スペイン旅行9日目 マドリードから帰国
最終日の朝、今までのツアーだと6時ごろから出発など慌ただしいことが多かったが、今回はのんびり9時出発なので、朝の散歩にも行ってこられた。バスで市街地の境界の橋迄散歩に出かけてきた。
ここでも、サイズの大きな階段にびっくり。何と人の小さなことか
オリエント時代の遺物
河岸の公園の表示
橋の中央にある、大きな飾り
ちょっとピンボケですが^^;
気持ちの良い朝でした
長くてあっという間…スペインはちょっと違うヨーロッパだった。
ルフトハンザでフランクフルト迄出て、乗換えて日本へ。
空港で、最後にスペイン缶のすみれの飴を購入。
慣れたルフトハンザ
和やかな機内
スペイン、ありがとう!
フランクフルトはヨーロッパのハブ空港で、何度も寄っている。やはり規模が違う、大きいなー
これは初めて見た。彼氏でーす(笑)
可愛い模様の飛行機もいた
飛行機の真下にあるカメラから 飛び立つ時の臨場感を一緒に味わえる(笑)
ライン川かな
今回殆ど食べ物に関しては気にならないというか、メインが他にありすぎたのでそこまで気が回らなかった感じだったのかもしれない。帰りの機内食はこんな感じだった
そして内陸に入ると雪も見える
雲も綺麗
機中の映画でクマのプーさんのAAミルンの実話を見た。小さい頃「くまのプーさん」を読まれたことがあるだろうか? 戦争中の悲惨な時代に、人には暖かいのんびりした気持ちが必要だと、ミルンが息子とぬいぐるみを主人公に書いたもの。大ヒットになりプーさんが人々に愛された反面、実際のモデルになった息子はマスコミに翻弄されて実世界では虐めに遭ったり親子関係が捩れてしまう。ちょっとシリアスすぎて辛い気持ちになった反面、のんびりの絵本の世界しか知らなかったので色々と勉強になり考えさせられた。
帰ると、猫の世話を頼んでいた娘が、日本食が恋しいでしょうとご飯を作って待っていてくれた。こんな時には優しい娘家族がいてくれるのはありがたい。
スペインのお菓子ポルポロンを食べながら色々な話をし、孫にお土産を渡すのも楽しみの1つだ。昔は旅行に行ってもお土産なんか買わなかったけれど、歳とともに子供たち、孫達にお土産を買うのも楽しみになっている。今回はお菓子やタイル・キーホルダーなどの雑貨のほかに娘家族と息子家族、そして自分達用にパエリアの素と鍋を買った^^;。
かくして長い長いスペイン物語は終了。ほぼ半年かかったことになる(笑)。
思えば初めてヨーロッパにコーラスの公園でウィーンを訪れたのを皮切りに、幾つの国を回ったかしら…既に父の認知症が分かって1月半に一度の福岡までの遠距離介護が始まっていた。日本国内の近場の旅行だとダメなのだ、何かあってもすぐ帰れる(笑)。決死の覚悟の、でもいつも現実逃避の旅だった。
それまで海外は新婚旅行で行ったインドネシアとバリ島のほか、30代にサイパン・グアム・ロタには2回ずつ行ったことがあったが、何度も書いているようにヨーロッパデビューは50代に入ってから。
2008年12月 コーラスの公演でオーストリア・フランス
2010年3月 ドイツ・スイス・リヒテンシュタイン・フランス
2014年11月 コーラスの公演でオランダ・ルクセンブルグ・ベルギー
2015年3月 イタリア・ヴァチカン市国
2016年6月 クロアチア・ボスニアヘルツェゴビナ・モンテネグロ・スロベニア
2017年5月 ウィーン・チェコ・スロバキア・ハンガリー
2019年5月 スペイン
東欧・北欧とロシア・イギリスは行っていないが、10年ほどでヨーロッパも結構回ったものだ。数えたら世界遺産は60か所程になる。尤も世界遺産でない素敵な場所も沢山あって、決して数ではないけれど…
やはり年とともにヨーロッパ迄の10時間前後の旅はきつくなってきた。主人があまり行きたがらないのでどうだかわからないが、イギリスには行ってみたい。行けるかな~(笑)
旅の良い所は、行くまでワクワクしながら予定を立てたり事前勉強をして楽しむこと、実際に行って楽しむこと、そして今回のように帰ってから随分長い時間反芻して楽しめること。そしてそれらのいつも、家族の助力があってからこそだし、健康だからだこそだ。周りに感謝してまた新しい旅に行けたらいいな。
つたない旅行記に付き合っていただいたことに感謝いたします。ありがとうございました。