水仙の写真いっぱい駆け足旅

2008年のウィーン学友協会黄金の間大ホールでのコーラスの演奏旅行でヨーロッパが大好きに! 駆け足の旅中心に綴ります

写真を「撮る」ことが好き^o^
主にスマホで、時々ミラーレスで
旅行では動くバスの窓から撮るのが腕の見せ所(笑)。
四角の枠に自分なりに考えて構えるのが楽しみ
思い出の昔の写真から日々の写真までアップしています

コロナの春の出来事色々

近所のサクランボの花。普通の桜より雄しべの数が多く長いと思う。しっかり大きな実をつけるためかな♬ 女性コーラス練習は歩いていける距離の区の施設で、いつもは40人位で練習している。その道の途中に2本のサクランボの木があり、いつも自転車を止めて見入る。そして葉も茂って緑の季節の後、真っ赤なキラキラした実がたわわに実る。その頃も「わー凄い」とまた自転車を止めて見入り、帰路にはいつもすっかり刈り取られている。何故私が見つけた日の午後に?! 誰か見てるんじゃないかな、と思う位だ(笑)

雨の水滴の中だとこんな感じの花も

近所の郵便局の隣に桃の木がある。何故これが桃の花だとわかるかというと、モモの実がなるからだ(笑)。ここ数日で段々花が開いてきた。沢山花はつくが、ちゃんとした大きな実になるのは数個。

巷はコロナの話題だらけ…
桜の時期になったら母を王子の施設からすぐの飛鳥山公園や石神井川の桜並木に散歩に連れ出して花見をしようと思っていたのに、施設が面会禁止になっているので行くことができない。花は待ってくれないのでとても残念だ。
先月の日なたでこんな具合だったのだから、並木はさぞや素晴らしいだろうに…

2月末の春の講習会で、ポピーなどの春めいた花たちを作る予定だった。華やかでかわいいアレンジだったんだけどコロナ蔓延の自粛で中止になった。説明書は販売になったので、作ることや生徒さんへの指導はできる。

そんな中、7日の講師会も中止になって4月11日予定だった(昨日延期が決定)フラワーⅣ-2の資格試験の大きなブーケアレンジに使う、60本弱の花たちをこつこつ作る日々を過ごしている
ベロニカは、1本1本薔薇の雄しべなどに使うペップを、0.5㎝~2㎝ほどに切ってピンセットで刺していく作業でかなり大変だった。色を塗り規定の数が出来上がって葉も入いると、それっぽくなってきた。

ユーカリの葉、ポポラスの種類も、1枝に10枚位の葉をつける。初めて作る種類なので心配だったが、色を塗って組むと段々雰囲気が出てきた。

同じユーカリの一般的なタイプ、ハートリーフ型。白く粉を拭いた感じの色塗りがミソ。交互に並べて組むとかなり本物っぽく見える

レモンリーフ。 この葉は同じ場所から2枚の葉がでているのが特徴。裏の筋がつけられるような型になったので、立体感のあるリアルな感じが出しやすくなった

ベリーの実と葉のアレンジ
実は3つほどを1つにして茎につけ、同じ場所から2~3枚の葉をつける。実は1枝に6個以上、葉が9枚以上の既定で、組むとかなり華やかになってきた

スカビオサは花が咲いているタイプは初めて作った。小さいので綺麗に花びらができないけれど、1枝に2~3輪を付けるて集めるとそれなりの雰囲気になってきた。全体がおとなしい色指定で余り色目がないので、水色にしてみた。

アネモネの小再タイプ 1枝に2~3輪を付けて葉を入れるとかなり雰囲気が変わってくる。

大分進んできただけて、アクリル絵の具で陰影をつけたり、他の花との組み合わせで色を少し変えたり細かな作業が必要だ。4月11日にこれらを完成させてアレンジする検定があるので、それ迄に仕上げなければ話にならず作業がのろい私としては随分頑張った。が…こちらも昨日コロナの巷の状況から延期になる連絡がきた。がーっかり…まあ仕方のない事だ。準備は進んでいるということだからいいとしよう。
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コロナ感染阻止の為に何もかもがキャンセルになり、元々が玄関から一歩も出ないことも多いのが殆ど外に出ない生活になった。
そんな中、母の施設は面会禁止になったままで、会えない。起きたらちゃんと寝間着から洋服に替えてね(昼過ぎに行った時、まだ寝間着だった時があった)、少しでも歩いたり、足だけでも動かすとむくみがとれるよ(はき口が緩いソックスなのに運動不足で締め付けの型ができてしまう)、寝る前は入れ歯を外してポリデントしてね(補助がないようでポリデントが減っていない)などの、子供に言うような基本的なことばかり^^;を書いた手紙を添えて、俳句の本や花の本など母の好きな本にお菓子を少し入れレターパックで送ることしかできない。


しかし本当に直ぐに本人に渡してくれているのかは分からない。その位、支配人を含む事務の人たちも、2人いるケアマネも誰も信じられないことが問題だ。(http://dogenshiyorune.muragon.com/entry/202.html)。とにかく他の近くの施設を調べたり見学したりしていた中で、4月から開設されるS施設をみつけた。王子迄は徒歩6分の地下鉄の駅から電車で7分(ただし地下鉄が深いのでかなり時間がかかる)、駅から徒歩20分程度。S施設はうちから別の地下鉄の駅迄5分、乗っている時間17分で駅から徒歩7分。どちらも1本で行ける。


実質的な大きな違いは入居者の人数。30人以上で施設として成立するそうで、王子はMAX204人の大規模施設。S施設はMAX80人の小・中規模。そこが大きく違う。以前の施設は70人弱だった。入所者数が増えてもその比率の介護・医療スタッフが入るので変わらないと思ったが、15人以上の事務系やケアマネ・相談員等の紋切り型の窓口と、大体の人の把握ができる親身な4~5人程度の窓口では目の届き方が違う。これは私の大きな失敗だった。


見学に行ってみると、駅から思った以上に小高い丘を越えていくのでちょっとびっくり

施設は坂の多い住宅地 小さな一戸建ての玄関前の庭に、花たちを育てて楽しむような雰囲気の普通の街の中にある

天気も良かったからか、明るくて施設の雰囲気も良かった。できたばかりだから当然かもしれない(笑)

個室の設えは今の部屋と似たような感じだ。1フロアに15部屋程度なので、母が「部屋に戻れなくなるんじゃないか」という不安はなくなるはず(笑) 今予約の入っている人たちは母と同じ要介護1や2の人が多いというのでそれもありがたい。

窓からはとても眺めがいい

色々話を聞いて、やはり規模が大きすぎないのは大事だと感じた。


この頃全く外に出ていなかったので、来た時と違う駅から帰ることにして近所を見て回ることにする。すぐ近くにいぬすぐりとたんぽぽが咲いている空き地があった。今時はなかなかいぬふぐりも見なくなったなぁ…

途中に大きな公園があった。

春の花がいっぱいだ

魚釣りができる池があるのは珍しい。もうつりなんてどのくらいやってないだろう。私は鹿児島の川内川上流、福岡の筑後川流域などで、父とよく釣りをした。阿蘇の山にクヌギの実に巣くう、くり虫を取りに行って餌にしたり毛針釣りをしたり…のどかだったなぁ。

ハトが斜めの屋根に並んでいて笑ってしまった

他にも坂の途中に公園があった アップダウンだらけの街の様だ。自分が住みたいような雰囲気の住宅地というのは好いことかもしれない。

今より少し時間はかかるが地下鉄の本数も多いし、花好きの母を散歩させるのにはいい環境かもしれない。施設長さんは「勿論4月開設に全力を尽くすつもりだがどうしても最初はバタバタしてしまう点もあるので、かえって1か月位してから入所されると少し私達も慣れているのでいいかもしれません」と忌憚ない話しぶりだったのは好感が持てた。
今の所を解約するのは最低30日前の宣言が必要だ。早くても4月末頃になるかもしれないが、問題なければここにしようと思う。
駅の近くに桃の花をみつけた

今度が本当にいい施設かどうかは入ってみないと分からない。たった半年程でまた転所するのはどうかとも思うが、信頼できない所にいるよりましだろう。値段は2万ほど上がるし引っ越しに伴う雑事も大変だけれど、気持ち的にいつも疑わなくてはならないのよりいい。


久しぶりに外でうろうろしたので8000歩位歩いた。


本当に今年のお正月、誰も春にこんなことになるとは思ってもみなかったはずだ。そしてこれからどうなるかも予想がつかない。いつもと違うということだけは確かだ。


突然幼稚園がオシマイになってしまった孫だが、明日、一旦中止になった卒園式が親と園児のみで2時間以内で行われるらしい。日本中で色々な学校行事の突然の中止で涙をのんだ子供たちがどれだけいるだろう。色々な変化で就職を取り消されたり、仕事ができなくなったり誰もが突然の実質的にも精神的にも変化を突き付けられている。
ただのオバサンも、お籠り状態が続いて何だかうんざりだ。変化のない日々がどんなに自由で大切だったかがわかり、しみじみ懐かしい。とにかく目の前のことを少しずつこなしていくしかない。


小太郎は、舌の上部全体にもぽつぽつ腫瘍が広がってきて更に飲み込みにくいようで、食べさせても直ぐ体重が減るので大変だが、よく頑張っている。自分で尿意を自覚できなくなっていて夜中に布団も寝間着も洗濯はなきゃならない羽目になることもあるが、おねしょシーツを敷き、アヤシイ時にはトイレシートで抱き上げるなど工夫をしている。私の頭の体操にもなっているかな^^;。


桜が開花して満開になっても今一つ楽しめないが、小さな楽しみを見つけて過ごしていこう。相変わらずのどうということない日々の日記にお付き合いいただき感謝します。皆さまも体調に気を付けられますように。

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