クロアチア駆け足旅13 ザグレブへ
まずプリドヴッツェの近くで昼食。
道路沿いながらゆったりしたお店へ
野菜のスープ
野菜たっぷりのメイン
デザート
まだ高校生くらいの少年が家の手伝いをしていたのが印象的だった
そしてザグレブへ向かう
休憩の、丘のお店
さくらんぼがなっていたいたのでびっくり
椿のようなバラのような…時期はどうなんだろう?
街が近づいてきた
水色のカッコイイトラムが走っている
イェラチッチ公園近くでバスを降り、旧市街の観光は先ず聖母被昇天大聖堂へ向かう。
街は歴史が長いだけに、時代的な面白い建物も多い。歩く街の土地夕の同じ建物の角でも、それぞれに違って興味深い。
円柱の支えのベランダと、最上階だけえぐれた形になっているバルコニー
角を切った形になって、上には三角の屋根
建物に這う蔦もいい感じだけど、屋根部分が四角錐・八角錐だったり、右上の建物など八角の屋根の上に丸型の半円カーブになっている塔風の屋根が乗っている、すごい!!。
大聖堂の鐘楼が見えてきたが、片方は工事しているようだ、残念。
日本だけでなくヨーロッパ各地でも、建物の修復等をしている間は同じ写真の幕を被せるものをよく見るようになった。何となく変な感じだ(笑)。
何だかふとっちょのサイロのようなそぐわない感じの建物が見えてきた。結構正面を拝むまでには時間がかかりそうだ^^;。
館の向こうに白い鐘楼が見えてきた。
坂道なのでなかなか上にたどりつくのは大変だが、お花畑の先に美しい全体が見えてくる。105mの鐘楼はザグレブで一番高い。左の塀は、城壁の跡だとのこと。
9世紀に最初に建てられてから、11世紀に破壊され13世紀末にゴシック様式で再建。16世紀にはオスマン帝国軍の侵入に備えてまわりに城壁が建設される。17世紀の塔の建設再開の時にはバロック様式に建て替えられ、19世紀の大火で大きな被害を受けた後ネオゴシック様式に建て替えられた。
長い変遷で色々な時代の建て方が組み込まれて現在の建物になっている。改めて他国と陸続きのヨーロッパは、建物も統治者の盛衰に翻弄され続けたんだなぁと実感する。
坂の上は広場になっていて、向かい側には青空のもとに白に金が輝く、ホーリーメアリーモニュメントがそびえている。
バスも沢山行き交うが、宣伝バスの派手な絵が面白い
右の石垣が16世紀に造られた5~6mの高さの城壁の跡 大聖堂の左手に当たる
ここに鐘楼のモニュメントと昔そのままの時計が埋め込まれているので、い写真ポイントでが絶えず写真を撮っている。
青銅正面から見て右側。時代による増築・修復によって壁の色が色々になっているのが解る。内部も色々な時代のものが見られる。
細かい彫刻が幾重にも施されていて重厚な正面の扉から入る。
中に入るとどうしたわけか、急に露出が変になってピントが合わなくなった…ちょっと残念な写真が多くなってしまった。
半円の扉上の飾りで、大きな円の横に小さいのが2つあるのは初めて見た形だ。
立体的な曲線で作られたとても繊細な雰囲気のシャンデリアだ
大理石と金の組み合わせが美しい
身廊の柱の説教壇飾り
祭壇上のステンドグラスに陽の光が入ってまぶしい
パイプオルガンの飾りが、紫と黒と銀でシックな組み合わせで、天井が水色に白の水玉っておっしゃれ~。
4人の天使が支えているこの絵は期待していた通り。ブルーを基礎に綺麗なものだった
祭壇のキリスト像の上に、今はクロアチアにしか残っていないという古代グラゴール文字の壁がある。キリル文字の原型となったものらしいがさっぱり内容は分らない。ただとても古い文字らしいということはひしひしと感じられる
これは平面に6本十字架の上に灯りを載せたタイプのシャンデリア。透かし模様も素晴らしい
祭壇前のお花が野の花っぽくていい感じ
壁の埋め込まれた半立体の塑像に、どこか観音様の雰囲気を感じた
流石に燭台飾りの豪華なこと!
アロイジエ・ステピナツのろう人形
クロアチア全体にも貢献した司祭ながら、ユダヤとの関係において色々とあって評価が分かれていたため、複雑な扱いをされているとのこと。
主祭壇の奥にはアロイジエ・ステピナツの石棺が置かれている
絶え間なく信者たちがお祈りをしている
すーごく広いというわけではないけれど、ぎゅっと詰まっている感じの通称大聖堂からほーっと出てくると、日差しがまぶしかった(笑)。
トカルチチェヴァ通りを通って行く。時代を感じる建物がいっぱい
煙突フェチ(笑)なので、色々な楽しい屋根と煙突が沢山見られてとってもいい気分♬で坂道を登っていく
このあたりは特に時代が古く、出窓は木製だし漆喰も剥げ落ちている部分も多い。そこを雨どいを新しくつけたり、窓枠を冊子に変えたりして使っているようだ。
2階の窓にマリア様が見える
途中でドラツ青果市場を通って更に進む。
植木も色々並べられていた
両方の家につなげる為に、完全に歪んでいる屋根(笑)。古いものと新しいものが混在しているのが面白い。
これは古い飾りを模して作られた新しいもの。それでも凝っている
これは古~い木製の、半円部分の彫が珍しい扉
聖ユラス像を折り返して
坂を上って石の門へ。
石の門は、道が90度の角になっている上に建物があるトンネルのような場所だった。
「ここは写真禁止です、聖なる場所なのでむやみに大きな声で話したり笑ったりしないように」とガイドさんに言われた。確かに静かにろうそくを立て、跪いてにお祈りをしている人ばかりだった。
石の門をあとに坂を上がり、聖マルコ教会へ向かう。
旧市街はそんなに広くはないのだが、見るところはいっぱいだ。
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