水仙の写真いっぱい駆け足旅

2008年のウィーン学友協会黄金の間大ホールでのコーラスの演奏旅行でヨーロッパが大好きに! 駆け足の旅中心に綴ります

写真を「撮る」ことが好き^o^
主にスマホで、時々ミラーレスで
旅行では動くバスの窓から撮るのが腕の見せ所(笑)。
四角の枠に自分なりに考えて構えるのが楽しみ
思い出の昔の写真から日々の写真までアップしています

大嘗宮の見学と皇居近辺の紅葉

大嘗祭の為に作られる大嘗宮は11月21日から12月8日迄の間一般公開されるので、見学に行った。もともと友達とランチを兼ねて行こうと約束した日は生憎の雨模様。近いので別の晴れの日と、2回しっかり見てきた。


大手町から、和田倉噴水の横を通って進む

整った、東京駅から続く行幸通り

皇居前広場の銀杏

こんなに並ぶこともなく…

先ずは蛤濠の横の侵入コースで荷物検査と金属探知機での検査を済ませて、坂下門から入場する

これは売店に設置してあった今回の大嘗宮の模型。前方の大きな白いテントは参列者の待機場所で既に撤去されている。右のお供えを調理する建物から前方を横切り、左の調理する建物横を通って裏までの見学になる。真ん中の天皇陛下が参られた通路を通れれば最高で、教会が十字になっているように神門が交差するのを見られたのだが、流石にそうはいかないので^^;、周りを見る形になる。

桜と紅葉の時期に乾門迄の見学もここから入るが、普段はじっくり門の脇など見ない。こんな風なんだ~とじっくり見たら、鉄性の結構分厚い頑丈な扉だ。

入ってすぐを振り返るとこんなふう

左が宮殿。一般の立ち入りはできない。

左端が宮内庁庁舎で、ここをまっすぐ行くと乾通の紅葉ルート。

紅葉も綺麗みたい

私たちは今回だけの大嘗宮ルートで右のへ進む 富士見櫓が見えてくる

向こうは蛤濠で、小さくたくさんの人が並んでいるのが見える。ちょっとした時間の差でどんどん人出が増えているようだ。8時頃出て来て良かった。

こんなべたな撮り方も面白いかな(笑)

雨だと随分印象が変わる(笑) これを左に見て道はカーブしながら進む

百人番所 これを刈った人は粋だねー

これを右に見て左の小高くなった場所へ上がっていく この切り方の大きな石垣の向こうに

大番所跡 雨と晴れではかなりの雰囲気の差がある

上り坂をあがる

いいよいよあれかな?

全体の雰囲気 
手前の広い場所は、参列者の控えの場になった幄舎(あくしゃ)があった場所

押し合いにならないよう、中央から一度東側に道が誘導される

一番右端に見えてくるのがお供えの神饌を調理するための建物、膳屋(かしわや)。壁面に和恵差(わえさし)という椎の木の枝が張り付けられていて、行事すぐには青々していたのだろうなー

左は男子皇族の参列された建物、小忌幄舎(おみあくしゃ)

中央の鳥居は黒木作りの1本の丸太でできている珍しいもので、東西南北と中央の5つがある儀式に際して、天皇が行き来される為の屋根付きの雨儀御廊下(うぎおろうか)の木組みが規則的で美しい

庭燎舎(ていりょうしゃ)という、各神門を照らす庭火を焚いた建物。中央部の白い磁器の穴に薪を入れて火が焚かれた


祭祀の間、男性皇族が控える建物で、切妻屋根、板葺きの小忌幄舎(おみあくしゃ)と呼ばれる

奏楽を行う楽師が座す建物の楽舎

威儀の武官・衛門の武官が着座した建物


祭祀の間、女性皇族が控える建物の、殿外小忌幄舎(でんがいおみあくしゃ)

西の膳屋を左に回ると西の神門が見えてくる

主基殿と西の楽舎・衛門幄・庭燎舎

斎庫(さいこ)と呼ばれる、悠紀・主基殿の両地方から採れた新米を収納した建物。

左が廻立殿、右は主基殿と斎庫

裏側の廻立殿

裏側の雰囲気

紅葉の間から見える悠紀殿

細かい葉っぱの紅葉はいい

裏の方の木々

中央を通らせてくれるわけではないので(笑)もっと近くで見たいとは思ったけれど、天皇が執り行われる神事の場所なのだから仕方ない。
上質な木々は斎行された後は破却・奉焼されてきたが、今回の令和の大嘗祭から初めて資材が再利用されることになったという。もったいないから、そうなってよかったな~と思う。平川門の方へ出る

通用門的な門はちょっと薄い(笑)

ここら辺の感じは江戸城という雰囲気だ

この立体的な作りもなかなか面白い

神保町の駅まで歩く


紅葉も終わりだ…かくして一世一度の大嘗宮の見学は終わった
そろそろ私もちゃんとした時間帯で生活するようにしなきゃなー(笑)


つたない写真日記にお付き合いいただきありがとうございました。

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