水仙の写真いっぱい駆け足旅

2008年のウィーン学友協会黄金の間大ホールでのコーラスの演奏旅行でヨーロッパが大好きに! 駆け足の旅中心に綴ります

写真を「撮る」ことが好き^o^
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旅行では動くバスの窓から撮るのが腕の見せ所(笑)。
四角の枠に自分なりに考えて構えるのが楽しみ
思い出の昔の写真から日々の写真までアップしています

念願の迎賓館赤坂離宮見学 8月20日 その1

赤坂離宮の見学はネットで簡単に予約できるので、かなり前から予約しては予定が入ってキャンセルが続き、ようやく今回はそのまま予約日通りに行くことができた。真夏にどうかなと思ったけれど、丁度曇りで大して暑くならずにラッキーだった。
新しいミラーレスとスマホの二刀流で撮ったらかなり色目が違う^^;前庭は予約なしに無料で見学できるので、青空での写真はまた来ようと思う(笑)


迎賓館赤坂離宮の概要
明治42年に当時の東宮御所(皇太子一家の住居)として建設された。日本では唯一のネオ・バロック様式の宮殿建築で、明治期の本格的な近代洋風建築の最高峰として当時の建築・美術・工芸の粋が集められた。出来た当時、明治天皇が「ちょっと豪華すぎたかな」と言われたと伝えられている。
戦後すぐには国会図書館や一時詰所として使われたあと、昭和30年代に入り日本が外国からの賓客を迎えることが多くなったため、国の迎賓施設へ大規模改修を施し、和風別館の新設と合わせて昭和49年に現在の迎賓館となった。平成21年に国宝に指定され、平成28年4月から一般公開されている。


本館と和風別館のガイド付き見学の予約に当選した人は、時間30分前までに四谷の学習院初等科側の西門から入る。ここで先ずは荷物検査を受け説明を受け…

前庭への門を通り越して

本館入口も通り越して本館の西南側に回って

主庭にでる。広い…東京のど真ん中にこんな広い場所があるなんてね~

和風別館当選者集合場所テントへ時間内に集合する

登録を済ませたら、出発時間に再集合してガイドさんに従って見学をする。
近くで、丁度植木職人と思しき人が「もっとこっち」と剪定の真っ最中。きっと職人魂に基づいてきっちりした仕事をしているんだろうなぁ

さて引率されていく道はいかに?

道は砂利道で結構狭い^^;

向こうは現東宮御所、皇太子ご一家のお宅へ続いているそうだ

人が離合できるかできないかの程狭い道を通って行く

すごい森に入って行く、と思ったら

すぐに視界が開け、緑の美しい芝生の築山が現れる

細い道をうねうね進むと梅の木立が見える 小さく見えるけれど、人の背丈の倍位はある

その左に建物が見えてくる

木立に包まれて見え隠れする小さな建物を越えると

池が見えてくる


建物も見えだすのだが、道が狭く曲がりくねっていてなかなか到達しない(笑)

そういう設計なのだが、建物が池に写って綺麗だ

梅の木の方に一度回って建物の方まで歩き続ける。

やっとたどり着いた、ぞろぞろぞろ(笑)

浅い池で色とりどりの鯉が泳いでいる

建物の横から見る池。
ここは最初建物を映すために水を張っただけだったのを、田中角栄がせっかくなら魚がいたらいのに、と言ったか言わなかったかで、彼の地元の鯉が放されたらしい。

やっぱり一端近づいてまた築山に回って、あんなに細い道が続いていたんだね…

芝生がとてもきれいに整えられている。来賓によっては私たちか巡ってきた方向から入る時もあるらしい

まわりは視界を遮るように背の高い木々も植えられているが、近年はそれ以上に超高層ビルが建ってなかなか大変らしい。事前に各国のSPが来て下調べをするので、高いマンションが建つとそこまで何メートルか、高さは何メートルかなど、聞かれてもいいように情報の準備はしているとのことだった。

池と反対側には盆栽が沢山整えらている。室内の展示に使われるらしい

左に見えている玄関から入って行く。

この和風別館の中では写真撮影は一切禁止とのこと。せっかくなので広報の写真で楽しむべし(笑)。
青空が水に映って鯉が優雅だ。鯉は赤が背中から3本入っている模様の物が高価なものだとのこと。

玄関を通り抜けると正面玄関に続く坪庭があり、孟宗竹が綺麗だ

右側が正式な正面玄関になる

最初の間にも、水の揺らめきが天井に映るような設計になっている

大広間


茶室は外の水場から続いての部屋で、伝統芸能の紹介の場として使われる

料理室。海外の要人などと少人数で日本料理が楽しめる即席の台所兼ダイニングのような施設。数日泊まる来賓の場合もここで料理をだすそうだ。

こうして色々な内部の説明を受けたら、またうねうねの元来た道をガイドさんが先導し、警備員が最後の人がちゃんとついて行っているか確認しながら帰っていく。

行き道で建物が木々に隠れていたのは接待の建物を包んでいたというのが解る。
これが予約制で入れる赤坂和風別館でした。実は思ったほどのことはなくて(笑)、日本の和の部分を知ってもらいながらの接待のほんの一部であり、警備と他からの隔離も大切なのだろうと感じた。


順路としては、もとのテントに戻った後、国宝の噴水や主庭など外観を見て、本館を見学(ここも内部は撮影禁止)する。その後前庭横の入口から入って本館の正面を堪能し、中門を通って正門から出る。


噴水と本館の南側 噴水も国宝だそうだ


噴水に向いた、本館南面の外観



日本庭園でもなく洋風ガーデンでもないし、松が多くて不思議な感じの庭になっている

本館、南角の外観

しっかり見学したらいよいよ本館の見学へ向かう。ここは西側壁面。円形のひさしがオシャレ

この左側からが本館見学入口

順番に入場

ここからは写真は禁止。また広報の写真で続きます。

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