水仙の写真いっぱい駆け足旅

2008年のウィーン学友協会黄金の間大ホールでのコーラスの演奏旅行でヨーロッパが大好きに! 駆け足の旅中心に綴ります

写真を「撮る」ことが好き^o^
主にスマホで、時々ミラーレスで
旅行では動くバスの窓から撮るのが腕の見せ所(笑)。
四角の枠に自分なりに考えて構えるのが楽しみ
思い出の昔の写真から日々の写真までアップしています

関節リュウマチの話…医者選びのまとめ

今回は写真と関係ない話。お医者の話に興味のない方はスルーしてください^^;


私の体形は食べ過ぎで太っている程度…とはいえ好いことはない。3年程前に体操教室に通い始めた時、終わると足の裏全体がびりびり痺れるような違和感があった。息子が整形外科絡みの仕事をしているので、とにかく医者に掛かれとうるさく、近くの整形外科に掛かってレントゲンなど撮った。多分頸椎の、首と腰からの痛みだろうとのこと。リリカという薬を出すので試しましょうと言われた。ここから月1回の整形通いが始まる。それ程の症状ではなかったが、リリカの量はどんどん増やされ、痛み止めも増えた。
他の心配は、歯周病。これはもう20歳の頃から歯医者で、歯周病があり口腔感染に弱いと言われていた。ブラックな会社勤めでストレスMAXだった頃で、それ以降定期的に歯石を取ったり検査をして貰った。子育て期間は自分のことは後回しになりがちだったが、50歳頃からまた定期的に通うようになった(子供達がお世話になった小児科の先生の息子さんが歯医者さん)。もう1つは老眼と目のかすみ。これは加齢によるものだからとはいえ、黄斑変性もあり気になるのでので定期的に通っている(息子の同級生のお母さん)。数年前、飛蚊症が酷くなったので老眼鏡の度数を見て貰おうと行った。にわかにスタッフがざわつき「網膜剥離です、今なら手術できる東大病院の先生が見てくれますので回って下さい」と言われ、そのまま東大病院へ。こんな時に限ってスマホを忘れて行ったので、レーザー手術の詳しい理解も料金のことも(笑)分からないまま、直ぐにレーザー手術を受けた。私の場合は緩やかな進行で、強いての理由は10年に渡る1月半に1度の遠距離介護で東京-福岡を通っていたので、近距離の飛行での急な上降圧力からだろうと言われた。意外な所に体のストレスは潜んでいる。
さて、大抵の病気はそのストレスが原因ともいわれる。頸椎のストレスは確かに年齢的な物もあるだろうが、認知症の母と一緒だと、歩幅の違う背の低い視線の位置の違う人と一緒に、二人分の荷物を持って歩き、目を離すと他人の庭の花を手折ったりするので監視していないといけないストレスがあった。長くテープ起こしを仕事にしていたのでPCに向かう時間も多く、目にも背骨にもよくない。リリカを余りに増やす医者には、院内薬局でチェックもなしで不安だった。かかりつけ医に相談すると、同じ薬も出せると言われ半分にして出して貰う事にした。因みに同じ薬が同じ量で半分の価格になった。今迄院内薬局で、費用の中身は詳らかではなかった訳で、大いに驚いた。


そして私は手先を使う仕事をしている。父の認知症が分かってから辞めたが、それ迄在宅の出版社委託のテープ起こしの仕事はPC入力が主で、音を聞きビデオ資料を見ながらの作業だった。クラフトは手先を使って作る。去年の12月は新しい講師資格を取る為に、かなり根を詰めて作品造りの作業をした。
そして今年の1月、5日に頃酷い眩暈が出た。それ迄も肩こりなどから眩暈は時々あり、大抵念のために持っている薬を飲めば翌日にはかなり良くなっていた。この時はぐるぐる回る眩暈が数日収まらず吐き気も続いたので、かかりつけ医で違う薬を出して貰ってようやく治った。多分思っていた以上に体中凝っていたのだと思う。
1月末には左手の薬指中心に激痛が走り、第二関節付近が腫れてしまった。それで前とは違う整形をかかりつけ医に紹介して貰った。レントゲンの後、先生がてきぱき自分でエコーで指を見てくれた。指の第一関節は3本ほどへバーデン結節状態なのは自覚している。でも太ったし加齢もあるだろうと、痛みがなかったのでさほど気にしていなかった。今回は第二関節がぷよっとした腫れ方をしたまま引かない。そして椅子の背にバシッと当たったような激痛が続く。何をしたからとかではなく突然起こる。「それにしてもリリカをこれだけ出されていたなら相当痛かったのでしょう」と言われたが、実際には医者が勝手に増やしていた。


第二関節に腫れが始まって初期(ブシャール結節)の人の指の画像 人差し指にへバーデン結節もある。薬指の第一関節が元々の指の本来の細さだと思われる

でも「リリカは強い薬で続けると体に好くないので一端止めた方がいいと思います。私なら勧めません、3週間程かけて減らしましょう」とのこと。一気に辞めてはいけないらしい。そして「今の痛みは頚椎からの痛みとは違うと思います。関節リウマチの疑いがあるので血液検査をしましょう」と言われて( ゚Д゚)。エコーの画面を見ながら「第一関節のここが指の両側が腫れているところです。小さな粒が沢山見えますよね、これは軟骨が溶けて集まっているものです」と説明される。骨が溶けるってどういうこと? 「リュウマチは治療は早めが望ましいけれど、確定には幾つもの所見を合わせて判断します。整形外科としてはグレーな状態なので、整形内科の医師に『目視』して貰っての判断が必要です」と。

整形内科を紹介するので回って下さいとのこと。紹介先は順天堂病院の膠原病内科。膠原病って?大体、リュウマチって何? 状態。

リュウマチの知識は殆どなく、近くに掛かった人もいなかった。昔、物語で老人がリュウマチになって「痛い、痛い」と言いながら、骨が変形して寝たきりになって死んでいく、と言う程度のイメージだった。そういう老人になったということか…さっぱり知識がないので、ネットで調べてみた。



・・・・・
<関節リウマチ:膠原病と原因不明の全身疾患>
◎どんな病気か
⇒70~100万人の患者数を数え、30~50代の女性に好発。ひとつの関節だけでなく、左右対称性に全身の関節にこわばり、痛み、はれを生じ、進行すると関節が壊れる。微熱、食欲減退、全身倦怠感などの全身症状や、目や口の乾きなど涙腺や唾液腺、皮膚、肺などの関節外臓器の症状を伴うこともある、膠原病のひとつ。現在ではリンパ球の異常による内科的な全身性自己免疫疾患と考えられている。関節の炎症が持続すると関節の破壊を引き起こし、関節の変形や強直から、日常生活動作に制限を来たす。関節の破壊は発症2年以内に最も進行するため極力早期に診断し、適切な治療を開始することが大切。
◎原因
⇒原因は不明。遺伝や感染する病気ではなく、免疫異常が関係。「自己免疫」システムに狂いが生じ、自分自身の体の一部を攻撃する。免疫の司令塔がリンパ球で、リウマチでも自分自身を攻撃するリンパ球が病気を引き起こし、全身の関節や臓器に流れていき、あちこちの関節滑膜で炎症を起こして痛みや腫れを生じ、皮膚、肺、涙腺、唾液腺などで皮下結節やリウマチ肺などの関節外症状を引き起こす。

◎症状の現れ方
⇒全身の関節にこわばり、痛み、はれを生じる。リウマチ特有の症状で、起床時に手指などの関節がこわばり動かしにくく、ぎこちない感じを自覚。温めたり動かすと数分~数時間で消えていくがこわばり感に引き続き関節症状が現れる。関節痛は重要な症状で「痛い」だけではなく、関節の腫脹、発赤、熱感、運動時痛、関節液がたまる、などの症状を伴う。関節炎は左右対称性に生じ、移動性で手指、手、足、膝などの関節に生じる。微熱、食欲減退、全身倦怠感などの全身症状や、前腕伸側などの皮下結節、目や口の乾き、乾いた咳、運動時呼吸苦、甲状腺腫などの関節外臓器の症状をしばしば伴う。
◎関節の炎症は、発症の早期から骨・軟骨に広がり、関節の破壊が進行すると運動が制限され、元に戻らなくなる。手や足の変形は食事や歩行などの日常生活動作を損なう。頸椎(けいつい)関節炎は後頭部痛や手のしびれ感を、腱に炎症が波及するとバネ指を、手関節腫脹は手根管症候群を起こすこともある。
◎検査と診断
⇒関節を侵す病気は多く、関節リウマチの診断は慎重に行うべきだが、同時になるべく発症の早期に診断することも重要。患者にとって関節が壊れて普通の生活ができなくなることが最も不安で、壊れる前に治療を開始しなくてはいけない。2010年にアメリカと欧州のリウマチ学会が新しい分類基準を作った。この基準は、慢性化して関節を壊してしまう関節炎を関節リウマチと定義し、関節リウマチをそうではない関節炎から分類する目的で作られた。この基準ではまず他の病気でないことを鑑別し、次に点数化する。医師が診て関節で炎症があることを確認すれば最高5点、CCP 抗体や血清リウマトイド因子が陽性ならば最高3点、症状の持続期間が6 週間以上で1点、赤沈やCRP が陽性ならば1点、合計10点満点で6点以上であればリウマチと分類。そのうえで医師が最終的に診断して、関節が壊れる前に治療を始める。「痛い」では診断に至らず、医師が関節をさわって、腫脹や関節液貯留などを確認しないと診断できない。リウマトイド因子が陽性だからリウマチであると即決するのは誤りで、逆に、陰性だからといって本症を否定はできない。さらに疲れやすさ、目や口の乾き、乾いた咳などのリウマチ特有の関節外症状は、診断の補助となる。
◎病気に気づいたらどうするか
⇒朝起床時のこわばり感の持続、左右対称性に多くの関節にはれが現れ、1カ月以上持続すれば、早急にリウマチ専門医を訪れ、適切な診断を受ける必要あり。また全身の病気なので、関節だけでなく全身を内科的に診察することが必要。診断されたらなるべく早く適切な薬物治療を開始することがその後の鍵を握る。薬物治療を必要とする場合には、リウマチ・膠原病を専門とする内科を受診。手術やリハビリが必要な場合には、リウマチを専門とする整形外科を受診。日常生活では、ストレス、不要な薬剤、感染症など、悪化の要因を避け、バランスのとれた栄養を補給。体と心の安静を保って適度の運動やリウマチ体操、日常品の工夫や自助具の活用、家族の協力も大切。病気や薬剤に関する正しい情報を得ることも大変重要。
手指の変形がかなり進み始めている人の手の画像(ネットから)

◎くすり
⇒SERM(選択的エストロゲンモジュレーター)、ビタミンD:骨粗鬆症の治療に用いられるが、変形性関節症に有効である可能性がある との報告あり。エクオール:女性ホルモンであるエストロゲンによく似た作用があり グルコサミン、コンドロイチン:
医師の診察
⇒X線検査・血液検査・手の変形性関節症・変形 関節リウマチや他の種類の関節炎を否定するため、炎症の徴候の有無を調べる血液検査を行う。この検査の結果は変形性関節症の患者ではほぼ常に陰性。
・・・・・
ネットの好い所は知りたいことがかなりまとまって載っていることだ。大学の実名、個人名を出しての論文なのである程度信用度は高い。ただ調べる方は、気持ちを既に持って調べるので、思い込みが強く中庸性には欠けるかもしれない。私が当てはまらないのは「食欲減退」だけかな(笑)。急に呼吸が辛くなることがあって心筋症の疑いありで医者に念の為のニトロは貰っている。目の病気、口内の病気に気に気をつけてと言われたのも、ちょっと手遅れ感がある😞。


整形外科の帰り道、このところご無沙汰していた接骨院にも寄った。思いがけない診断で、体がこわばっていたし、骨関係は得意分野だと思ったからだ。院長の関口勝夫さんは「歩法の基本 ―J・歩行」と言う本を出していて、歩行に関しては日本でも有名な人だ。院長の歩行施術の様子

先ずは院長先生から「歩いてないでしょ」と叱られた。その通り、コロナでお籠りということもあるが、元々出不精な上に外に出ることが激減した。その上にPCに向かう時間が増えて座りっぱなし…「今はね、リュウマチもいい薬が出てるから10年前とは待ったく事情は違うよ、余り心配しなくても大丈夫だから」と言われると、そんなに大変な話なのかと逆に心配になる( ゚Д゚)。
歩き方をみましょ、と歩いてみると右足の返りが悪いと言われる。右足の親指を娘が大学の卒業制作をしている時に作品を落として圧縮骨折をしているので、どうしても庇っているのだろう。視線も低いらしく、自分で思っているよりずっと上を向いてフラットだと知る。院長が横について一緒に何度も部屋の隅から隅まで歩いて補正。1日最低30分以上を続けて歩くか7000歩程度を歩くこと。腫れのある指中心に氷水で冷やす。寝る時は氷枕を首の後ろに充てて寝る。週に1度程度、整膚を続けてリンパを流す。「即効性ではないけど、3ヵ月6か月の単位で、体質改善するつもりでやってみましょうよ」と言われた。もう30年以上の付き合いの接骨院だ、指示通りにやってみることにする。化学療法ではにっちもさっちものリュウマチの人も多く通っていて、効果が出ている人も多いらしい。
漢方的な原因
⇒指の変形については、体は食べたり動いたり寝ていても体内には熱が発生している。これを自然に発散する為に歩いて皮膚から発散し、血管が巡っている中で首や顔面に風を受けて体温を下げている。人は歩く動物なのに、歩かず動かずだと熱が発散できない、または処理できないストレスで内熱があがる。すると熱が籠って行き場を無くし、一番外側の自分の手先の骨の軟骨を溶かし始める。溶かされたかけらは、目玉焼きをすると白身が固まるが元には戻らないように変形したままになる。アイスも一端溶けたら元の形にはならない、あんな感じという。そんなことが自分の手指で起こっていたのかと思うとオソロシイ。第一関節で変形が起こるヘパーゼン結節の場合痛みは殆どないらしいが、第二関節のブシャール結節はかなりの激痛を伴うようだ。炎症によって腫れが起こり、腫れが収まった時には変形が終了して元の形には戻らない(=_=)私は初めてこの第二関節が腫れて、尋常でない痛みが出た為医者に行く気になった。痛みが出ていなければそのままだったかもしれない…これもコワイ。これが脳に出れば脳梗塞やの巣動脈瘤など、心臓だと心筋梗塞、肺だと喘息、リンパだとリンパ系のがんなど体のあちこちに別の病気のように出てくるが原因は同じ体のストレスだという事だ。


「朝の手足のこわばり」は既に2年程前からあったのだが、初め整形医から聞かれた時は意味が良く分からなかったし、直ぐに消えてしまったので気にしていなかった。腫れはあるし痛みもあり、血液検査のリウマチ因子(そういう内容がある事も知らなかったが)も立派なマイナスだった。なので、膠原病と言われる症状を専門にする整形内科の「目視」の為に紹介された訳だ。

◎順天堂の膠原病内科へ
膠原病は原因不明、治療法が定かでなく面倒な病気らしいとは知っていたが、詳しい内容は知らなかった。紹介状を持って行くと、レントゲン・血液・尿・エコー・唾液量のそれぞれ別れた検査があった。1週間後問診。「左手の薬指の腫れが…」と言うと「これ、どの指も全部腫れてます」だって(笑)。肥って指輪がいつの間にか9号から13号になった訳じゃなかったのね(笑)「リュウマチはグレーです、いずれなるでしょうが、治療薬は免役を下げる薬なので慎重に使います。最初にシェーグレン症候群の方から始めます」って…シェーグレン症候群って何? 判るように丁寧に教えてよ…「口や目の粘液が減って喉が渇いたり目が乾燥して炎症がおきたりしてますよね」心の中でつぶやいた…してますとも。でも、今年の冬の乾燥は酷かったからね「漢方を出します。次回は2か月後です」心の声…はぁ?! 2か月ってそんな先…整形の先生は急いだほうがいいって紹介してくれたのに…いいのかな。それにしても今痛いから来ているのに全く私の痛みには反応してくれないって冷たいじゃないか「痛みが辛いのですが、そちらはどう対処したらいいのですか?」と聞くと「じゃロキソニン出すから。一応胃の痛みが出ないように胃薬とセットで。あ、それから僕は転勤で次回は新しい先生に変りますからね」エ?ロキソニンを毎日の飲めってか…リリカで痛み止めは凝りてるんだけど…しかも診てもらったばかりで先生変わるのか…何だか茫然として「痛み止めはリリカを安易に出されていて不安なんですけど」と言うと「痛み止めしか方法はないです」ですと…そりゃ、あなたは痛くないもんね…冷たいもんだ。そして会計に周ると、生涯で一番沢山の量の薬を目にした。大きな買い物袋がバンバンになる半ばない嵩高の薬…。まるで病人みたいじゃないか! いや病人に指定されたのだ。自分のこととしてなかなか受け止められない。


対して、速攻ではないとはいえ具体的な、毎日正しい姿勢で歩くこと、週1度は接骨院で整膚とマッサージに1時間程かけてほぐして貰うのは体にいいのは確実だ。電極に繋いだ「炭」を握って10分。病原菌が移動して真っ当な攻撃で死滅する作用がある(モニターでその様子が紹介されている)などを受けると、気持ち的にも少しでも前向きな感じを得られる。
順天堂の先生の対応には、何だかもやもや納得できないまま…月1度のかかりつけ医で眠剤を貰う日に相談した。先生からどこか他の病院を紹介して貰えないか聞いてみたら、出来るよとのこと。東大病院の膠原病内科が良いと聞いているけれど、紹介状貰えますか?と聞くと「紹介はできるけど、今度新しい先生になるなら、その時きちんと症状や気持ちを伝えて様子をみてからにしてもいいんじゃないの? それでも違和感を持ったら知らせて貰えれば紹介状を書くから、心配しないでいいよ」と。
これで2か月、気長に毎日接骨院の院長の助言に従い、歩く為に歩く。整膚を受け、出来る限り氷水で冷やす取り組みを始めた。ネットで調べる他、12年以上続けているSNSの中高年趣味サイトの日記に書いたら、色々な情報や意見や応援の言葉を貰って有難いことだった。
この冬は乾燥しているのか、朝起きた時やたらと喉がカラカラになって朝一番にはうがいをするようになっていたし、目も乾いて痛いので、起きたら貰っていたコラーゲン入りの目薬を何度も差すようになっていた。確かに異常に乾燥もしていたが、膠原病の症状でもあったと了解できた。他にも人生初めて、乾燥肌が痒くてカサカサ肌用のクリームを購入して塗ったし、喉が渇くので1.8リットルボトルに入れたウーロン茶を1日に何度も作っていた。症状と色々な生活の変化が繋がった。


リリカを辞めてから、奥歯の痛みが深刻になって歯医者に行った。子供達の就職の頃、ストレスの噛み締めで縦にひびが入って左の上下の奥歯を抜いたことがあるが、また右の上の奥歯2本が縦にひびが入っており、ぬかなければならないらしい。「何か相当なストレスがあったのでしょうけれど、これはかなり痛かったはずですよ、よく我慢できましたねぇ」と言われて、ハっとした。私はずっとリリカを飲みづけていたので痛みが分からなくなっていたのだ!! 概要を話すと「1年以上リリカを続けていたんですか~、強い薬ですからね」もっと早く、自分が痛いことに気付けていたら抜かなくても済んだのに…薬は本当にコワイ。


歩く時は路地の草花の写真を撮るのが楽しい。同時に母の施設の問題が出てきたので、あれこれ対応していたり、7月11日のコーラスの演奏会に向け、30分で会場全体の空調が入れ替わるなど対応された練習場でコーラスの練習をしていたので、時間は直ぐ経った。そして2か月後
5月12日に順天堂へ
◎2度目の順天
レントゲンやエコーなど新しい検査は無し。新しい先生は若い女性でいかにも研修上がりですという雰囲気。大まかに経緯を話して「この指が」と指すのに、全く見ないし触診もない。薬の効果の様子も全然聞かれない。「関節リュウマチがグレーで、シェーグレンから治療を始めているのですね」と確認がある。「シェーグレンの漢方は余り変化を感じられませんが、指の腫れがずっと引かないままで、痛いんです。激痛は減ったけれど、痛みは広がって力が入らず、持つ・引っ張る・回す・抑えるなどがかなり不便です。紹介してくれた整形では早めの治療が必要だからと急ぐように言われましたが、リュウマチの治療はしないという事ですか?」「治療に入るときつい薬を使うので、激しく変形したり移動に困る等の重篤な問題があれば直ぐ治療ですが、シューグレンが先という事です。」ほぉ、重篤になるのを待ってから治療するってことかい…「今ある痛みには?」「ロキソニン出てましたよね」「リリカで痛み止めは凝りているのですが、他の方法は?」結局前の先生の見立てを引き継ぐだけで患者の話は聞かない方向らしい。「なら半分、次回は2か月後に」…なんて来たかないよ。しかも出ていた薬の事は全く聞かれなかったので、一端終わりなのかと思ったら、会計で同じ量の前の薬も出ていた(ーー;)。前の先生より更に信用ならない。ここには二度と来たくない。


15日に掛かりつけ医で相談。「東大病院だと「私」が「国」に替わるだけで進展はないかもしれないので、近隣の関節痛と膠原病に特化した科のある病院にしてみたら?」と言われ、都立大塚を紹介して貰う事になった。連絡すると直ぐ予約が取れて18日に行ってきた。
建物も中も綺麗で、案内やスタッフさんも親切で、スムーズに進んだ。

◎都立大塚病院 リュウマチ膠原病科
25日に初診。先生が若い男性だったので、またダメかなと思ったが^^;きちんと経緯を聞いて、両手と両足の具合をちゃんと見てエコーを見ながら、今度は先生からの質問をされた。そして口の中を見て、唾液も少ないし、シェグーレン症候群は間違いなく、目の乾燥も激しいようだと診断。現在の状況は変形関節症の状態で、直接的な治療方法は痛み止めしかかない、しかし飲むのはぎりぎりの時にして胃を傷めない薬も併用してみましょう。緩和の為の整膚や歩くこと、寝る時の氷枕は続けてみてくださいとのこと。指の熱感緩和に対応する漢方を出すので1ヵ月様子を見たい、今日レントゲンと血液・尿検査をして、1月後にもう一度検査して比べたいとのこと。
痛みを取る方法はない結果自体は変わらない。でもどうしたらいいかを一緒に考えてくれる優しさを感じたし、今後の計画も判りやすかった。今痛い者にとって、実際に見ながらここは痛いか、これはどうかと触診してくれて「痛みは辛いですよね~」と言って貰えると、それだけでも薬になる。そういえば順天では、唾液の量の検査は看護師さんがしてくれたけど、先生達が実際に口の中を見ることはなかったし、私の指を触ることもなかった。医師個人にもよるが、病院全体の方針は現れるようだ。暫くはここにお世話になるだろう。


今迄元気にしてこられたから、医者で悩むということがなかった訳だが、見てもらうお医者を決めるだけでも、もなかなか大変だなとしみじみ思った。勿論私の状態は、瀕死の重傷の人や末期症状の人などとは比べようもなく軽度だと思う。時に「い・た・い~!!」と叫びたい位の事もある。しかし結局痛みに慣れ、付き合っていくしか方法はないようだ。しかしこの機会に歩く事など健康的な基本を実行して、体を大切にしたいと思う。医者を選ぶということは結構大変だと知った。しかし自分の事だから、納得いかない通り一遍なことを言うだけで親身に考えない医者はアウトだと、ちゃんと声を出さないとならないと思う。いい加減だといい加減な医者が増えるだけで、次に控えている不安な誰かの為にならない。


趣味など好きな事をしたり、美味しいものを食べたり、親しい人と話したり、ストレスのかからない生活をしましょう、と言っても、ストレスのない人なんていないだろう(笑)。主婦業は特に家族の裏方だから…認知症の母もいるし、退職後の夫もいる、モラハラ絡みで家庭がなかなか上手く回っていない娘の事など、ままならないことだらけだ。でも、まあその中で楽しいことを見つけて進むしかない。コーラスやクラフトの趣味があって良かった思う。勿論上を目指せばその中にストレスもあるけれど、楽しい事へのストレスは別だ。私は外に出て人と接するのが大好きに見えるようだが、実際はそうでもない。勿論人付き合いもするけど、帰ると人疲れでぐったりするタイプだ。ずーっと家に居て猫と一緒にグータラするのは苦にならない(笑)。そんな外見と違うことのストレスも多いが、自分の人生は自分が主人公…私のことは私が好きにして好いはずだ。もう期限が見え隠れする年になったのだから、自分に優しく過ごしたいと思う=^_^=。


早くワクチン接種が進んで、旅行の写真アップをガンガンできる日々になってほしいものだ。ベランダのラベンダーや姫梔子がいい香りを放っている。百合も季節になるなぁ…

お付き合いありがとうございました。皆さんが、お医者の不安を持たないで済む、元気な日々でありますように💝

×

非ログインユーザーとして返信する