水仙の写真いっぱい駆け足旅

2008年のウィーン学友協会黄金の間大ホールでのコーラスの演奏旅行でヨーロッパが大好きに! 駆け足の旅中心に綴ります

写真を「撮る」ことが好き^o^
主にスマホで、時々ミラーレスで
旅行では動くバスの窓から撮るのが腕の見せ所(笑)。
四角の枠に自分なりに考えて構えるのが楽しみ
思い出の昔の写真から日々の写真までアップしています

猫の話 新しい猫が来て、シマと銀太の病院通い

小太郎が私の誕生に死んでしまって5か月近く経ったが、シマも銀太も勝手が狂ったまま元気がない。まあ人間も覇気はとっくの昔にどっか遊びにいったままだけど…3匹でバランスが取れていたのが、2匹になってどうしていいか分からないままなのだろう…私もシマや銀太につい「小太郎」と呼んでしまう。小太郎を探すようにお風呂に行く銀太を見ては涙が出る…もう小太郎はいないんだよ、小太郎には優しくしてくれたね~と話しかけながら。


昔から愛護協会からの保護猫状況のメールは届いていたが、滅多に見ることもなかった。この頃、ちょっと気になってどんな具合か覗いてみた。八割れの小太郎みたいな子や縞柄の子、白や黒、ごちゃ混ぜにしたような柄の子(^.^)色々な子が里親を求めている。頒布会の場所も色々あり、近く9時から2時に水道橋、11時から4時迄日本橋でやるらしい。近いからとにかく一度見に行ってみよう…と9時から開始の水道橋に10時に行った所、2時間待ちになりますとのこと。部屋が狭いのに子供連れの人達が多く、コロナでおうちに居るから猫を飼ってみようと言う人達が押し寄せたものと思われる。密にならないようにしているからだろうがびっくり。2時間後また行くのは面倒なので、午後から日本橋に行ってみる。その後ウォーキングしてもいい。


一度戻ってお昼を食べ、朝からやっている東京駅へ。ビルの広いスペースの2階に猫たちのケージが2段3段になって80匹ほどの子猫たちが展示され、1/3位には既に「済み」の札が掛かっていた。残りの子は人に慣れてない、顔や模様が可愛くない、乱暴、のどれかになる^^;。人には慣れていないが、猫たちとは問題ない子達も多い。今いるシマも銀太も虐待されていたので、未だに手をかざすとコワがる。
ところがどの子がいいかしらなんぞという前に、大問題があった。「58歳以上の方にはご遠慮いただきます」と決まりができていたのだ(@_@;)。猫も長生きになり、人の方も自分が病気や歳を取って飼えなくなって手放すことが増えているらしい。そうならないよう、猫がもし20歳になる迄生きた時にまだ78歳でいられるよう58歳迄の方に限りますと…私などとっくに58歳こえてるじゃん!しかも、高齢になって、動物の暖かさが必要な人も多いと思うけれどね…尤も娘や息子などがいる人は何かあったらその人を保証人にして可能とのこと。元々今8歳の2匹が居るので、今私が死んだらあの2匹も誰かが世話をせねばならないのか…20年先なんて80歳越えてるからもう生きていないかもしれない…改めて生き物を飼う事の難しさを感じた。


でもせっかく来たのでぐるっと回り、何匹か触ったり経緯を聞いたり(聞かされたり(笑))した。薄い茶トラの猫を触った時に「まだ人に慣れなくて抱かれないんですよ」と言われたが、触っても逃げずに丸くなって隅っこに居る子の個性的な顔が可愛かった。その方が「良かったら連絡ください」と帰り際に名刺をくれた。とにかく思っていたのと違い、新しい子を引き受けるのは大変なことが分かった。新しい子は無理かなと思ったが、シマと銀太はどうもだれぎみ…1週間ほどしてTVでコロナで犬や猫の保護が大変との報道を見て、気になって貰った連絡先に電話してみた。因みに私は電話が苦手でよっぽどでないと電話は使わない(笑)。しかし保護会の方が娘と同じ名前だなど思いのほか色々と話が弾み、私の事は既に保護猫を何匹も飼ったことがあるし最後まで見てくれるよさそうな人だと思ったとのこと。土曜に中野に1匹届けるので良かったらどうですか、という事になったのが木曜の話だ。ケージもあるし問題はないが、いいのかな、こんなに簡単に話が進んで(-ω-;)…8月末のこと。


ということで、我が家に8年ぶりに保護猫が来た。仮の名「チロ」という3か月のオス。来たばかりの写真…知らない所に初めて来て、知らないケージに入れられてとても怖がって、耳が後ろを向いている

これではケージが小さいので量販店で安いもっと大きなケージを購入

少し落ち着いてきた そこは、寝る所じゃなんだけど…トイレも簡易のではなく買ってあげようね(笑)

泣いて眠って…

小さい者は可愛い

新しい大き目のケージ 急に環境が変わった中で慣れさせるために暫くバスタオルを降ろして落ち着かせる 1週間くらいはケージかな

小さなトイレと一緒に子猫用の餌を買いに行っている間に事件は起きた"(-""-)"
主人が子猫を触りたくて仕方なかったらしく、ケージを開けて出てしまったという。まあ、玄関からリビング迄の廊下の扉を閉めておけばお風呂場や洗濯機など裏に回られると面倒な場所には行けないけど…「まあ放っておけば出てくるので大丈夫でしょ」と言ったら、主人はいつも通りにマッサージ機にかかり始めた。するとどこからともなく現れた子猫が、マッサージ器の足の所からするりと中に…!!「とめて~!」と叫んだので主人もフットレスを上げたまま起き上がる。覗くとにゃ~と中から声がする。暗くてよく分からないが、奥に入って行ったようだ(ーー;)


まあ、機械は止めたので待っていたらそのうちに出てくるだろう…で1時間。泣き声もしないので段々不安になる。そこで重いマッサージ器を倒して中でどうしているかを確認してみる。確かにいるが、一番奥迄入ってしまっている。機械の背中の曲線部分でくつろいで寝ていたようだ( ;∀;)。全く出てくるそぶりはないし、手が届かないので引っ張り出すこともできない。ただ、流石に10年ほど前に息子が買ってくれた本格的なマッサージチェアは30万以上のきちんとしたものだった…中の配線など見えない所も全てしっかりガードしてあり、危なくない設計になっているのが分った。もう少し待とう…また1時間。これはもう仕方ないので、思い切ってチェアーの背中部分を鋏で切る決断をする。立てている分には危なくないので、裁ちばさみでモミ玉の間の真ん中を切る。表面の皮の部分を切ると布団の中身のように薄いクッション材があり、その下に3枚もの布があった。思いがけず、マッサージ器の内部を見ることになった(笑)。

そして切った後に倒してそこから無事、のんきに寝ていた子猫を回収…とんでもない初日になった。名前を決めようと色々と主人と考えたが、結局チャチャろうになった。急に呼ぶとチャチャ丸とか、ちゃちゃキチとか色々呼んでしまう(笑)が、ちゃちゃの部分は変わらない…よく食べ、よく遊び、よくうん〇もし、いたって元気だ。

最初は銀太が近寄ってはクンクンしていたので、仲良くなるのかと思ったら、シマを気に入ったらしくて、シマの上に乗ったり、下から抱き着いたり、小さいので加減が分からない分無茶をする。余りにひどいとシマは時々頭を口に入れる位にかみついたり…最初にこの2匹がうちに来た時、小太郎が二匹から乗っかられたり、くっついて遊ばれて体調を壊したのを思い出す。あの時はしまも小さかったのに、まるで小太郎のように大きくなった。縞模様同士で何かあるのか、この二匹は大抵一緒にいる。小太郎が癌と戦っていた時は銀太がずっとそばについていたが、あの時は白黒同士でなんかあるのかと思ったものだ。

子猫用の餌はあげているのに、大人の物を食べたがる。かなり食いしん坊のようだ(笑)

猫同士はもう仲良くなっている。私達人間とはまだなかなか慣れず、逃げる。それでも触っても起きない程寝ている時は膝の上に乗せられる。起きて見回したら人に抱かれるてる!と猛ダッシュで逃げて行く(笑)。

そんな中、引き取って2週間たったころ、突然シマに変化が…ご飯を食べず水も飲まず、ぐったりして寝ている。チャチャの相手で疲れているのとは少し違うようで、目も片方涙目で半分開いていない。そして声が全く出なくなった(@_@;)。また小太郎みたいに死んでしまうのではないか…不安が走り直ぐにかかりつけ医を訪ねる。調べてもらうとお尻の穴近くに2か所の傷が見つかった。子猫に噛まれたのだろうか? お尻周りの毛刈りをしてとりあえずは点滴と抗生剤を入れてもらう。
多分肛門膿破裂だと思うとのこと(゜o゜)。それは何?犬や猫にはお尻の両側には匂いを発する為の袋があり、自分のテリトリーだという証拠にあちこちでスプレー行動をするときにそこから匂い付けるのだそうだ。そこにばい菌が入って化膿し、袋が破れて膿んでしまい血が出てくることがあるそうな。急に元気がなくなり食欲もなくなるという。念のため翌日も点滴と注射をして、血液検査とレントゲンの検査。3日目には随分よくなってきて、一応血液検査も特に問題はなくなった。5日間抗生剤を飲ませて、日々によくなってくれた。ただ猫には保険が効かないので、4万ちょっと…ああ、お金が飛んでいく(>_<)。仕方ないとはいえ散財だったので、9月末に予定していた久しぶりの泊りがけの温泉旅行きはキャンセルした。そんなこととは本にゃんは知らず、すっかりオヤジ復活(笑)

まあ、ちゃちゃにぴったりくっつかれてのストレスも確かにあったとは思うが、とにかくほっとした。

遊び疲れて眠くなっているちゃちゃと、疲れ果てたシマ

近いうちに、ちゃちゃを検便と身体検査しましょうね、と言われる程度でやっとこれで落ち着いたと思ったら、9月末に今度は銀太の目がおかしくなった。清潔な水を含ませて絞った脱脂綿で拭いてやって少しマシになったかと思ったが、翌日はまた涙目になって、目が開かないほど。シマのときの症状がもっとひどい状態だ(>_<)。食欲や元気に問題はないが、目が見えなくなってしまったらと思うとコワイので、またお医者へ。
酷い結膜炎だということで、先ずは炎症止めの目薬を出して貰い、3日様子を見てくださいとのこと。毎日4~5回の目薬のおかげで3日目には炎症が少しマシになったのを確認して今度は抗生剤を打ってもらい、抗生剤の入った目薬と2種類の薬が出た。1週間経った今日、殆ど回復。それを連絡して一応終了。銀太も復活!

本にゃんはこれまた何も感じていないが、ああまたお金が飛んでいく。これだけで2万…やはりこの間の旅行キャンセルは正解だった(ーー;)。
リッチな人じゃないと猫は飼えないのを再認識…ああ、誤算(T_T)。大散財に遭いながら、3匹の猫たちとの生活が始まった。まだ子猫なので、色々躾けもしなくてはならないし、様々な気遣いが要る。加減が分からないから思いきり食べてもどすし、走り回ってぶつかって痛いことになったりもする。あちこちから色々なものを獲物を取ったと言わんばかりに咥えてくる( ゚Д゚)。段々withコロナでもコーラスの練習も始まり、生活も忙しくなってくる。それなのに新しい子を引き取ってしまった、責任は重いな…これもボケ防止かな(笑)。

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