小石川植物園リニューアル
小太郎の強制餌は4時間から6時間ごとにあげている。朝は薬入りだ。なので、その間はちょっと自由な時間ができる。
植物園の温室が新しくなってからまだ見に行っていない。もう紅葉の時期は終わっているとは思いながら、散歩がてら15日に行ってみた。
植物園の入り口と周りの塀、全体が丘になっている上の方が綺麗に整えられ、ぼろぼろだった(笑)温室もリニューアルしてきれいになった。子供たちが小さい頃は植物園横のNTTの社宅の方たちとよく遊んでいいたのでなじみの場所だ。
思い立ったのが2時過ぎで温室の締まる時間が4時なので、入るとまっすぐ坂を登って温室のある上の方へ急ぐ
江戸時代は小石川養生所と呼ばれていた場所で、明治になってその自然を生かして東大の植物研究の施設になった。関東大震災の時はこの中にある井戸の水が随分人々の飲み水として役だったらしい。今も年に1度は町会で井戸を使った防災訓練をしている。
かなりの坂道なので息を切らして上ると、桜並木と紅葉並木がある。
ほっと見渡すとびっくり、近代的な温室と整えられた池が…
この手前に20㎝くらいの松ぼっくりがなる木があって、クリスマス前に子供たちと拾いに来たものだ。今日は時間がないのでとにかく温室へ入ってみる。
まだ大温室は手入れの途中で、こちらは別に何の変哲もない普通の物ばかりでちょっとがっかり(笑)。
でもせっかく来たので、数少ない花が咲いているものを撮ってみた。
せっかくなので、ミラーレスカメラを持っていったが、花はなかなかピントが思うところに合わない^^;
何せ研究施設なので、今までは綺麗に見せようなんてことは全くなかったが、少しマシになっているようだ。
この実が熟すと
中がこんなになるらしい。なんて面白いんだろう(^^♪
花が咲いているのは欄が多い。母が野草好きで特に欄は色々な原種の花を育てていた。大抵ここら辺のものは家にあったので、私はそれ程珍しくない。近くで撮るのは難しく、ピントに問題のある写真が多かった、残念。
こちらは小さな鉢のものたち
背の高い、アマゾンにでも自生してそうな珍しい植物は大温室の方で準備されているらしいが、まだ立ち入り禁止になっていた。
こんなもんかぁと思いながら出てみると、入る時はそれほど気付いていなかったイロハモミジがとても綺麗でこれもびっくり。
しかも新しく作られた池の水に映って綺麗だ。昔は近所の子供たちが勝手にメダカを見に来て金魚を放したりいい加減なものだったのを思い出す(笑)。
紅葉も撮っても撮っても飽きない位に綺麗。
イロハモミジは葉っぱ1枚1枚は小さくて、幹が大きな木が多いようだ。赤と黄があって
それが両方から並木になって続いているのでわくわく…感動した。
燃えるような、という言葉そのまま
京都の高雄の紅葉も綺麗で、紅葉の天ぷらがお土産で売られていてとても美味しいのを思い出した(笑)
はぁ~、もみじ堪能しました(笑)
これからの時期は椿が綺麗だ 植物園の丘の上をずっと進む
部分で撮るとこんなだが、木は大きい
普段ちまちまと狭い所で暮らしいいるから、こういう広々とした所は解放感あふれて気持ちがいい
猿の腰掛だったっけ…
余り見ない形の実だ
この辺りは針葉樹の森
半端ない大きさの銀杏の古木だ
下は銀杏の葉のじゅうたん
椿と山茶花の花の違いは…花弁の元が丸く繋がっているか一本一本が密集しているかどうかで、これは山茶花。葉っぱも少し薄いかな。
急に視界が開けて丘の下側の庭園が見えてきた
ここから階段で一気に下る
何故かツツジも咲いている
丘を見上げる。あそこの上を歩いてきたんだねー
ここは写真ポイントで、多くの外人さんもカメラを構えている
庭園の池には鯉がいる
赤い壁が遠くから見ても目立って綺麗だ
ハゼノ木に実が一杯なっている。昔はこのハゼの実を中に詰めておじゃみを作ったものだ。
途中で何か所か、さっきの丘と続く道がある
水辺は映える
柿の葉っぱ
春にはオタマジャクシだらけになる沼
ふと反対側の沼地を見たら!! 白鷺のつがいか親子か…
近づいても全然逃げない
邪魔されない、格好の餌場なんだろうね(^.^)
何故か笹やぶがあって、違う世界(笑) 気に入っている
杉が夕日に赤く染まってこれも綺麗
またツツジが咲いていた。寒暖差が大きくて咲く時期が分からなくなったのかしら…
流石に植物園だ、珍しい親指の先くらいのちっちゃな山茶花、可愛いなぁ。
桜のはっぱ
そろそろ出口だ
入口の銀杏の落ち葉
思いがけず、まだ残っていたもみじを堪能した午後になった
この坂も綺麗に整えられた。昔は古びた石垣と柵だったのに…
この左がNTTの社宅で、ブランコやイベり台があるちょっとした公園のような庭があった。子供を遊ばせてシロツメクサで冠を作ったりしてうっぷん晴らしをしていたっけ(笑)。
近場の紅葉、もう少し早いともっと綺麗だったかも。でも十分に楽しめた。
同じような写真ばかりにお付き合いいただき、ありがとうございました。