実家へのノスタルジー旅 ④友人たちと会う 筑紫・大宰府
午前中は主人と、見落としている東京に移すものがないかチェック。まだ娘のお雛様の残りや、お正月のお屠蘇セットなど子供達に渡すものも残っていた。昔の蓄音機や蛇味線、先祖が有馬公から頂いた額や60年近く前の版画は持ち出しかな。博多人形や有田焼、薩摩焼などの壺や茶器も沢山あるが、銘は入っているものの中途半端で悩む^^;。
などと言っていたらあっという間に出る時間…久しぶりにバスで西鉄迄出る。
成田山(千葉の成田さんの分院)の観音様がでかい(笑) 内部は空洞になっていて、上がって中から外が見える
西鉄電車など撮ることもなかったが、懐かしい
急行に乗って筑紫駅迄行く。昔より急行が止まる駅が増えていた(^.^)
窓からのJRへ向かう六ツ門方面の市のメインの明治通り、だが閑散としたものだ(ーー;)
210号線は向こうは3号線に繋がり、後ろは浮羽・吉井と続く右が筑後川の堤、正面は佐賀の背振山。標高は高くないが、気流が複雑で戦時中は飛行機がよく墜落したらしい
3号線の久留米大橋
反対側、上流の宮の陣橋
筑後平野…ただ田んぼが続くだけなのだが、落ち着く(笑) この辺りは県境が入り組んでいて、向こうは佐賀県になる
駅に着いたら面白い車両がいた 頑張れ、運転手さん(^^)v
友達の家のカッコイイ外観の写真はピンボケでこれしかない、残念
ダイニングの出窓の手作りのクラフトの小物が可愛い。
部屋のあちこちの何気ないアレンジがステキ。
1階はキッチンの体面にリビングダイニングと続いて仏間、2階は4つの個室、3階の半屋根裏は1フロアの広い空間で、展示会などに使っている。15年ほど前再婚したご主人が、彼女の為にアトリエになる場のある家を買ってくれたのだ。それを有効利用して、生き生きとした生活をしている。
これは中古の下が物入れになっている丸テーブル
石粉粘土の大作 初期の頃のものだ
ピアノの上にも石粉粘土の小物たち
玄関のオブジェ、でも白い竹の筒は100均だそう(笑) 置くだけでもセンスがいい
お手製のシーフードスパゲティを食べながらよもやま話…
中々の激動の過去を持っている彼女^^;最初の結婚相手が同級生に詐欺まがいの保証人として3000万の借金を背負うだまされ方をした。ピアノとクラフトを教え、早朝と深夜はコンビニでバイトをして、週末はブテッィクで販売員をして返済し、二人の息子を大学に進ませ成人させ…がついに離婚。10年程前に再婚して子供達も結婚、去年は癌を克服。今は「atom美」という韓国のネットワークビジネスで月20万収入を目指しているらしい。シツコイ勧誘などはしなくとも、彼女の肌が広告になって人から聞かれるらしいが、さもありなん(笑)。無添加なので、母の歯磨き粉やハンドクリームや乳液等普段使いの物は私も随分前から使っている。人としゃべるのが苦手だから^^;自分から広めようとは思わない。そういう意味でも、どんな過酷な環境の時も、明るく綺麗でセンスが良くて…できる限りに頑張って大したものだ。
あっという間に時間が過ぎ、西鉄電車で二日市へ。福岡方面の山々
急いで少し先の10月に浦和から福岡に戻った中学時代からの親友のいる二日市へ。今回は9月に会って直ぐだからまた今度、と思っていたら「福岡にきとって会わんやら信じられんけん😠」とクレームがきたので、2時間ほどだけど会いに行く(笑)。
折角だからと、大宰府を周りながら話すことになった。大宰府線に乗るのは何年ぶりだろう…なつかしか~
馴染みの参道(^.^)を進む
どん付きの大鳥居を越えると待っている、小さいけれど文化九年(1812年)の古い狛犬
いつもは人も多く、また来られると思って写真など撮らなかったけど…太鼓橋を渡る
右側にはお土産もののあるうぐいす茶屋
中ほどにあるお社
左側の島には亀と鷺が多い 鳥がわかるかな?
末社、志賀社
あっという間に陽が落ちる
懐かしい風景♫
菊祭りが素晴らしい
規模が大きく見ごたえがある
楼門手前の狛犬は明治39年の寄進
手水舎
青銅の麒麟の像
お菓子にもなっている、鷽
この鹿の親子の像は初めて見たように思う
牛は湯島にもあるが触られててかてか(笑)
さて、いよいよ本殿へ
これも写真に撮るのは初めて
こんなに人がいない大宰府は初めてだ(^.^) ここの白い狛犬は1852年のもの
この奥に遊園地がある。高校の遠足で来てジェットコースターに乗った事、息子の合格祈願に来た事、色々と思い出す。何て静かな大宰府だろう?!
さて、帰り道だ 太鼓橋の裏側
紅葉もあちこち残っている
延寿王院山門
ここにご神牛がいる
大楠
浮殿には綺麗な紅葉が…
寺田やで焼き立ての梅が枝餅を買って、食べながら参道を戻る
やっぱり美味しい♫
すっかり夜になってしまった参道に月が綺麗
友達といつもと違う大宰府を見られたし、やはり来てよかった。
ホームも神社っぽくアレンジされている
慌ただしく行き来した1日だった。
でも友達とも会えて、大宰府にお参りもできた。主人の帰りと待ち合わせて、駅でお刺身と焼き鳥(豚バラ串も♫)と🍺を買って家へ戻る。ちょっとやそっとでは片付かないことを実感した実家行だった^^;。
まだ続く(笑)