水仙の写真いっぱい駆け足旅

2008年のウィーン学友協会黄金の間大ホールでのコーラスの演奏旅行でヨーロッパが大好きに! 駆け足の旅中心に綴ります

写真を「撮る」ことが好き^o^
主にスマホで、時々ミラーレスで
旅行では動くバスの窓から撮るのが腕の見せ所(笑)。
四角の枠に自分なりに考えて構えるのが楽しみ
思い出の昔の写真から日々の写真までアップしています

ゆりかもめでチームラボ体験

いろはモミジも色づいただろうからと、12月2日に親友と植物園に紅葉を見に行く約束をしていた。午前中に植物園の旧東大研究所の建物を見学し、そのままお弁当を買って植物園へ。そして親友の希望で豊洲のチームラボプラネッツを予約していた。

HPの写真

公式サイトの動画 これを見たらちょっと見てみたい気がする。

しかし当日の朝、親友から福岡の施設に入っているお母さんが夜中に亡くなったとメールが届いた。父親同士が同級生で私達も同級生だったので、家族で付き合いがあった。おばさんもよく知っている。優しいけれどしっかりした方だった。沢山の義理の兄弟家族と付き合い姑の面倒も見て、親友を含め3人の子供を育てられた。明るい方で、母ともよく行き来して笑っている顔しか思い出せない。親友も急だったのでびっくりだったと思う。お兄さんからの詳しい知らせを待って、直ぐ帰ると言っていた。


何だか茫然の話だったが、チームラボの予約は取り消せない。ゆりかもめにのんびり乗ればいいので、親友の代わりの主人と行ってきた。新橋の機関車があるのと反対側の向かいにゆりかもめの新橋駅がある。私的には結構しょっちゅう行く新橋は、銀座へも近くランチの場所に急ぐことが多いだけでよく知らない(笑)。

駅前にこんなオブジェがあった。

全然知らなかったが、明治の1870年に新橋⇔横浜で電車が走ったのが最初なのだから、記念の物もある訳だ。因みに資料館「旧新橋停車場」はシティセンタービルの近くにあって、昔友達とランチした時に「こんなところに?」と、駅舎と開業時の線路後を見たことがある。鹿児島育ちの祖祖父が慶応の前身に通っていた頃の東京で乗ったという話を祖父から聞いてはいたが…文化の象徴だったのを思うとスゴイなと感じる。

子供のように一番前の席に陣取り、VTRを撮り写真を撮った。

街中の銀杏は日陰が多くてまだ青い

ゆりかもめって、緩やかなジェットコースターに乗っているような感じだ(笑)。
最初は新橋から汐留の間の風景の動画。ただ、先頭車両の一番前の座席に座って眺めて居るだけだが、こんなことはもうないだろうから^^;ご一緒に…左上に丸に「す」の印があるのは動画で真ん中をクリックすると動きます(途中から赤い△がでなくなっています)

ゆっく進んで、直ぐ汐留駅に着く。続いてイタリア街を右に見て進む
汐留⇒竹芝へ 

浜松町の手前辺りでぐっと左の海側に曲がり、浜離宮の端辺りで右に曲がると竹芝につく。大分海に近づいて、船の発着がある竹芝桟橋を越えて行く
竹芝⇒日の出

竹芝⇒日の出

竹芝ふ頭の先からお台場海浜公園の間をレインボーブリッジが渡っている。歩くときは芝浦アンカレイジのビルから上がるが、何度か歩道を歩いたことがある。
レインボーブリッジは、上を道路と人の歩道と鉄道が一緒に並んでいるが、結構珍しい。江戸の昔ペリーの来訪で、幕府が大砲を打つ場として作った島が台場として残っている場所に、今はTV局やホテルやショッピングモール、高層住宅が立ち並んでいる。左右に海が広がる中、東京湾を左手に進む。

お台場海浜公園⇒台場
この間は真っすぐで、右はお台場ビーチに添う商業施設、左は丸い玉がトレンドマークのフジテレビのビルがある。リッチな建物のヒルトンホテル前が台場。その向こうに自由の女神増が立っている。ホテルを右に見てグランドニッコーホテルのある左に曲がる。
台場⇒東京国際クルーズターミナル 駅の右手にある船の形の「船の科学館」が目を引く。

ぐるーっとお台場公園や有明テニスの森を囲むように回っていき、埠頭公園でググっと左に曲がる。正面に見えていたテレコムセンターが右に見えて駅になる。
東京国際クルーズターミナル⇒テレコムセンター

左に大きく曲がるとフジテレビの裏側に回ってくる。大観覧車を左に見ながら

ホテルトラスティの大きく中がくれている建物の右の海側には物流倉庫群が見える。ここを過ぎて右が東京ビッグサイトで、逆三角形を組み合わせたアンバランスな建物が見えてくる。

青海⇒東京ビッグサイト

ゆりかもめの動画はここまで。有明、有明テニスの森を通って

豊洲の新市場が見える

まだ見学していないが立派な施設だ

そして首都高10越えを越えるとやっと新豊洲に着く。

向こうは川を越えて築地・銀座・有楽町へと続く

何やらアヤシイ塔がある、ここから入ります

予約バーコードを見せると、いきなりロッカーの部屋へ。ここで素足になり足はズボンも膝まで捲ってください、と言われる。スマホやカメラ以外は全て置いて入る。

誘導員に促されて薄暗い入口に入ると、いきなり真っ暗で足元だけに赤いランプがついている通路を進む。足元はふわふわしたクッションになったり固いものになったりびっくりする…何これ?

説明の表示はあるけれど…

次は水 流れる水の中の結構傾斜の強い場所を登って行く

登った上は…


何だか、わけわからない中で進む(笑)。滝の横に出口?があって、係の人からタオルを渡され、椅子の部屋で足を拭く。説明のボードもあって、夫々が作品という事だ。この先はまた暗い通路…

いきなりの明るさに( ゚Д゚)

実際には何人か人が動いているのも分り、段々理論的な謎が判ってくるけれど、目はまだ見たい感じがする(笑)


光と鏡と音との効果は絶大で、自分が浮いているような、周りがどんどん動いて行くような不思議な感覚になる。体から魂が離れるってこんなかも、など思う。

暫く座ってみて、次の部屋へ進む また暗い通路を上ったり下ったり

今度は水が脹脛位までの部屋になってゆらゆらした感じ

結構抵抗がある水の中を歩くが、どこまでが端で、どこが出口なのかわからない(笑)

よく見たら光の鯉が素早く動いている

小さな部屋もあってそこは水が冷たくてベンチが置かれている

どんどん変わって行く中で、ここは梅の木と満月に見えた


何が出てくるか、どこが終わりかよく分からないので余計に不安定な雰囲気…でも、また足を拭くタオルを貰ってベンチのある部屋で、あとどのくらいか聞いたのでホッ(笑)
今度の部屋はでっかい風船が詰まった場所。風船の下についている出っ張りがセンサーになっているらしく、叩くと反応して色が変わる。不思議な音楽の流れる中で押しのけたりたたいたりしながら進む



とはいえ、いよいよ最後の部屋。 素敵な癒し系の音楽が流れる中でプロジェクトマッピングの花たちが舞う。暫く寝っ転がってみていると、自分に降ってくるようで綺麗だった。ここの画像は暗くてよく分からないので、画像だけで。

こんな風に鏡の上で寝っ転がって写したらデカ足も写ってました(;'∀')

扉があるので地平線?が判るけれど、一体化しているとふわふわした感じになる

まるでふってくるようで、夢心地…

やはり実際に体験するというのは凄いものだ。暗がり、音楽、目の錯覚も含めた画像の力は大きい。暫しの異空間で面白い時間を過ごしたのは、全て回って1時間半くらいだった。ウォーターフロントの大人の癒し空間かな 向こうは隅田川の河口

すっかり夕方になった

地下鉄の方が少し早いのだが、行きと逆風景を楽しみながら新橋迄、またのんびりゆりかもめで戻った

水の広場

街中に戻ってきた

すっかり夕闇の街になっていて、新橋の赤ちょうちんに呼ばれて串カツとビール(^.^)でお疲れさん。揚げたてを人が作ってくれるのは美味しい。お腹を満たして家路についた。

不思議な1日…近場でも新しい事はあるものだ。
動画が入り長くなったかと思うけれど、お付き合いありがとうございました。

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