水仙の写真いっぱい駆け足旅

2008年のウィーン学友協会黄金の間大ホールでのコーラスの演奏旅行でヨーロッパが大好きに! 駆け足の旅中心に綴ります

写真を「撮る」ことが好き^o^
主にスマホで、時々ミラーレスで
旅行では動くバスの窓から撮るのが腕の見せ所(笑)。
四角の枠に自分なりに考えて構えるのが楽しみ
思い出の昔の写真から日々の写真までアップしています

中欧ヨーロッパ旅行・ブダペスト市街観光

このツアーにしてはゆっくりの9時にホテルを出て、ハンガリーのブダペストへ向かう。
トイレ休憩を挟み、バスで移動の間ずっと緑の草原と菜の花畑が続く。
川を幾つか越え

草原が続く

途中でトイレ休憩。草原の中には菫や大いぬふぐりなどが咲いていたが、沢山のタンポポの綿毛が飛んでいて積もっていた。雪みたいにふわふわしており、かなりの量でびっくりした。

今は手続き不要だが、国境の検査場 昔は結構パスポートの提示で時間がかかったらしい去年クロアチア方面を訪ねた時もバス全員のパスポートを提示して、検査のために軍の兵士がバスを一巡したりで、規定なのだろうけれど面倒だった。EU間という統一化は旅行者にとってもありがたい。

何故か国堺を越えると見えるのもハンガリーっぽい景色の気がする(笑)

途中の鉄道。これに乗って移動する中欧コースもあった。

オーストリアとはまた違う景色

段々街っぽくなってくる

ヨーロッパの煙突は本当に楽しい。かなり近代的なビルでもやっぱり屋根には煙突がいっぱい連なっている。冬場は相当冷え、寒い冬にはマイナス10℃~20℃位迄下がるらしい。やっと春になって昼間は結構暖かい気候になったところだ。

さあ、先ずは早めのお昼ごはん

ワイン蔵のような場所を利用した煉瓦造りのお店。とても雰囲気がある。この地域は自家製ワインが作られる。

お鍋で出てきてテーブルで分ける。いい香りのシチューだ

素朴な感じのケーキは美味しかった

ブダペストの街はドナウ川を挟んで丘の多いブダ地区とペスト地区に分かれているが、川を渡る橋が有名だ。中心の鎖橋の下流にエリザベート橋とその夫フランツ・ヨゼフの名前の橋がある。歴史的に色々あったオーストリア支配を嫌ってはいても、親しみある二人の名前が付けられたという。

鎖橋の下を観光船がくぐる
隅田川の水上船を思い出す(笑)。
やはり日本の川の護岸はヨーロッパに比べるとしっかりしているなーと思う。切りたった山々がすぐ近くにあるわけじゃなく流れは日本ほど急ではないし、台風もないからかな…

橋の入り口でライオンが迎えている


三越っぽい(笑)

一方通行で、ペストの街並みの路地が見える道路を通って行く

間のビルが取り壊されて、継ぎ目があらわになっている。地震のない国は煉瓦作りで鉄筋は使わないようだ

街の建物はどれも歴史的な古いものばかり この先は歩行者天国になっている

ここも建物の曲線のラインと煙突がいい

ヨーロッパではおなじみの移動式の観覧車

馬車が玄関に着けるように曲線が多いのかもしれないが、日本では素材は煉瓦や大理石でなかなかこの柔らかな線は見られない。

路地の建物はどれも古くからの物


ブダ地域の丘にある漁夫の砦~マーチャーシュ教会の方へ坂を上がっていく。ガイドさんがマロニエの花を1折りして香りをかがせてくれた

階段を上がっていくと…

ここに出ます 白い塔がある漁夫の砦。対岸ペスト地域を、ドナウ川を挟んだ向こうに見渡せる。

砦というだけあって川の上から見張っていたのだろうけれど、白い尖った屋根は独特だ

砦自体も綺麗だが眺めはもっと素晴らしい

ドナウ川と向こうのペスト地域 夜はこれのイルミネーションの景色を見られるんだと思うと、更に心躍る♬

私たちが来たのとは違う、かなり厳しそうな階段のルートもある

川側と反対側に、立派なゴチック様式の外観のマーチャーシュ教会が建っている。色は違うが、シェーンブルン教会の屋根のように模様があるタイル屋根が面白い

右側の側面 このふっくら感が内装を見るとはっきりとした違いとしてわかる。ゴチック様式は厳然とあるのだが、タイルの屋根や円を使ったデザインなど、そこはかとなくモスクの曲線を思わせる雰囲気が…

ペストからの解放の記念碑はヨーロッパには必ずある。その三位一体像と左側の側面 
ここは城バスの停車場になっていて、お土産の店がブダの丘方向に続いている

重厚ながら花の模様の大きな扉…ここで戴冠式なども行われてきた

花びら型のステンドグラスモチーフでバラの花を表しているという

濃いめの金泊が張られていて、どこかアジアの雰囲気も感じる。それもそのはず、モスクとして使われていた時代もあったという。曼荼羅に似た丸い輪の中の漆喰に描かれた絵や、柱のタイルなどイスラムの風とミックスされた重厚な空間だ

5つの曲線の小さなステンドグラスはとトレードマークのバラの紋章のアレンジ
エリザベートの戴冠式もこの教会で、リストの伴奏でなされたとのこと。

丸窓の少しずつサイズを変えて明るさも増して、光が美しく入ってくる工夫を見よ!!

柱は1本でなく数本で1つの支えになる。その模様もそうだが、床のタイルの色の組み合わせは何とも言えない色目とデザインだ

そんなイスラムの香りが漂うモスクの雰囲気の設えとゴチック建築のレースのような繊細な形と融合している。

ステンドグラスの色も形も美しい。同時に、ゴチック的な繊細な飾りを付けた変則な形になっている水色系のガラスを通した光が、漆喰のブルーグレーとベージュの模様をより美しく照らす

キリストを表しているのに、彫刻の像の形はイスラム(笑)

キリストや聖人のバックもイスラム教とキリスト教の融合そのもの。

イスラム風の、金とドッド柄の背景にキリストが眠っているなんて不可思議な空間だ。

唐草模様の原型を感じるような水色と金の模様がステキだ。その周りの曼荼羅のような掛け軸のような飾りがマッチしているところがいい

レースのような繊細な金飾り、青と赤と緑と金の配色…畳のヘリのような台に乗っている塑像、クジャクの羽のモチーフのような模様、透かしの技術…本当に不思議な世界だ

暫く座って周りをじっくり眺めさせてもらった。飾りの重々しさで涼しく荘厳なのに、どこか暖かい雰囲気だった。
ため息をつきながら教会から出る。ブロンズの街のレプリカに、カラフルな旧市街の地図も素敵

中央右付近のオレンジが今の位置。川側の2/3位の左下から上がってきた。ここから岡側に移動し、桜並木の並木から市街地を見ながら、王宮や遺跡後を見て左の端から出ていく。

水飲み場。結構冷たくて美味しかった

傷んだ部分の修復は、職人さんたちが随時行っているようだ。暑さを避けて陰を見つけて行っていた

街は整然と整えられて、ラフな感じのお店などの通りと静かに街並みを見る場所をはっきり分けているようだった。

抜けると崖になっていて、ちょっとした台地の上に旧市街のメイン部分が乗っている感じだ。ここにもさっきのと同じようオシャレなに地図があった。
一眼レフのカメラでここ!という1枚を撮るのもカッコイイ。

崖の向こうの風景

やっぱり屋根には煙突が沢山続いていた。左手の王宮を廻ってこの下に出ていく

これは桜並木だそうだ。咲いたら素晴らしいだろうなー。小さな赤い実がなっていた

切りだし石灰岩と煉瓦の組み合わせがオシャレだ。屋根は組まれた木製の裏うちの上に赤屋根が乗っているものが多い

王宮。手前の石の部分は遺跡で、これから発掘が進む場所らしいが、かなり広かった

丘を下って王宮を下から見る 横の線が強調された壁とまん丸の窓が印象的

下まで降りて振り返るとこんな感じ。重々しく、煉瓦作りの壁という感じだ。

ここからドナウ川を渡ってペスト側の街を自由散策。
歩いて鎖橋を渡る。向こうの王宮の丘にのぼってきたのだ

聖イシュトヴァーン大聖堂を見学



エルジューベト広場の大きな塑像を見て

面白い銅像が多い川べりのトラム沿いを歩いてみた。

見えるここから景色の銅製の模型? ベンチ?

鎖橋のいいスケッチ描けましたかぁ~(笑)

聖イシュトヴァーン大聖堂を見学
青銅の屋根は重みがある。両サイドの鐘楼の白い時計と黒い時計が時を告げる

当然ですが、大きいです(笑)


後姿を見ると髪の薄い人が多いと思ったら、教会の中に入る時男性は帽子を脱ぐからなのね~(笑)

半立体の像は皆違う人を表している! その周りの細やかな装飾は素晴らしい。

光りをうまく取り入れた作りになっている

ギラギラしない金色にブルーの色目がとても美しい

天井から壁、床の大理石迄、どこも全てが重厚で素晴らしい。特に大理石の輝きはぴかぴか。角面の曲線を飾る装飾も細かいし、角の絵の描かれている部分の面も全体が程よく湾曲している美しいデザイン。

光が当たる部分の金色は更に柔らかな色目になっている

ドームに入る光りを受けてクジャクの羽のようだ

ステンドグラスにかくかくやしていない柔らかな曲線の人が描かれ、その光が大理石に反射する

階段のオレンジの光りにすりガラスを通した光が入って、ふちを飾るクリーム色の模様を浮きだたせている。

パイプオルガンの上のドームから自然光が入ることで大理石は輝きが増し、金は柔らかな輝きになって、より神々しい雰囲気になっている

ガラスに張られた透かし模様の繊細なこと!! 素晴らしい教会でした

1896年にできた英雄広場はバスから見るだけの予定だったけれど、添乗員さんが差し繰りしてくれて降りて見学する時間ができた。

それぞれの柱の間にハンガリーの英雄たちが立っている。これが両側に2つ

こんな感じ。ここに

この大きなガブリエル像の乗った塔が重なって…

こんな広い広い場所になっている。広すぎて、よっぽどの大人数がうろうろしても、大したことなく見える(笑)

この周りの道を、ビアダルを乗せた変わった車?が走っていた。全員が樽からビールを飲みながら、皆でペダルを漕いで走っている変な四輪自転車(笑)

こうまでしてビール飲みたい? ノンべなら「yes」

広場の向かいに1896年の建国1000年記念でギリシア神殿風の柱を持った国立西洋美術館が建てられた。一見小ぶりに見えるが背が高いから~^^;

英雄広場を挟んだ逆方向にはもう1つ似たような形の現代美術館が建っている。こちらも建築年度は同じ建国1000年記念の1896年だが、ピンクの壁とフレスコ画風の絵が特徴。

半日ちょっとでいやー、よくこんなに沢山の見どころを回ったものだ(笑)。
結構お腹もすいてワインセラーで晩御飯。なかなかいい感じ!

膨大な数のワイン。

サラダとパンを撮りそこなった。フランスパンで美味しかったのに残念
メインはひき肉のパンケーキ包み ふとーしぎな味だった

ケーキは団子のようなカステラに生クリーム

3人ほどで楽器を鳴らしてくれる。バイオリンは結構上手な太っちょのお兄さん、ワインセラーの煉瓦によく響いていた

皆で一度ホテルメルキュール・ブダに戻り、オプションの人だけ急いでまたドナウ川ナイトクルーズへ。














































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