2015.11.27~ ハーグ、アムステルダム公演旅行 1日目
先ずは合唱の話から
私が合唱に初めて足を突っ込んだ(笑)のは、小学生の時のNHK大阪児童合唱団への入団。たまたま通っていた小学校の音楽の先生が指導されていて友達が入っていたので、皆と遊びたくて加わった。ヨーロッパから来日した「木の実十字架少年合唱団」と共演したりしたけれど、殆ど興味なかった(笑)
6年の途中で福岡に転校してからは陸上やソフトボールなどスポーツばかりしていたので、コーラスとは無縁だった。その後京都の大学に進学した時、強引に勧誘され混声合唱団に入って毎年1度の演奏会4ステをこなして4年間歌っていたが、卒業とともにまた無縁に。
子育てのを経主人の転勤で東京に来て子供のPTAの知り合いに紹介で、今の「くりの実会」という女声合唱団に入る。もう20年ほどになるが実はコーラスより指揮者で指導されている辻先生のおしゃべりが面白くて、その漫談のような話を聞きたくて通い始めた^^;。
辻先生は芸大の声楽出身だがイタリアでデビューしたオペラにストで、柔らかいテナーの名手だ。合唱連盟や指揮者協会の理事でもあり、日本では自分の声楽コンサートより、全国で指導している合唱団の指揮の方が有名かもしれない(笑)。
くりの実会は辻先生のおかげでNHKのステージのバックやフォークシンガーとの共演等楽しい企画に参加させてもらえることが多い。初めてのヨーロッパ旅行が辻先生の引率のウィーン学友協会でのステージだった。
2011年3月の東日本大震災の1週間後に、辻秀幸先生と弟の志朗先生によって、イタリアで高田三郎の日本語の組曲を娘の高田絵里さんの伴奏で歌う演奏旅行の予定だったが、戻ってこらないかもしれないということで断念。
そして2年半前久々に辻先生が合唱指導をされるということで、くりの実の皆とヴェルディの「レクイエム」を歌いにオランダ・ベルギーへの旅行となった。
◎2011年11月24日~11月29日 ヴェルディ作曲「レクイエム」公演旅行
・2014年11月25日、ハーグ市アントン・フィリップ・ホールでの前夜祭公演
・2014年11月26日、コンセルトヘボウ 大ホールでの本公演
指 揮:小松 長生
演奏会場:アムステルダム・コンセルトヘボウ 大ホール
オーケストラ:ドイツ・ノルトヴェスト・フィルハーモニー
ソリスト:Soprano Bilyana Danailova/Alto Alla Gorobchenko/Tenor Mark Fowler/Bass Vesselin Stoykov
合唱指揮:辻 秀幸・仲子 誠一 合唱団:ヴェルディ・コンサート合唱団
このために半年以上前から週1度の練習を重ねて本番に臨む。アンデス地方の人っぽい^^;先生は、練習ではラフな感じ(笑)
アムステルダムまでの直行便使用。私たちはその他大勢だが、先生方はゆったりしてもらわなきゃ打。今回、辻先生も合唱指導の跡本番では歌われるとのこと。同じステージで一緒に歌えるなんて嬉しい。
わーい、やっと着いたと思ったら何とトラブル発生(@_@;)
空港でベルトに乗って出てきた私のスーツケースの車の部分がへこんで割れていたのだ。中かからは割れて外が見えるほどで鍵も閉まらない状態に…初めて保険を使ったが、搭乗員さんの対応に感謝。書類に書き込むときに「いつ買ったんですか?」「7年前位ですかね」「3年前ね」、「幾らでしたか?」「量販店で2万弱のバーゲンで…」「4万位ね」ってな具合だ(笑)。日本に戻ってから保障されるとのことで、とりあえずはベルトで縛って応急措置。
いきなりのハプニングでへこんだが、空港で結婚するまで勤めていたオランダ銀行の宣伝文字を見つけて何だか懐かしくなった。気分を変えていざ!!
同じヨーロッパ大陸の国ながら、どこがとはっきり説明できないけど、やっぱりどこかオランダっぽい街並みを抜けてホテルへ。
軽く夕食を食べて同じソプラノパートの皆と雑談。食堂の入口に面白い楽器があったが、果たして音はでるのかどうか…
近くのマーケットを探索に行くことになった。主婦の集団である(笑)。日本語でちゃんと「お寿司」表示されているまがい物じゃないものも多くてびっくり。フランスとは大違い(笑)
果物はとても種類が多く、割とリーズナブル
これぜーんぶチーズです。流石にオランダ!
スッキリした部屋だった。ちなみにオランダ人の平均身長は世界一高い。私は161センチで大して困らなかったが、小柄な人たちは「便器によじ登ったわよ!」とのこと。洗面台も高いので水道の蛇口に届かずバスタブの水道を使ったとのことだ。たしかにね~
その分ベッドは大きめでのびのびだった。
4日間はこの部屋だ。日程表を見ながら、気温を考えて明日以降着る服を決め、ゆっくり休む。