押し花と身近な花たち

2023/07/17 03:42

随分前に「ハルメク」という雑誌の「色のあせない押し花」の体験コースに申し込んでいた。余り深く考えず押し花は好きでよく作るのだが、色があせるのが残念だなと思っていたので興味を覚えた。

日程が近づいて詳しい説明が送られてきたら…今NHKの「らんまん」で取り上げられている植物学者・牧野富太郎モデルの放送で、植物標本や押し花の指導をしている杉野宣雄という先生だって♬。
新宿での2時間ほどの体験コースに参加してきた

〇プロフィール　⇒

お父さんが押し花電報を手掛けられた話にへ～(^.^)　おじいさんが植物学者で、牧野富太郎とも交流があったとのことにもへ～(^.^)。
父親は化学薬品関係の仕事をされていて、変色しない押し花の開発で父親に請われて一緒にこの仕事を始めたとの事。理科系の私がこういう仕事につくとは思っていなかったとの話、「らんまん」が話題を呼んでいるが、牧野富太郎さんがこの手法を知って使えたなら、どんなに喜んだだろうと思う、という話などにウンウン…

色々事前に押し花が用意されていて、カードとボールペンの胴体に押し花を挟んだものを作る体験をする。机に色々な押し花で作った小物たちが並べられていた

この押し花自体の発色が良くてとても美しい。アレンジはそこそこどうにかなると思うが、色があせない押し花が造りたい。そういう押し花自体を作る教室もあるらしいが、そっちの方が興味ある＾＾；

とにかく夫々配られたキットを使って、作り方のレクチャーを受け、先生と助手の先生方に手伝って貰いながら作ってみる。

カードに薄く花の印刷がしてあるので、その上にピンセットで花を置いて行く。出来上がったらその上に特殊な粘着シートを静電気が起こらないようにしながら乗せ、上からしっかり押さえて完成。こんな感じ

私が造ったのはこれ　お花1つを使ったり、解体して花びらを散らしたり、葉っぱを表も裏も使ってアレンジ。やはりシートを被せる時に動いてしまって少し歪んだ(笑)　この上から布を当ててアイロンがけする方法(シートにしっかりつく)もあるらしいが、今回はこのまま。

しおりのような印刷した紙の上にも、花をアレンジして同じようにシートを貼る。それを切ってボールペンの筒の部分に丸くして入れて完成。ちょっとバランスが悪かったけど、花びら自体は可愛い💕

これらは作ってある押し花を使って、予め場所が下絵のあるカードに乗せるだけのごく初心者向けの物だったので作る事自体は割と簡単。
厚みのある物も工夫次第で押し花にできるらしい　例えば🍓みたいなのも

そして押し花を使って風景画のような仕上げにしたり

ハートのコラージュを作ったり

色々な物を作れるみたいでステキだな～(^^)v
秋にこの「色褪せない」押し花造り自体を体験するコースが準備されているらしい。それもやってみたいな…夢は広がる(笑)
この日は結構年配の方が多く、先生と写真を撮って貰っている人もいたので、私もちゃっかり一緒に撮って貰った(笑)

杉野先生曰く、薔薇やユリなどの豪華な花だけでなく、野に咲く野草も立派な押し花になりますって。確かに、自然の草たちも可愛い。押し花の作家さんも、方法も色々とあるのね…ちょっと　調べてみようかな…
・・・・・　💐　・・・・・

母の施設に行ってきた。頼んでいた、安定感のある椅子が届いたので確認もある。

自分から進んで動かないので少し低めの椅子にすると、立ち上がるのに少し負荷がかかるのでちょっとでも太ももの筋肉が使われる。奥行きが深すぎるとふんぞり返って座るので、浅め。ひじ掛けの形が手を掛けやすく立ち上がりやすい。5万も10万もかけたら本当に機能性を考えた老齢者向きの椅子もあるが、そこ迄掛けられない＾＾；これで我慢して貰おう

暑いから今回はお向かいの公園に行って、近所のお家の花壇を見て回るだけのお散歩。それでも色々な可愛い花たちが見られて楽しい。こんな花を押し花に出来たらきっと楽しいよね～　ということで、母の施設の近くの花たちの写真(^.^)