熊野古道への旅 3日目②那智大社と青岸渡寺~
バスで少し移動して那智大社から青岸渡寺へ向かう この区間は自由行動
山の上に建っているので、下から400段余の階段を登って行く
かなりの急な坂で途中にお店もあり、向かいにベンチがあって一休み^^;。硯などに使われる那智黒の堅い石の細工物が特産らしい
角を曲がってもまだ坂が続く 実方院跡は上皇や法皇が泊られた宿で、樹齢400年の木斛の木がある。輿に載って上がって来たんだろうな~など古の昔を想像してみる(^.^)
両側には歴史の証が残る
石垣が何だか懐かしい感じでとても落ち着く
や~っと一番鳥居が見えた
山の縁をぐるりと回る形で配置されていて、左から那智大社をお参りして、進んで行き、まっすぐ進むと先に見てきた滝の方へ、右に回るとここに戻ってくることになる
かなり急な石段だ。ここをありの行列のように人々のお参りが続いたのか…ちょっと想像ができない(笑)
右への曲がり角に白馬の像が置かれている ベロが面白い(笑)
まだもみじが残っていた、綺麗♬
そして2つ目の鳥居へ
やっとぉ~
上の平坦な場所に行きついた…ホッ 直ぐに見えるのが宝物殿
朱色が輝いている この屋根の反りがなんとも言えず素晴らしい
左のポールの上に居るのが3本脚の八咫烏
立派な拝殿
金の飾りの加減か、かなり明るい朱色にみえる
この木の大きさが歴史の重さを物語っている
これはネットから貰った全体の姿 男神社の五重奏!何と素晴らしい眺めだろう
緑濃い中に配置されていて、美しい
ここにもでっかいおみくじが… 引かずばおられまい…そういう性格(笑)
平重盛の御手植えと言われる樹齢約850年の樟が御神木として祀られている。幹が空洞化していて、通り抜けることが出来る。
私でも入れます(笑)
中から見るとこんな風…いかに大きな木なのかわかる
そのまま歩いて行くと青岸渡寺に続く
・青岸渡寺の伝承
仁徳天皇の時代に天竺から渡来した裸形上人による開基。同上人が那智滝の滝壺で得た金製の如意輪観音菩薩を本尊として安置。後に推古天皇の勅願寺となり生仏聖が伽藍を建立。丈六の本尊を安置し、その胎内に裸形上人感得の如意輪観音菩薩を納めて、如意輪堂を建立し那智滝を中心とする自然信仰の場として早くから開けていた。
隣接する熊野那智大社と一体化し那智山熊野権現や那智権現と呼ばれ、全体で7寺36坊もの坊舎を有する神仏習合の修験道場だった。
思っていた以上によかった。神社とは対照的に色のない年を経た白木のよさが出ていて引き込まれてしまう
風雨にさらされながら年を重ねてきた木造建築の圧を感じる
横から見ても、木製の透かし彫りや欄干など細かい設えが素晴らしい こういうのは、もうたまらなく好きだ^^;
かなり高い位置にある
那智大社と反対側には、谷を挟んで朝一番に歩いた那智の滝が見える なかなかいい具合に全部を入れて撮れない。やはりプロのカメラマンってスゴイよね(笑)
ここからの塔も綺麗 左の木の枝の間に滝が見える(笑)
あっちから来たことになる
残っていた紅葉
もと来た一番鳥居迄、違う道で戻る 山門の向こうは谷…
見上げると相当な高さだ
ここから来た道を集合場所の駐車場まで戻る。
汗ばむくらいに暖かくなった。売店でアイスを食べて…
少しの距離だが、バスで大門坂の方へ移動する。
続く