたって元気。洗顔、着替え、食事、トイレと全てがリハビリとのこと。耳も聞こえないし、まだリハビリパンツで1人ではトイレに行けないから、きっと色々とスタッフさんに迷惑を掛けているだろうが、どんどん顔色が良くなり、楽しそう。リハビリで描いた絵も見せてくれた

思いの外順調にリハビリが進み、その間に新しい施設を当たった。家の近くの施設は、一時金1千万越え、月々も30~40万などという一般人には手が出ない施設ばかり😿。そこで板橋区や北区、豊島区等を当たり、ネットで調べて資料を貰ったのが11件、予約を取って実際に見学したのが7件。結局、建ってまだ3年の板橋の施設に決めた。今度は失敗できないが、やはり入ってみなければわからない賭けの部分もある。最初は60代からの健康な高齢者向けの少しリッチな施設として建てられたが、直ぐにコロナになり老人ホーム向けに転換したこと、駅から歩17分かかる事で、施設設備や条件の割に安価。母の年金に少し+すれば間に合う。間に大きな緑地公園があって、コロナが収まったら散歩に良いだろう。

母のリハビリ病院には週1回、病院迄行ってのネット面会、間洗濯物の受け入れに1回。暑い時期に2か月、よく頑張ったと思う。病院の周りを退院前の人達がスタッフと歩行練習をするので花が綺麗。

施設も決まって9月末までに退院出来たらいいなと思っていたら、病院の都合で早まり9月12日に退院となった。急だったので7日に施設と正式契約、10日に息子に頼んで先に家に前の施設から出していた荷物を施設に入れる。そして新しい施設ではまた面会禁止なので、隙間の12日から3泊して、その間にコロナ4回目のワクチンの予約と歯医者の予約を入れた。


このたった3泊が結構堪えた^^;

母は思ったよりしっかり杖で歩けるようになっていて、そちらは助かった。

歯医者ではやはり「これでは殆ど噛めてなかったと思います。どうしてこんなになっちゃったんでしょう、大変でしたね」とのこと。部分入れ歯を支える歯の他に3本も歯が折れていた。施設での月2回の有料の歯科健診は何だったのか…提携医も何の役にも立たなかったし情けない話だ。応急処置で部分入れ歯を分厚くして貰ったが、11月から2週間に1度通って治療して貰う事になった。施設は面会は禁止だが治療は許可…これも変な話だ^^;

夜は私がついてお風呂へ。コロナ前は月に2度は家に帰って、髪を切ったり染めたりしていたので、今回も髪染めをした。若く見えるので失敗したかも…施設では1人で大丈夫そうな人は後回しになるから…とはいえ、病院ではシャワーだったので「気持ちがいいねー」とご満悦だった。


夜は隣に寝たのだが、混濁していて「靴が無いのよ」ともたもたしているうちに失禁。おねしょシーツを敷いていたが、ごちゃごちゃにするので全て汚れる(-_-)。「なんでこんなことになっちゃったのか…」と茫然とするのを「部屋が変わって慣れてなかったからだよ」等落ち着かせ、衣服を替えてお風呂で綺麗にして寝かせる。その後シーツ等汚れ物の洗濯。たが、朝には何事もなかったかのように元気によく食べる(笑)。体重を測ったら病院で顔がふっくらしても、37.5㎏に減っていた。前の施設で1月から4キロ近く近く痩せた事になる。食べられないってこんなになるんだね…


区内の接種場の予約はもう埋まっていたので、タクシーで10分位の大手町の集団接種場で4回目ワクチン接種。一方通行で結構歩かされるので文句たらたら。名前確認で何度も名前を言わされるので結構乱暴に答えたり「チクッとします」と言われて「嫌だ」と言ったり「痺れはないですか」と聞かれて「痺れて来たかもしれない」とか、不遜な受け答えをしていた(-_-)。終わったら「もう歩けない」というのでお茶をする。人との接触はどうだろう?とも思う一方、母が生きている内に町に出る事はもうないかもしれないかも、と複雑。本人は美味しく🍰を平らげていた。

とにかく無事ワクチンも終えてひと段落。

3日目は息子家族が、またいつ会えるか分からないからと、ほんの2時間ほどだったけれど、子供達を連れて母に合いに来てくれた。退院祝いのメロンを皆で食べ、暫し暖かい時間だった。

そして母は15日、タクシーで40分ほどの新しい施設に入所。コロナで最初の3日間は部屋での個食とのこと。最初なので、翌日LINE面会を予約したが、ご飯が知らない人によって運ばれてくるので「ここは喫茶店?」とか言っていた(笑)。週に1回、LINE面会ができるのだが、耳が遠くて会話にならないのが残念。「私は大丈夫」とOKサインを連発、まあ笑っているから好いのだろう。今度こそ、安心して食べて寝られる施設だといいなと思う。

こうして母の事で病院通いだった夏が終わり、涼風が立つ頃となった。


いや、決して大変だったばかりではない。自分へのご褒美と称して、温泉とワールドスクエア、長岡の花火と、ちゃっかり色々楽しい時間も過ごしている。ただ、慌ただしくて…こうして写真で追うと、ああ結構楽しい時間もあったんだなと思う。とにかく大きな区切り…母も私も、これからは穏やかな日々を過ごしたいものだ。





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