水仙の写真いっぱい駆け足旅

2008年のウィーン学友協会黄金の間大ホールでのコーラスの演奏旅行でヨーロッパが大好きに! 駆け足の旅中心に綴ります

写真を「撮る」ことが好き^o^
主にスマホで、時々ミラーレスで
旅行では動くバスの窓から撮るのが腕の見せ所(笑)。
四角の枠に自分なりに考えて構えるのが楽しみ
思い出の昔の写真から日々の写真までアップしています

実家へのノスタルジー旅 ①掃除とお墓参り

コロナで父の七回忌もお墓参りもできなかったが、11月半ばに1年半ぶりに福岡の実家に帰ることができた。

去年10万も払って庭の剪定と雨どいや屋根などの修理をして貰うはずが、こちらから見に行けないのをいいことに手抜きされてしまった。新しく入った知らない下の住人から市に「木が茂り過ぎて困る」と苦情が入ったので、やむなく頼んだ後に行ったら、門扉から玄関まで、進めない位いい加減なものだった。これに凝りて、今年の6月頃同級生の紹介の庭師に頼んだ。費用は30万(@_@)と一般ピープルには大いなる出費だったが、窓から家の中がよく見えるほどに^^;徹底的な刈込みをしてくれ、ビフォー・アフターを写真で送ってくれた。二階建ての右の赤屋根が玄関なのだが、茂っていた時は木の後に家があるかさえ見えなかったのが、どうだーって感じにすっきりだ^^;

このくらいスッキリすればアヤシイ人もうろうろできない(笑)

ということで、今回は主人も一緒に。先ずは羽田から安価なスカイマークで飛び立つ。15年程前から10年間、認知症になった父の遠距離介護に、1カ月半に一度3~4泊で通っていた頃は遥か昔になった。富士山はちらっと見えた程度で残念。丁度雲も湧いてきて、次に晴れたのは姫路辺りで瀬戸内海が分かった位でまた雲の中^^;。

福岡市内の町波や山がとても懐かしい気がした

福岡に行く時は、福岡市内の一人っ子同士の11歳上の従兄に連絡して会う。親戚の少ない父方ではこの従兄が一番近い。お姉さんと呼ばせて貰っている奥さんがまたいい人で、実家が地元の土地持ちさんでとても裕福なのだが、驕ったところや裏表もない人で、いいつきあいをさせてもらっている。今回はランチを一緒に食べ、従兄もK放送局の役員迄したリッチな人なので、丁度私達の結婚記念日でご馳走になった(^.^)
前菜から肉の巻物、サーモンの揚げ物、生ハム、ピザ、リゾット、デザートのコースなんて本当に久しぶりだ。イタリアで修業したというシェフの料理は美味しかった。

さて、実家は果たして泊まれるのか ? 
水と電気はOK。駅で夜と朝の食事を買って入ってみると、水漏れの跡はひどくなっていたが、秋の乾燥で二階は大丈夫。窓を開け放ち、掃除機かけて拭き掃除して…主人と再度東京持ち出しのものを確認。夜、北側の庭から突然「プシューっ」という音が…どうも井戸と繋がっていたポンプが劣化し、穴が開いたようで水が溢れて止まらない。日曜の夜8時過ぎていたがネットで修理屋さんを見つけ連絡してみる。井戸なら動力を切れば大丈夫と聞くが、繋がっている電源はないようだ。3日目に会う同級生にメールで連絡。やはり動力を切る事と言われ、明日直ぐに業者に見に行かせるからとのこと。
朝イチで副社長が業者と見に来てくれ、管を切って止める処理をしましょうとのこと。

福岡の朝は遅く、7時にならないと日が昇らない。二階から丁度朝陽が見える

九州山脈の端っこ、高良山の上に登る太陽、今迄いつでも見られると思っていたが、何だかとても懐かしい気がした。

驚いたことに、北側の咲くを見に行ったらうさぎが走って来た(^.^) なんと北側の家は坂の下に家を作り上への坂を庭にして、ウサギを放し飼いにしているらしい。うちとの間の柵の他に細かい目のネットが張られていた理由が分かった^^;

意外に豚っぽい(笑)

水が出ているのが興味深いらしいが、こっちがびっくり

家の周りを点検すると、7月に同級生の建設関係が調べてくれた写真より更に風で軒天がはがれていた。雨が直接振り込む訳だから雨漏りしない訳がない。ハシゴがあれば、布きれのでも詰めたい位だが、もし屋根から落ちたら迷惑を掛けるのでやめておく。残っている雨どいに溜まった瓦の欠片を取る作業だけする。

2日目は近所に家を建てた小学校からの友達と2年ぶりに会い、彼女がランチに連れて行ってくれた。彼女は小学校、ご主人は高校の校長迄した人達だが、今は大学の講師をしている。実家を長男に譲るために整理して建て直すとのことで、始末して貰った店などの情報を貰う。主人は自分の本やレコードなどを色々と片付け。
成田山の裏の方に旅館があったのだが、料亭料理を出すようになったそうで、これで1500円♬。デザートは草餅

その後、主人とお墓参りに行ってきた。今年は本来なら父の七回忌のはずだったが、コロナで母が施設から出られなかったし戻れなくて家からのお参り。お墓参りも1年半ぶり、よく磨いて、奮発して大きな百合やリンドウなど沢山の花を供えてきた。

夕陽は佐賀の方に沈む

バス停まで5分で乗れば電車の駅まで10分程だが、国道ひとケタの3号線が1車線ずつなので😿、混んだら30分以上掛かってしまう。Tちゃんが明日の建設業の同窓生の所にも乗せて行ってくれるという、タクシーを使うと2000円超えるので助かる。
寝る前にお風呂でゆったり疲れを取る。母の為にシャワーや洗面台の交換などお風呂周りと、玄関からの床を張り替え、ダイニングの北と東のサッシを替えたのが一番最後に家の手を入れたところで、それから10年がたっている。屋根の修理をして住めたら一番だが、東京⇔福岡はやはり遠い('ω')。
さて3日目、朝一番で溢れる水の修理に来てくれた。井戸は枯れていて溢れているのは実は水道の管だったらしく、直ぐに修理屋さんが来てくれてよかった。同級生の力は大きい。あちこち片付けを始めると、昔から使っていたお正月の道具だとか娘のお雛様だとか、捨てるには惜しいものもあるけれど東京の家のキャパは限られる。超高級品ではないがごみとして捨て去るには惜しい中途半端なものが多く、悩ましい所だ(ーー;)。あっという間に半日…Tちゃんが迎えに来てくれて、篠山迄乗せてもらう。同級生のH君の会社は立派なビルで上はマンションとして貸し出しているようだ。1階の会社を訪ねるとかなり広いオフィスで、社員も結構多い。2階の10人程かけられるソファのある大きな応接室へ通される。甘い者好きなのを知っているので、用意したお菓子を渡すととても喜んでいた。主人も交えてよもやま話をして、あっという間に小一時間。顔を合わせて話ができてほっとした。東京とは土地価格が余りにも違い低いので申し訳ないといわれた。売る方としては高く売れれば嬉しいが、とにかく色々な手続きや処理に対して信頼できる対応をしてくれることが一番有難い。とにかく一番大きな目的は果たせたのでほっとした。応接室にはゆったりした空間に立派な博多人形や壺等が飾られていたが、実家にもこぶりでも名入りの博多人形や有馬さんの額、よくわからない大きな壺など飾り物も多くある、ほんと中途半端(ーー;)
そのまま、近いので今回売却する土地を見に行く。裏の小学校が新しくなって家の土地の横に高低差ができ、のり面補強の必要が出てきていること、校庭側になったので声が煩くなったことで価値は落ちるなと感じる(笑)。
小学校横の江戸時代の門

父の実家は1750年に拝領地の屋敷から最初の葬儀を出してしているので、これより90年程前に屋敷を建てていた訳だ。江戸末期に台風で倒壊したというが、こんな感じだったのだろうか…

主人がお腹が空いたらしくグーグーお腹が鳴っていて恥ずかしかった。近くのラーメン屋さんに寄ってみたら閉店? 私の生まれる前の1955年創業の老舗ラーメン屋さんだったのが、今年の7月に閉店になり10m程先に9月に新しくできたらしい。元祖豚骨ラーメンという感じ

祖母がここのラーメンをよく出前で取っていたのを思い出す。新聞に載った位だから、やはりファンは多いのだろう(笑)それにしても、ただのラーメン屋さんがこれほど懐かしいというのは歳のせいだね…

ここから篠山神社にお参りする
続く

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