水仙の写真いっぱい駆け足旅

2008年のウィーン学友協会黄金の間大ホールでのコーラスの演奏旅行でヨーロッパが大好きに! 駆け足の旅中心に綴ります

写真を「撮る」ことが好き^o^
主にスマホで、時々ミラーレスで
旅行では動くバスの窓から撮るのが腕の見せ所(笑)。
四角の枠に自分なりに考えて構えるのが楽しみ
思い出の昔の写真から日々の写真までアップしています

熊野古道への旅 1日目その③ 醤油の里湯浅からホテルへ

バスに乗り、湯浅へ南下する。

山田川という川の横に観光用の大型駐車場があり、そこから川を渡っていく。

実は余り旅行のしおりに湯浅のことは詳しく乗っていなかったので、通るだけくらいに思っていた。しかし、ガイドさんの話を聞くと、醤油の発祥地として有名な場所だとのこと。覚心という僧が1254年に宋から金山寺味噌の醸造方法を伝えた後、醤油造りが発達したという。ここは熊野詣のおりに上皇や貴族が宿所として滞在した街で、平安時代からの豪族湯浅氏の本拠地として栄えた町らしい。バスから降りると細い路地に、明治か江戸時代にタイムスリップしたかのような黒塀の家並みが続いていてびっくり。

8軒ほどの醤油づくりの家があり、他も古い佇まいを残した建物が多くて素敵な町だった

軒には醤油や味噌の店の案内版が吊るされている

可愛い飾りのようなものが掛けられている家が多い

海に近い漁師町でもある

古そう…

時代によって手摺格子、切子格子、出格子と形が変わって行った「格子」がとても綺麗で古い町並みにマッチしている

おじいさんやおばあさん達が、自家製のみかん(隣街の有田みかんが有名)を1袋100円とか200円とかで売っていて、どうぞどうぞと試食させてくれる。それが本当に甘くて、大抵の人があっちこっちのお店で購入していた(笑)。私達も美味しいので1袋買った。

金山寺味噌とお醤油を買うつもりだったが、何処がいいか良く分からないので、味見をして江戸末期頃の建物という「太田久助」醸造で金山寺味噌

味見用にバケツ一杯の味噌が置かれている(笑)

1841年創業で1866年建築の「角長」でコクのある醤油と卓上用の醤油パウダーを購入した。

職人蔵で醤油を作る過程を展示してあるコーナーがあったので見学する
小さい場所だったけれど、昔ながらの作業道具等、私達でもわかる道具もあったりして面白かった。

ここが出入り口

出来上がったらこういう器に入れていた

土壁は何だかほっとする

大豆を炒る

大豆を潰す

窯で温める

絞る

動力は勿論人力

重石で押さえるのは大切な作業

色々と学ぶことがあった。街並みも醤油と味噌の起源も素晴らしい

交差する路地も趣がある

倉を利用した案内所

お店の中に色々展示もあって楽しい

歌の書かれた行燈や提灯など

ここにも可愛い小物が箱に入っている

格子にちょっとした可愛い飾りが可愛い

朽ちかけているが土壁の建物が残っている 昔、しょうゆと漁網を販売していた竹林家

6軒が続いている

歩いてみると素晴らしい町だった。たった50分しか時間がなくて本当に残念、最初から見どころ一杯と知っていて時間があったら、もっと回れたのに~

そしてバスに乗って今夜の宿泊ホテルのある、みなべへ向かう。あっという間に日が陰って海に注ぐ河口に夕日が沈む

ホテルは海を見渡せる崖の上にあったので、荷物を置いて急いで浜までの道を降りて行く

浜からホテルを見上げる

天神埼の小さな湾になっていて小目津浜からの夕焼けが綺麗だった

大広間での食事だが、大き目の4人掛けのテーブルに2人が斜めに座る。

売店にはパンダ系のお菓子がいっぱい(笑)

温泉も湯量も多く、ゆったりして気持ちが良かった。(ホテルのHPから)席は1つおきで、脱衣室も係の人が何度も拭き掃除していた

窓から見える海越しの対岸の灯り

SNSの新しいお気に入りさんの和歌山在住の方が山と旅行がお好きで、熊野古道の写真などもアップされている。今回の旅行の前に日記にあっプしていたところ、ツアーなのを承知で明日の闘鶏神社には行けるから時間が分れば連絡してとのこと。ネットの知り合いへの信頼性には意見は色々あるが、信頼できると判断した方だし中々会えないので連絡をしてゆっくり眠る。旅行の時は家にいるよりずっと健康的(笑)。
明日はいよいよ熊野古道へ進むので楽しみだ♬

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