水仙の写真いっぱい駆け足旅

2008年のウィーン学友協会黄金の間大ホールでのコーラスの演奏旅行でヨーロッパが大好きに! 駆け足の旅中心に綴ります

写真を「撮る」ことが好き^o^
主にスマホで、時々ミラーレスで
旅行では動くバスの窓から撮るのが腕の見せ所(笑)。
四角の枠に自分なりに考えて構えるのが楽しみ
思い出の昔の写真から日々の写真までアップしています

5月のスペイン旅行 1日目午前2 サグラダファミリア・外観

雨はやまない(T_T)。現地ガイドさんは現地に住む日本語を話す方だった。
バスを降りてサグラダファミリア迄ほんの少し歩くのだが、既に工事現場がある塔が見えてきてワクワク!

しかし土砂降りで大変な勢いの降り方になってきた。あー、このために選んだコースだったのに…何故…

先ずは説明を聞きながら外観を見て回る。ひょっとしたら上れないかもしれないと思うと写真も枚数が多くなってしまう^^;


サグラダファミリアというのは直訳すると「聖家族贖罪教会」という、カトリックの教会のバシリカだ。聖堂の東方の、ほぼガウディの生前に作られた生誕のファザードには、キリストの誕生から幼少期までを表現した彫刻などが施されている。その後作られた聖堂の南西側の受難のファザードには最後の晩餐からキリストの死までの彫刻などが施されている。
そして新しく、正面になる予定の栄光のファサード、4本の福音史家の塔とイエスの塔がこれから作られる。今迄内戦によって関係書類が失われてしまって、完成迄100年とも200年とも言われていたが、3Dや各種の技術の進歩で、現在は2026年に完成を見るのではないかと言われている。


生誕のファサード 雨でレンズの中が湿って曇ってるが、雨の中で撮っている時は分っていなかった。

人に与える圧はただものではないが、一番古い部分で雨風での浸食もあるからかもしれないとはいえ、何故こんなにも落ちつきのない曲がった線で作ったんだろう?と思うほど全体がうにょうにょというのが感想(笑)世界遺産になっているのはこの生誕のファサードと地下聖堂だ。

近く体と全体は入らない。しかし見上げると何が何だかだな^^;

生誕のファサードの扉の辺り 左は東方の三博士。その上の左右の3体が楽器を奏でる6人の天使像、中央の扉の柱の上はイエスの生誕で、コーンの先のようなところが受胎告知。因みにガラス部分は中から見ると美しいステンドグラスになる

真上を見上げると、結構立体的にでこぼこが激しいことがわかる

当初あった建物に後から足されている場所は、色が違うので直ぐ分る

ガウディの建築には、虫や動物、果物等の彫刻が沢山用いられている。上に乗っているのを晴れていて塔に上れたらもっと近くに見られたのだろうになぁ…つい愚痴が出てしまう

やはりカメラを構えるのは面倒でも、ミラーレスとスマホではクリア加減が全然違う

受難のファサード 右2段目が処刑場に向かうイエスとイエスの顔が映った布を広げるゲルニカ、上がキリストの貼りつけ、中央下がユダの裏切り、馬の像はロンギヌス

貼り付けのイエスの下、中央がイエスの顔が映った布を掲げるヴェロニカだが、十字架を持っているのはシモンで左にいるのが処刑台に居向かうイエス。左は処刑されるイエスの服を賭けて賭博をするローマ兵、右はイエスの埋葬、屋根?の上の、4つの塔の間にぽっちに見えているのが昇天するイエス。上から下を見下ろしていて、これで一連の物語が終結する どれにもちゃんと意味がある像で、色々と知って見るとそれなりに面白い。


過去数回ヨーロッパを訪れているので、色々な教会も見てそのたびに色々なガイドさんからヨーロッパの歴史と宗教についてはレクチャーを受けてきた。かいを経るごとに段々分ってきたような気がするが、毎回新しい発見があるのは楽しい。

生誕のファサードと対照的に直線的な受難のファサードではあるが、どこから見ても良くわからないでこぼこが多い(笑)

窓のガラス部分は中からの素晴らしいステンドグラスになっているが、光の入り具合が考えられた傾斜や形になっている

扉の銅彫刻も立体的で緻密だ 入って直ぐに「今日の塔に上るのは帰りの階段が危険ということで中止になった」と知らされた。残念…このために来たようなものなのに…

テントウムシ、カタツムリ、カエルなど葉の中にいろいろ隠れている


何と雨は土砂降りになって雷迄鳴りだした。エレベーターで塔に上り螺旋階段で下りてくるはずだった時間が浮いたので、ゆ~ったりと内部と地下の広い博物館を見てから外に出ると、晴れ間さえ見えていた。う~何故あの時間だけ!!!

向かい側の公園から全体が見える

うまくいくと逆さサグラダファミリアが見られる

管理棟を通って昼食へ

歩いてそう時間の掛からない場所のお店

曲線…

野菜は朝もあまりなかったので嬉しい 飲み物はサングリア

カネロネスという食べ物らしい(笑)

味のないプリンみたいなデザート 残しました(^_^;)

さあ次は、時間的にはこの前だけど、サグラダファミリアの内部と地下の博物館をアップします

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