水仙の写真いっぱい駆け足旅

2008年のウィーン学友協会黄金の間大ホールでのコーラスの演奏旅行でヨーロッパが大好きに! 駆け足の旅中心に綴ります

写真を「撮る」ことが好き^o^
主にスマホで、時々ミラーレスで
旅行では動くバスの窓から撮るのが腕の見せ所(笑)。
四角の枠に自分なりに考えて構えるのが楽しみ
思い出の昔の写真から日々の写真までアップしています

ハイデルベルク散策

ネッカー川のほとりに開けた街で、カール・デオドール橋という大きなアーチが美しい橋が架かっている。
街には600年以上の歴史を持っ、ドイツで一番古く有名なハイデルベヘルク大学がある。なんでこんなに大きな広場があるんだろうと思ったら大学があるからだった。観光客も多いがやはり学生も多い。街はやはり色々な色の壁の建物が多いが、色目は随分地味だ。
先ずは丘の上のハイデルベルク城迄行く。
13~16世紀にかけてプファルツ選帝侯の居城として建てられた古城で、何度も戦禍に巻き込まれ、その都度修復が行われたものの8世紀に廃城となった。
大きな門を通ると城門をくぐると広場になっており、同じ建物でも古い時代からの違った様式で各階が建てられている。まだ修復途中の建物は朽ちかけたまま、まるで時代が止まっているようだ。


正面のフリードリヒス館はドイツ・ルネサンス様式の建物で、地下には22万リットル入りのワインの大樽があり、城中の兵士にふるまわれたという。


館裏手のテラスからは川のほとりが見渡せ、眼下にずっと遠くまで美しい景色が広がる。
城の北側にある火薬塔の周辺は荒廃したままに残されていて、戦いで爆破されて歪んだままの塔の石煉瓦に苔が生えている様子は、何とも不思議だ。壊れているので建物内部や建て方が分って興味深い。

門の天井部分には戦争になった時に下される、鉄格子の端が歯のように並んでいて恐ろしい


城の裏手は戦いで壊されかけたままの建物が残っている

不思議な空間を見学した後は、テラスから見えたハイデルベルクの市街地へ
橋を渡ると双頭の門から街に入る。ここにも上には策が収められていた

家具や建物のミニチュアがとてもかわいい

家と家がぴったりくっついているが、全くの別棟だ。日本の長屋のような建て方になっている。古い所は家によって階の天井高がまちまちに違う。

学生の街を後にバスでスイスへ向かう。
一度に南ドイツらしい色々な観光地を回って本当に山ほどの写真を撮ってしまった^^;。でも後からこうして振り返るときには、写真があると思い出が鮮明になるのでよかったと思う。




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