熊野古道への旅 2日目 ②滝尻王子・熊野本宮大社
熊野古道館には色々な貴重な資料などが展示されて熊野古道が説明されている。
京から大阪を南下し、高野山を避けて紀伊路から中野辺へ入るルートの入り口に当たっている。
時間を掛けて、ゆっくり味わいながら全てのルートを歩くのが本来だが、今回はバスメインで、1.三軒茶屋跡から祓殿王子、熊野本宮大社と大斎原、補陀落山寺・浜の宮王子 2.熊野那智大社、那智山青岸渡寺 3.熊野速玉大社、神倉神社の、3つのエリアの近くを3時間程ずつの、語り部さんの案内を聞きながらまわる。
滝尻王子はこの道なのね~と確認だけ^^;
とても綺麗な紅葉だった
大岩を挟んだ根っこ
神社で手を合わせる
歩けばこの道を行くわけだ。かなり険しい。
お昼は親子丼
三軒茶屋跡へとバスで向かうのだが、途中で川に中州が現れ、後から歩いて降りてくる大斎原の林がみえてきた
突然大きな鳥居が見えてびっくりした。
ここが今日のゴールになるらしい、さあ歩いてくるぞ! 田んぼの中に建っている鳥居が元々あった大鳥居とのことだ。洪水で流されて、新しく今の山の中腹に建てられたという。通り越して先に移動、山の中へ入って行く
バスから降り、熊野古道の三軒茶屋迄途中から入る。道が険しくて無理そうな人は10分以内に決断したらバスは待っているとのこと。楽勝かと思ったら古道に入る迄がかなりきついアスファルトの坂で、かなり息が上がった。
私達より年配と思われる人が多かったのに、皆かなりのハイペースで驚いた( ゚Д゚)。
ここから現地のガイドさんについて貰って説明を受けながら歩く。
アスファルトの道から杉の木々が綺麗な山道に入る
こちらは、大阪から続いている三軒茶屋跡までの熊野古道だそうだ
反対側の、ここを潜って先へ進む
時々給水タイムを取る
気持は良いが結構な山道だ。マスクはしたままなので、時々外して深呼吸(笑)
見晴らし台に上がる
木々の間から、来るときに通った、蛇行した熊野川が見えてきた。
もう少し進むと…鳥居だ!
夕陽も綺麗に見える展望台だそうだ
また元の道に降りる
土の道をてくてく歩くのは楽しい。歩きながらガイドさんからの、この地の歴史や道しるべの見方など色々な話がある
石塚遺跡
全体ではどのあたり?
家があるところ迄近づいてきた
流石の時代を感じる
苔むし方がとても古そ~
ずんずん進んで行く
立派な男神社の屋根が見えてきた
御神木多羅葉の木
直ぐ傍に黒い八咫烏ポストが設置されている。黒は全ての色を合わせた尊い色、神の遣いである八咫烏の色、本宮の神聖な色とされる。多羅葉の木は、葉の裏に爪などで文字を書いていたことが葉書の語源となり「葉書の木」「手紙の木」とも呼ばれているそうだ。
狛犬にもマスクがかけられている サッカーで有名になった八咫烏ののぼりがあった
こちらの門を入ると…
熊野本宮大社の姿は神々しかった
なんて美しい屋根なんでしょ!!
木のそのままの形を使った柱のダイナミックなこと( ゚Д゚)
素の木の力は偉大だ
ここから2時間ほどかけてゆっくり行きに見た大斎原迄歩く
次回に続けます