水仙の写真いっぱい駆け足旅

2008年のウィーン学友協会黄金の間大ホールでのコーラスの演奏旅行でヨーロッパが大好きに! 駆け足の旅中心に綴ります

写真を「撮る」ことが好き^o^
主にスマホで、時々ミラーレスで
旅行では動くバスの窓から撮るのが腕の見せ所(笑)。
四角の枠に自分なりに考えて構えるのが楽しみ
思い出の昔の写真から日々の写真までアップしています

小さな台湾旅行

友達が水彩画を趣味としている。その水彩画グループのお仲間さんがかなりの上手で、数人で展示会をするほど。前にスケッチ会に連れて行って貰ったこともあるが皆さんいい絵を描かれる。先日その友達が誘ってくれて、埼玉の坂戸に展示会を見に行ってきた。池袋から30分足らず、初めて東上線の特急に乗ったが、ペインティングの車両で楽しかった(^.^)。

駅にも両側に大きなステンドグラスがあってなかなかお洒落(^^)v ああ、イギリスに行って教会のステンドグラスに会いたいなぁ…

友達が車で迎えに来てくれて、畏れ多い感じ(笑)。
早速会場へ アートギャラリー自体もなかなかお洒落な場所だ。

ホッとするタイプの風景画が多く、コロナの時期の今、更に気持ちが和らぐ。人にも教えるプロと、イラストレーターをしていた人で、流石のものばかり。

川の水が、透明でしかも流れているのが良く分かる

私はもう絵を描かないのでよく分からないけど、水彩画は難しい。特に透明水彩は技術がないと描けない。彩度の高い絵は、素直に響いてくる。綺麗な物を見ると純粋に感動する。どうやったらあんなに迷いなく、しかもバランスの取れた絵が描けるのだろう、素敵だ。10数万の値がついている絵もあったので、素晴らしいはずだ。
数日前にクラフトの生徒さんのお花の色塗りをしたが、そんなアクリル絵の具を塗るだけでも大変。透明水彩は水とうまく付き合っていかねばならないので、私などには難しすぎる。透明水彩の絵の具セットは、嫁が去年の誕生日に贈ってくれたのを持っている。いつか描けるといいなぁ。
さて、こじんまりした展示なので、じっくり見てもそんなに時間はかからない。その後は友達が予約してくれた、換気のよいお店でアクリル板を挟んでマスクランチ。外に出てランチなんて滅多に出なくなったよね~。

サラダ・メイン・デザートにフランスパンと飲み物がついて1500円。ローストポークが美味しく、思ったよりボリュームがあったのでお腹いっぱいになった。
お店の周りには外でも食べられる緑のエリアがあって、続いて隣に別棟で雑貨のお店がある。それも含めてこのお店を選んでくれたようだ(^^)v。飾り物から実質的な小物、お人形やアクセサリーなど楽しいものが飾られていた。クラフトのお花を飾るのに、水色のソーダガラスの器を買った。いいものを見つけた時に買っておかないと大抵後悔するのよね♬


そして、ちょっと珍しい所を案内するから、と友達が連れて行ってくれたところがここ。「聖天宮」台湾三大宗教の中の一つ、道教のお宮だった。

ちょうどこの日は雨模様の天気が、建物を雨の石面に映して綺麗だった

いやもう圧倒される( ゚Д゚) なんじゃこりゃ?!だ

いやもうスゴイねとしかか言いようがなくて(笑)。写真撮りまくり^^;

両方に鐘楼を持つ前殿の、愛嬌のある唐獅子を横目に入って行く

正面の本殿の建物も立派 派手な色目の神社?だが、黄色の屋根が特にいい

天井をみ上げると、まあ沢山の彫り物がギュウギュウに彫られているのか詰められているのか…細かく並ぶ

意外に本殿迄長い 朱色が派手~(笑)天気の良い日はもっと派手に見える事だろう

空がグレーだったので、重々しい感じが出ている

沖縄のシーサーにも通ずる獅子だが、兎に角滑稽だ(笑)

右の廊下から入ると右にある最初の間

そして本殿正面の間 説明のおじさんがおられて、写真はOKか聞くと、敷居の外からなら大丈夫だと言われた。何とも細かい絵や彫り物は、スペインのアルハンブラに行った時の、気が遠くなる彫り物を思い出した…この労力は凄い

本尊ははっきりした像三体で、天地創造・道徳・霊魂を尊ぶという事だ

金と原色の赤や青や緑色がなんとも激しい 柱は大理石一本を掘ってある事など建物の事や、夫々の像の意味などの説明があった

続いて左の間

一本柱をくり抜く形で周りに浮彫が施されている手法は韓国や中国にも多いと思うが、兎に角細かくて立体的なのに圧倒される

前殿の建物を振り返ってみるとこんな感じ 何だか紅型の着物を見ているような気になる配色だ

天女みたいな感じだが、クジャクの羽が飾りにあるのが南の国っぽい

両方の鐘楼に登れるという事で、せっかくなので上がってみる 先ずは鐘楼から

かなり狭い螺旋階段を登る

階段途中の中間の窓から

この鐘が3時に12回鳴るらしい

鐘楼の周りを歩くと見晴らし抜群

なかなかこの配置はない

屋根瓦はアップで見るとこんな…なんかお饅頭の型を思い浮かべる私は食いしん坊(笑)

入ってきた天門を見ると分かるように、郊外にポツンとある。

続いて鼓楼へ

この人が、夢のお告げを受けてこの地にお宮を建てなさいと言われた通り建てちゃった、大金持ちのご夫婦らしい

対になっているのでこちらにも、モモあります

鼓楼の中間窓から

白い蝋燭がお葬式で、普段は赤い蝋燭なのね、国とか宗教によって色々だ

太鼓が釣られていて、これも3時に12回鳴るのだそうだ 太古の音ってどんななんだろう?

このまわりも勿論見晴らしがよい 壽金亭と言う神紙(おみくじみたいなのを結んでいる紙だと思う)を焼く炉が見えるなんだろう?が、確かに煤けている

左からの屋根 鳳凰もすごいけど龍もなかなか立派だ 中華そばが食べたくなるのは何故?

再度真ん中に戻ってきた 待合室らしいが、凡人はちょっと落ち着けない雰囲気(笑)

その中央には日本でいうおみくじを引くようになっている場所がある

古くて大きな香木だ…さぞや高価だろう…

しきたりに則り、先ず女性・男性に分かれて設けられている、最初2つの木の勾玉型をした陰・陽の合わせ木を床に落とし、合わせた模様が一致すれば念じて筒の中の細い棒を引くことができる。その番号の紙がお告げとなる。やり方の通り、礼から始めて指示通り。

私は車にお財布を置いてきたので、友達に200円借りて引いてみた。直ぐ揃ったので棒を引き、紙を貰う。
すると…ぶははははっ、何と「大凶」也。借りたお金だったからかしら(笑)なんか借りて迄引くのって悪いかなと思ったり、セカセカしてしまうのは私の性格だなぁ~(ーー;) 「身を削る思いの相」とあり、蛾が火に身を投じて死ぬようなもの、欲を貪って身を滅ぼすことのたとえ、とあった。そんなに欲をかいてはないと思うんだけど…楽して食べてばかりを戒めよとか、彼氏と縁を切れとか、通販で物を買ってばかりを辞めよ、とかってこと?(笑)

12項の、日本のおみくじのように旅、勝負、病気、仕事などの項目についても一筆あるのだが、全て労多くて幸なしの内容だ^^;。確かに今年に入ってからろくなことがなく、このところ家族のことも更に辛いものがある。ただ神のお告げは今の運気で、変わるものだと念押ししてあった。ちょっとばかり大変でも、これが底なら何とかなるんじゃなかろうかと…思うしかない(笑)。どちらかと言うと、小さいことに気を取られて本来の自分を見失うなと言われている気がする。何にせよ、今は確かに良くないけど、ずっとそうだという訳じゃないだろう。気持ちを変えて進みましょうかね(^.^)。
最後まで建物の圧に感心しながら帰路につく

楽しい探検のような時間をありがとう、と言いつつ…

こんなに沢山の像が守ってくれているのだから、ここに来たからには、少しは運気があがるのではないかしらん(笑)

聖天宮を後にした。
友達とはまだ話足りず、フルーツサイダーで喉を潤し、まだ彼女はワクチンが最初に回ってくる歳ではないので、今度はいつになるかね~と言いながら、お互い元気でいましょう、と激を飛ばしながら別れた。

スマートに運転をこなして、台湾旅行に行ったような興味深いお宮に連れて行ってくれた友達のおかげで、面白いお参りができてラッキーだった。ありがとう(^^)v。暫しの癒しの時間だった。おみくじは笑えたけど、楽しかった。やはり時々は非日常の面白いこともないとね(笑)。帰りの電車でも二重マスクで若い人からは離れて座る。
皆さんはワクチン接種に近づいていますか? まだ次の段階迄あるとして、もやっと影は見えてきたようです。何度も言ってきたかと思うけれど、あともう少し我慢して元気でいましょう。
お付き合いありがとうございました。















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